ゴブリンから頑張る神の箱庭~最弱からの成り上がり~
「それで判断とかある意味凄いな!?」
私の名前は彼方 瑠璃、聖嶺高校に通う高校二年生です。
「えっ?そこから始まるの?」
「ご主人様、し~」
「もう、ハーちゃんったら、ハーちゃんの新しい友達に自己紹介も兼ねてるんだから!」
「・・・・そう」
え~と、兎に角普通の女の子でした。
「ダウト」
「ハーちゃん?」
「すいません」
ですが、ハーちゃんが事故に会ったとみーちゃんに電話で聞き急いで病院に向かう途中、信号を渡り終えるとそこは森の中でした。
「急展開過ぎるだろ!!」
「だって本当にそうなんですよ?」
「えぇ~、信号渡ったら異世界って流石に・・・・」
「異邦人。詰りるりさん?みたいに、召喚でも転生でも無くこの世界に来ちゃった人はそんな感じに急展開らしいよ」
「へぇー、そうなんだ。てっ、何その顔?」
「別に~、私の言う事は信じてくれないのにその子の言う事は信じちゃうんだ~、って思って」
「嫉妬か」
「そんなんじゃありません~。む~、続けるよ」
いきなり見知らぬ森の中に行った私は何が何だか分からず、辺りを見回しても信号も横断歩道も無い、全くの知らない場所に立ち竦んで仕舞いました。
でも、幾ら待っても元の場所には帰れず、仕方がなく私は森の中を進む事にしました。それでも見たことが無い動物や草木に私は心細くて仕方が無かったけど、これがハーちゃんやみーちゃんが話をしていた異世界って物なんだって思いました。
「それで判断とかある意味凄いな!?」
「えへへ」
「いや、褒めて無いよ?」
「む~」
そして私はこの状況はハーちゃんから借りてた小説そっくりの状況だったので、何とかして何処かの町に行こうとしました。でも、その途中にモンスターに襲われ危ない所を冒険者の女の人に助けて貰えました。
「怪我は!」
「えへへ、大丈夫だよハーちゃん」
「そう」
「やっぱり、ハーちゃんは優しいね」
「・・・続き」
「は~い」
助けて貰った冒険者さんに私みたいな人間は異邦人って呼ばれてるって聞いてこれからの事を聞かれた私は、小説みたいに先ずは冒険者ギルドに行きたい。と、言い連れていって貰うことにしました。
その冒険者さんにこのアリスベルまで連れて来て貰った私は、ギルドでその人と別れて受付に「何とかなりませんか~」って聞きに行こうとした時、冒険者さん達の喧嘩が始まっちゃいました。
その喧嘩はどんどんいろんな人を巻き込んで大事に為って、受付嬢さんまで出て来て止めようとしてたけど全然止まらなくて、だから私も受付嬢さんと一緒に「止めて下さい」って言おうとしたら、何時もみたいに転けちゃってそれにビックリした皆が止まってくれたんです!
「ただ単に何時もみたく、いろいろはだけて見惚れただけじゃないの」
「む~、誠心誠意お願いしたから皆辞めてくれたんです」
それで、その騒ぎを聞き付けて止めに来たローレスさんに騒動の鎮圧の御礼を言われて、その時に私の事を話してそのまま受付嬢にスカウトされたんだよ。
「なるほど、じゃあもう二ヶ月位受付嬢やってるの?」
「えっ?ううん!もう半年位やってるよ」
「・・・半年」
「どうしたんですかご主人様?」
「ご主人様?」
「瑠璃後で話す。前にも言ったけど同じ時代の人間が同じ時代に辿り着くとも限らないから、私がここに生まれる前に瑠璃がこの世界に存在してもおかしくないよ。ただ本当に運が良かったけどね」
「そうなんだ」
「相も変わらず緩いなこの女」
「む~、ハーちゃんはすぐそう言う」
「ま~ま~、でも同じ時代に再会出来て良かったかな」
「まあね」
「はい」
「さて、瑠璃からは聞いたけどとりあえず何で瑠璃をスカウトしたの?」
「彼女は異邦人だからだ」
「何か問題が?」
「異邦人は女神様からスキルを授かっても居ないし、何の説明も無いままで放り出されるから保護、もしくは自立までの支援が決まりなんだ」
「そうなの?」
「うん、でも、それを悪用して悪さするのも居るってお父さんが言ってたけどね」
「ほう」
「誓って何も悪さはしていないさ」
「分かってる」
「受付嬢をやって貰ったのは彼女の人気が有った事とこの世界に慣れて貰うため、後は仕事の斡旋だ。それと名前は無用なトラブルを避ける為、元の物をこの世界の名前に合わせて付けさせて貰った」
「そうか」
それだけ言うと、ハーちゃんは立ちあがり。
「瑠璃を私の親友を助けてくれてありがとう」
そう言ってローレスさんに頭を下げて御礼を言いました。
ハーちゃんが頭を下げた!?でも、それが私の為って凄く嬉しいな!!
「頭を上げてくれ。当然の事だ」
「それでも、私に出来る最大限の感謝は伝えるよ」
「そうか」
「それで、これからどうなるの?」
どういう事?
「ギルドとしては彼女の人気も考えてこれからも・・・と、思っているがそれは彼女が決めるこ・・・」
「ギルド長何を言っているのですか!彼女はもうギルドに無くてはならない人物です。このまま働いて貰うべきです!!」
「ゲイル何を言っている。これは彼女が決めるべき事だ」
「うっ!それはそうですが」
ゲイルさん私の事をそんなに考えてくれていただなんて、何時も私の事をチラチラ遠くから見ていたから、てっきり私の事は嫌い何だと思ってました。
私が今まで勘違いをしていた事に申し訳無さと嬉しさを感じていると、横に座って居るハーちゃんが静かに嗤っていました。
あれ?これってみーちゃんと一緒に悪い事考えていたり攻撃する相手を見つけた時の顔?
「そうだよね。決めるのは瑠璃だ!と、言う訳で瑠璃?」
「えっ?あっ、はい」
いきなり話を振られて驚く私。
何でハーちゃんの新しい友達の子達はそんな顔してるんでしょう?
「瑠璃はこのままギルドで働くのと私の隣どっちが良い?」
ハーちゃんがいきなりそんな事を聞いて来る。
そんなの聞かなくても分かってる筈なのに?勿論。
「勿論ハーちゃんの側に居たいよ?」
「なっ!」ニヤッ!「ハッ!」
私が答えた瞬間、ゲイルさんが項垂れハーちゃんが勝ち誇った顔をする。
「・・・ハクア」「・・・ご主人様」「・・・先輩」「あはは」「・・・主様」「流石おねちゃん」
何故か微妙な空気が漂ってました。
何が起こったんでしょう?
「えっ?そこから始まるの?」
「ご主人様、し~」
「もう、ハーちゃんったら、ハーちゃんの新しい友達に自己紹介も兼ねてるんだから!」
「・・・・そう」
え~と、兎に角普通の女の子でした。
「ダウト」
「ハーちゃん?」
「すいません」
ですが、ハーちゃんが事故に会ったとみーちゃんに電話で聞き急いで病院に向かう途中、信号を渡り終えるとそこは森の中でした。
「急展開過ぎるだろ!!」
「だって本当にそうなんですよ?」
「えぇ~、信号渡ったら異世界って流石に・・・・」
「異邦人。詰りるりさん?みたいに、召喚でも転生でも無くこの世界に来ちゃった人はそんな感じに急展開らしいよ」
「へぇー、そうなんだ。てっ、何その顔?」
「別に~、私の言う事は信じてくれないのにその子の言う事は信じちゃうんだ~、って思って」
「嫉妬か」
「そんなんじゃありません~。む~、続けるよ」
いきなり見知らぬ森の中に行った私は何が何だか分からず、辺りを見回しても信号も横断歩道も無い、全くの知らない場所に立ち竦んで仕舞いました。
でも、幾ら待っても元の場所には帰れず、仕方がなく私は森の中を進む事にしました。それでも見たことが無い動物や草木に私は心細くて仕方が無かったけど、これがハーちゃんやみーちゃんが話をしていた異世界って物なんだって思いました。
「それで判断とかある意味凄いな!?」
「えへへ」
「いや、褒めて無いよ?」
「む~」
そして私はこの状況はハーちゃんから借りてた小説そっくりの状況だったので、何とかして何処かの町に行こうとしました。でも、その途中にモンスターに襲われ危ない所を冒険者の女の人に助けて貰えました。
「怪我は!」
「えへへ、大丈夫だよハーちゃん」
「そう」
「やっぱり、ハーちゃんは優しいね」
「・・・続き」
「は~い」
助けて貰った冒険者さんに私みたいな人間は異邦人って呼ばれてるって聞いてこれからの事を聞かれた私は、小説みたいに先ずは冒険者ギルドに行きたい。と、言い連れていって貰うことにしました。
その冒険者さんにこのアリスベルまで連れて来て貰った私は、ギルドでその人と別れて受付に「何とかなりませんか~」って聞きに行こうとした時、冒険者さん達の喧嘩が始まっちゃいました。
その喧嘩はどんどんいろんな人を巻き込んで大事に為って、受付嬢さんまで出て来て止めようとしてたけど全然止まらなくて、だから私も受付嬢さんと一緒に「止めて下さい」って言おうとしたら、何時もみたいに転けちゃってそれにビックリした皆が止まってくれたんです!
「ただ単に何時もみたく、いろいろはだけて見惚れただけじゃないの」
「む~、誠心誠意お願いしたから皆辞めてくれたんです」
それで、その騒ぎを聞き付けて止めに来たローレスさんに騒動の鎮圧の御礼を言われて、その時に私の事を話してそのまま受付嬢にスカウトされたんだよ。
「なるほど、じゃあもう二ヶ月位受付嬢やってるの?」
「えっ?ううん!もう半年位やってるよ」
「・・・半年」
「どうしたんですかご主人様?」
「ご主人様?」
「瑠璃後で話す。前にも言ったけど同じ時代の人間が同じ時代に辿り着くとも限らないから、私がここに生まれる前に瑠璃がこの世界に存在してもおかしくないよ。ただ本当に運が良かったけどね」
「そうなんだ」
「相も変わらず緩いなこの女」
「む~、ハーちゃんはすぐそう言う」
「ま~ま~、でも同じ時代に再会出来て良かったかな」
「まあね」
「はい」
「さて、瑠璃からは聞いたけどとりあえず何で瑠璃をスカウトしたの?」
「彼女は異邦人だからだ」
「何か問題が?」
「異邦人は女神様からスキルを授かっても居ないし、何の説明も無いままで放り出されるから保護、もしくは自立までの支援が決まりなんだ」
「そうなの?」
「うん、でも、それを悪用して悪さするのも居るってお父さんが言ってたけどね」
「ほう」
「誓って何も悪さはしていないさ」
「分かってる」
「受付嬢をやって貰ったのは彼女の人気が有った事とこの世界に慣れて貰うため、後は仕事の斡旋だ。それと名前は無用なトラブルを避ける為、元の物をこの世界の名前に合わせて付けさせて貰った」
「そうか」
それだけ言うと、ハーちゃんは立ちあがり。
「瑠璃を私の親友を助けてくれてありがとう」
そう言ってローレスさんに頭を下げて御礼を言いました。
ハーちゃんが頭を下げた!?でも、それが私の為って凄く嬉しいな!!
「頭を上げてくれ。当然の事だ」
「それでも、私に出来る最大限の感謝は伝えるよ」
「そうか」
「それで、これからどうなるの?」
どういう事?
「ギルドとしては彼女の人気も考えてこれからも・・・と、思っているがそれは彼女が決めるこ・・・」
「ギルド長何を言っているのですか!彼女はもうギルドに無くてはならない人物です。このまま働いて貰うべきです!!」
「ゲイル何を言っている。これは彼女が決めるべき事だ」
「うっ!それはそうですが」
ゲイルさん私の事をそんなに考えてくれていただなんて、何時も私の事をチラチラ遠くから見ていたから、てっきり私の事は嫌い何だと思ってました。
私が今まで勘違いをしていた事に申し訳無さと嬉しさを感じていると、横に座って居るハーちゃんが静かに嗤っていました。
あれ?これってみーちゃんと一緒に悪い事考えていたり攻撃する相手を見つけた時の顔?
「そうだよね。決めるのは瑠璃だ!と、言う訳で瑠璃?」
「えっ?あっ、はい」
いきなり話を振られて驚く私。
何でハーちゃんの新しい友達の子達はそんな顔してるんでしょう?
「瑠璃はこのままギルドで働くのと私の隣どっちが良い?」
ハーちゃんがいきなりそんな事を聞いて来る。
そんなの聞かなくても分かってる筈なのに?勿論。
「勿論ハーちゃんの側に居たいよ?」
「なっ!」ニヤッ!「ハッ!」
私が答えた瞬間、ゲイルさんが項垂れハーちゃんが勝ち誇った顔をする。
「・・・ハクア」「・・・ご主人様」「・・・先輩」「あはは」「・・・主様」「流石おねちゃん」
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