は・み・る・な日常
~~白亜の日常=裏側澪サイド3~~
私は二度寝しようとした馬鹿者の頭に拳を落とした後、簡単な朝食を作りやっと起きて来た白亜に食べさせる。
「・・・痛い」
「大丈夫ですかハーちゃん?」
人が作った朝食を食べながら恨みがましい目で私を睨んで来る。何気にさっきの納豆はちゃと完食して来たらしい。
箸は無かった筈何だが?
「お前があの状況下で二度寝を敢行しようとするからだろう」
「逆に永眠するかと思った」
「させてやろうか?」
「そんな駄目ですよみーちゃん!」
「そう怒るな常だーーー」
「私まだ防腐処理の仕方とか知らないですよ!」
「お、おう?」
マジかこの女?冗談だよな?
「いや、おう?じゃねぇよ!突っ込めよ!お前は何を防腐処理する気だよ!」
「そんな。ハーちゃんったら、恥ずかしいです」
クネクネして恥ずかしがるポイントじゃ無いよな?
「いやいや、何が恥ずかしいんだよ!言えよ!今の流れで何を加工処理すんだよ!」
「騒がしいぞ白亜」
私の精神衛生上よろしく無いからな。
「おいー!流さないで!お願い本気で止めて!ここは追及しようよ親友その2!」
「誰が親友その2だ。・・・それに答え聞くの流石に怖いだろ?」
いや、マジで。
「聞かないのも怖いよ!!」
「大丈夫ですよハーちゃん。安心してください。いざという時はプロの方にお願いしますから」
うん。マジだな。決めた放置で行こう。
「全く、早く食ってしまえよ。遅刻するだろ」
「流しやがったこの女!クソッ!流石にそろそろ突っ込むの怖い(泣)」
さっさと飯を食わせようとしたら、何とこの期に及んでまだ学校をサボろうとしやがったので、私は早く着替える様に取り敢えず包丁で脅す。
こいつの場合はこれ位で丁度良いからな。
その後安定の瑠璃の暴走で白亜が脱がされて行くのを動画で撮影する。
うん。必要だよな。
瑠璃が白亜に着せるならメイドか?ナースか?と聞かれたので取り敢えずナースと言っておく。
あの黒髪にナース服の白は映えると思ったからだ。
だが、流石にこれ以上粘るのは危険だと感じたのか、白亜もようやく制服に着替えると叫び出す。
最初から素直に着替えれば良い物を・・・。しかしナース服は着ないのか・・残念だ。
「そういや制服何処だっけ?」
「おい!」
その後捜索したらパソコン机の下に在ったが、探し当てた瑠璃が、当然の権利ですーーーと、主張して白亜の着替えを無理矢理手伝っていた。
少し羨ましい。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「・・・汚された」
「朝っぱらから人聞きの悪い事をーーー」
気持ちは分からなく無いがな。
学校に向かい歩いて居る最中忌々しそうに白亜は空を見ていた。
「お前朝から自然現象に喧嘩売るなよ」
「何も言ってませんよね!?心読まないでいただけますか?!」
やっぱり考えていたか。それよりも。
「お前が分かりやすいのが悪い。と、言うか瑠璃そろそろ戻ってこい」
「つーか、何でこいつは朝っぱらから、こんなにツヤツヤしてんだ?」
(・・・知らぬが花だな)
「何か言ったか?」
「いや、何も?」
瑠璃も白亜も私の嫁だ。結果は変わらん。
瑠璃が又も暴走しだしたが聞き捨てならない言葉に思わず口を挟む。
「私は新スク派だ!そっちを要求させて貰うとしよう」
どちらも捨てがたいがどちらかと言うと新スクだな。
「どっちも着ませんよ!?」
「「え~」」
着ろよ!
「まあ、良いじゃないか。コスプレ撮影会くらい」
私のコレクションをそろそろ増やしたいし。
「更にハードル上がってね!?私みたいなモブじゃ無く澪や瑠璃で良くね?!」
こいつ、本当に自分の容姿わかって無いな。
「じゃあ、みーちゃんとハーちゃんのコラボレーション撮影会ですね!!」
「さらっと混ぜられた!?」
知らん間に混ぜられた!?くっ、だがツーショットも捨てがたい。テアに任せれば良い物が撮れるか?
「いや、だからやらんて!!聞いて!私の言葉!会話のキャッチボールッ!とても大事!ねっ!」
「大丈夫です。私とハーちゃんの間には、言葉何て無くても想いは伝わってます!婦警さんのコスプレですね?」
「良し。それで行こう!」
婦警も良いな!
「いかねーよ!?欠片も伝わってないよね?!」
そんな在る意味で何時も通りの会話をして登校する時間は、私の幸せを感じる時間の一つだ。だが、学生が多くなるにつれ白亜の口数は少なくなっていく。
「おはようございます会長。彼方さんと士道さんもおはよう」
「あぁ、おはよう」
「おはようございます」
「えと・・・おはよう・・ございます・・・」
ただの挨拶に尻すぼみになる白亜。
「・・・お前、そろそろ私達以外ともマトモに話せるようになれよ」
「うう・・・だって怖い」
「もうみーちゃん!ハーちゃんはこれで良いんです!」
「瑠璃」
私の言葉に瑠璃が反対すると、その言葉に乗っかり白亜は瑠璃にヒシッ!と、しがみつき感謝を表す。
「甘やかすなよ」
全くしょうがない。
(ハーちゃんは私達だけ居れば良いんです)
「ん?何か言った瑠璃?」
「いえ、何も言ってませんよ?」
(ヤバイ聞こえてしまった)
こいつは本当に白亜を自分で囲い混む積もりだからな~。
私は一人瑠璃の言葉に恐ろしい物を感じていた。すると瑠璃が背筋が寒くなるような笑顔で「・・・みーちゃん?」と、呟き首をコテンと、可愛らしく傾げる。
しかし私はそれに命の危険を感じ、首が飛ぶんじゃ無いかと自分でも思うほど首を横に振る。
「どした澪?」
「いや、聞こえて無いならいいんじゃ無いか?」
頼む!今は聞くな!私の命が危ないから!?
「そうですよハーちゃん。ハーちゃんは何も気にしなくて良いですからね~」
その後、ゲーセンに突入しようとしたり、何とか理由を付けて帰ろうとする馬鹿者を無理矢理引きずり学校まで運び、ようやく下駄箱に辿り着く。
「帰りたい」
「まだ下駄箱ですよ」
「ダメ人間」
私は白亜の言葉にため息を付くのだった。
「・・・痛い」
「大丈夫ですかハーちゃん?」
人が作った朝食を食べながら恨みがましい目で私を睨んで来る。何気にさっきの納豆はちゃと完食して来たらしい。
箸は無かった筈何だが?
「お前があの状況下で二度寝を敢行しようとするからだろう」
「逆に永眠するかと思った」
「させてやろうか?」
「そんな駄目ですよみーちゃん!」
「そう怒るな常だーーー」
「私まだ防腐処理の仕方とか知らないですよ!」
「お、おう?」
マジかこの女?冗談だよな?
「いや、おう?じゃねぇよ!突っ込めよ!お前は何を防腐処理する気だよ!」
「そんな。ハーちゃんったら、恥ずかしいです」
クネクネして恥ずかしがるポイントじゃ無いよな?
「いやいや、何が恥ずかしいんだよ!言えよ!今の流れで何を加工処理すんだよ!」
「騒がしいぞ白亜」
私の精神衛生上よろしく無いからな。
「おいー!流さないで!お願い本気で止めて!ここは追及しようよ親友その2!」
「誰が親友その2だ。・・・それに答え聞くの流石に怖いだろ?」
いや、マジで。
「聞かないのも怖いよ!!」
「大丈夫ですよハーちゃん。安心してください。いざという時はプロの方にお願いしますから」
うん。マジだな。決めた放置で行こう。
「全く、早く食ってしまえよ。遅刻するだろ」
「流しやがったこの女!クソッ!流石にそろそろ突っ込むの怖い(泣)」
さっさと飯を食わせようとしたら、何とこの期に及んでまだ学校をサボろうとしやがったので、私は早く着替える様に取り敢えず包丁で脅す。
こいつの場合はこれ位で丁度良いからな。
その後安定の瑠璃の暴走で白亜が脱がされて行くのを動画で撮影する。
うん。必要だよな。
瑠璃が白亜に着せるならメイドか?ナースか?と聞かれたので取り敢えずナースと言っておく。
あの黒髪にナース服の白は映えると思ったからだ。
だが、流石にこれ以上粘るのは危険だと感じたのか、白亜もようやく制服に着替えると叫び出す。
最初から素直に着替えれば良い物を・・・。しかしナース服は着ないのか・・残念だ。
「そういや制服何処だっけ?」
「おい!」
その後捜索したらパソコン机の下に在ったが、探し当てた瑠璃が、当然の権利ですーーーと、主張して白亜の着替えを無理矢理手伝っていた。
少し羨ましい。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「・・・汚された」
「朝っぱらから人聞きの悪い事をーーー」
気持ちは分からなく無いがな。
学校に向かい歩いて居る最中忌々しそうに白亜は空を見ていた。
「お前朝から自然現象に喧嘩売るなよ」
「何も言ってませんよね!?心読まないでいただけますか?!」
やっぱり考えていたか。それよりも。
「お前が分かりやすいのが悪い。と、言うか瑠璃そろそろ戻ってこい」
「つーか、何でこいつは朝っぱらから、こんなにツヤツヤしてんだ?」
(・・・知らぬが花だな)
「何か言ったか?」
「いや、何も?」
瑠璃も白亜も私の嫁だ。結果は変わらん。
瑠璃が又も暴走しだしたが聞き捨てならない言葉に思わず口を挟む。
「私は新スク派だ!そっちを要求させて貰うとしよう」
どちらも捨てがたいがどちらかと言うと新スクだな。
「どっちも着ませんよ!?」
「「え~」」
着ろよ!
「まあ、良いじゃないか。コスプレ撮影会くらい」
私のコレクションをそろそろ増やしたいし。
「更にハードル上がってね!?私みたいなモブじゃ無く澪や瑠璃で良くね?!」
こいつ、本当に自分の容姿わかって無いな。
「じゃあ、みーちゃんとハーちゃんのコラボレーション撮影会ですね!!」
「さらっと混ぜられた!?」
知らん間に混ぜられた!?くっ、だがツーショットも捨てがたい。テアに任せれば良い物が撮れるか?
「いや、だからやらんて!!聞いて!私の言葉!会話のキャッチボールッ!とても大事!ねっ!」
「大丈夫です。私とハーちゃんの間には、言葉何て無くても想いは伝わってます!婦警さんのコスプレですね?」
「良し。それで行こう!」
婦警も良いな!
「いかねーよ!?欠片も伝わってないよね?!」
そんな在る意味で何時も通りの会話をして登校する時間は、私の幸せを感じる時間の一つだ。だが、学生が多くなるにつれ白亜の口数は少なくなっていく。
「おはようございます会長。彼方さんと士道さんもおはよう」
「あぁ、おはよう」
「おはようございます」
「えと・・・おはよう・・ございます・・・」
ただの挨拶に尻すぼみになる白亜。
「・・・お前、そろそろ私達以外ともマトモに話せるようになれよ」
「うう・・・だって怖い」
「もうみーちゃん!ハーちゃんはこれで良いんです!」
「瑠璃」
私の言葉に瑠璃が反対すると、その言葉に乗っかり白亜は瑠璃にヒシッ!と、しがみつき感謝を表す。
「甘やかすなよ」
全くしょうがない。
(ハーちゃんは私達だけ居れば良いんです)
「ん?何か言った瑠璃?」
「いえ、何も言ってませんよ?」
(ヤバイ聞こえてしまった)
こいつは本当に白亜を自分で囲い混む積もりだからな~。
私は一人瑠璃の言葉に恐ろしい物を感じていた。すると瑠璃が背筋が寒くなるような笑顔で「・・・みーちゃん?」と、呟き首をコテンと、可愛らしく傾げる。
しかし私はそれに命の危険を感じ、首が飛ぶんじゃ無いかと自分でも思うほど首を横に振る。
「どした澪?」
「いや、聞こえて無いならいいんじゃ無いか?」
頼む!今は聞くな!私の命が危ないから!?
「そうですよハーちゃん。ハーちゃんは何も気にしなくて良いですからね~」
その後、ゲーセンに突入しようとしたり、何とか理由を付けて帰ろうとする馬鹿者を無理矢理引きずり学校まで運び、ようやく下駄箱に辿り着く。
「帰りたい」
「まだ下駄箱ですよ」
「ダメ人間」
私は白亜の言葉にため息を付くのだった。
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