俺の青春イチャラブ高校生活を返せ

真木 輝

第4話 買い出し

「・・・おいお前ら、なんで俺の家にいる?」

秋風は当然のようにくつろいでいる、玲、楓、小春を見て肩を落とした

そして玲を呼び寄せて

「おい、俺はお前だけを読んだはずだが?」

「まぁ、いいじゃねぇーか、多い方が賑やかだろ」

「今回は許してやる」

そう言うと秋風は楓たちの方まで歩き出した

「にしても、一人暮らしにしては広いわね」

「誰か同居人でもいるの?」

小春はニタァっとしながら秋風に冗談っぽく言う

「いるわけないだろ」

「そもそもお前ら何しに来たんだ?」

「え?遊びにに決まってるじゃない、それと、明日の打ち合わせとね」

「明日?なんかあったか?」

「え、玲くん言ってなかったの?」

小春は玲の方をじっと見た

「あ、あー、そういえばー」

「しっかりしてよね本当に」

こいつらなんの話をしてるんだ?

「てことで、明日合宿の買い出し行くから」

「いや、てことでってなんだよ!」

「どうせ暇でしょ」

うっ、それを言われては終わりだ

「わかったわかって行くから」

「さすが我が親友だぜ」

「てことではしゃくぜー、ビール持ってこい!」

「いやないから」

「何だよー、用意しとけよー」

「へいへい」

そしてこの後、結局全員寝てしまったのであった




ピンポーン

んー?誰だよ、もう朝か?

ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン

あーもううるさいな!

晴人は立ち上がって、玄関に向かった

「はい?どちらさまですか?」

「はい、真莉です!」

ぶっーーー

晴人はその瞬間吹き出した

「お、お、お、お前何しに来た⁈」

「え、会いに来ました?」

いや普通に言うなよ

「それより、入れてください、寒いです」

「いや真莉、男の部屋には容易に入るものではないぞ、男ってのはだな・・・」

「へぇー、そのあなたの価値観は、寒くて風邪をひきそうな、あなたを引いてしまった女の子より大事ですか?」

「いや、あなたを引いてしまったはいらないから!」

そんなやりとりをしている時、

「んー?晴人?どうかしたの?」

少し寝ぼけながら楓が起きてきた

「いや、まて何でもない!」

しかしそれは遅かった

「「・・・・・」」

真莉も楓も目があったまま動かない

「もしもし警察ですか?実は家に少女を連れ込んでる男が・・・」

「おおおおおおおーい、違うんだ、ただの知り合いだ!」

「晴人、あの夜の誓いは嘘だったの?」

「おい、話をややこしくするな」

てへっと真莉が可愛らしい仕草をする

「まぁ冗談はここまでで、本当のことを話しますね」

「私は、東条真莉、晴人さんの彼女です」

「違う!」

「わかった、話すから、2人とも俺の部屋まで来てくれ」

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