ゴブリンから頑張る神の箱庭~最弱からの成り上がり~
納得いかね~!
「ほほう、コレがユルグ村か。随分とこの辺りも賑やかになったものじゃな」
何か昔を懐かしむ年寄りみたいな発言をする元魔王少女。事、クーさん。
「昔は人が居なかったんだっけ?」
「うむ、ドワーフどころか人族もおらんかったぞ」
「へぇー、この村出身のボクとしては少し不思議な感じかな?」
「じゃろうな」
しかしこの魔王少女、元とは言え魔王の癖に随分私等に慣れるの早いな。普通の魔族だってあんなに好戦的なのに。
『シルフィン:彼女が特別。と、言う訳では有りませんよ?幾ら魔族、モンスターと言った所で千差万別では有りますから』
共存も可能と?
『シルフィン:魔族側は邪神の領域で私達も余り詳しくは判りませんが、総じて魔族は他の種族に友好的とは言えませんからね』
まぁ、そうだよね?
『シルフィン:とは言え友好的な者も居ると言う事です。それに人種に友好的で無いのは魔族だけでは有りませんから』
あぁ、ハイエルフとか獣人とか、まぁ結構な数がね?
図書館で調べて分かったけど人は平均的な能力しか無いため、他の種族に下に見られているらしい。
『シルフィン:それに、そんな事言ったら貴女の仲間もそうでしょうに』
そう言えばそうか。
「皆はクーに対して思う事無いの?」
「唐突にどうしたのハクア?」
「いやまあ何となく?」
「何で疑問系何ですか?でも、最初は怖かったですよ?何せいろいろ聞いていましたから、でもご主人様とのやり取り見てそんな考えがバカらしく」
「私も」「ボクもかな」「ミートゥー」
ミートゥー!?と、ま、まあ良いや。仲良くなってくれるなら嬉しいしね。
と、そんな会話をしている内にコロの家に辿り着く。
「ほう、ここがコロの家か?」
「うん、ゆっくりして欲しいかな」
「うむ」
「と言うか、私的に思う所は無いけど、クーのスキルが気になる!あの【不死】ってスキル何なの?」
そう言えば、二人に契約するのに夢中で聞き忘れてた。うん。どんだけだ私?
「あれは種族固有のスキルじゃ」
「固有スキル?」
「うむ、モンスターや一部の種族などしか持てないスキルじゃな。エレオノの吸血鬼関連のスキルや主様の疫攻撃などもそうじゃぞ」
知らんかった。
「あれ?じゃあ私進化したら使えなくなる?」
「いや、進化の系譜なら使えるぞ?」
「進化の系譜?」
「なるほどね」
「分かるんですかご主人様?」
「え~と、ゴールが同じでも辿り着くまでの道がそれぞれ違って、自分が通った道の物なら拾えるって事」
「つまり一回覚えれば大丈夫って事?」
「・・・それで大丈夫」
「投げたゴブ」
「まぁ、兎に角。【不死】のスキルは我の体の中にある魔石を壊されん限り死なんのじゃ!」
「うわ、凄い便利」
「そうじゃろそうじゃろ♪」
「つまり、クーの使い道は爆弾もって特攻って事か!」
「ぶふっ?!主様それは余りにも酷すぎじゃろ」
「冗談冗談」
「あれ、否定しなきゃ絶対やってたよね?」
「そうですね」「うん」「当然」
一度皆の中の私に付いて問いただすべきだろうか?
〈えっ?聞くんですか?〉
今までで一番ヘルさんの感情を感じたよ!そして怖いから聞きません!!
〈賢明です〉
そこまでか!そこまでなのか?!
「して、主様よ我等はこの後どう行動するのじゃ?」
「とりあえず私とクーでギルドに行って、クーを冒険者登録する」
「我、元魔王でモンスターじゃぞ?」
「そこは女神による正式な改竄で」
「ふう、突っ込んだら負け突っ込んだら負け。よし!それでどうするのじゃ」
〈早くもマスターに慣れつつありますね〉
何か納得いかない。
「その後、魔石の精算して明日アリスベルに向けて出発する」
「思ったより早かったね」
「そうですね」
「ゴブ」
「後でお父さん達の所に行ってこなくちゃかな?」
「コロ、私も行って良い?」
「ハクアも?」
「うん、コロ父に用がある」
「分かったかな」
「ギルドには私も付いて行きますね?」
「何で?」
「えっ?だってハクアとクーのコンビ何て、正直騒動の予感しかしないからじゃ無いの?」
「失礼じゃぞ!」
そうだ!言ってやれクー!
「我は主様よりまともじゃみゃぁっ!」
「ふう」
とりあえずクーは軽めの腹パンをしておく。
「それじゃあ遅くなる前に行きましょうか」
私が言うのも何だけど良いのかそれで!スルースキルが確実にカンストしてません!?
〈流石アクアの次にマスターとの付き合いが長いだけ有りますね〉
だからそれも納得いかないんですけど!
こうして私達は三人でギルドに向かった。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「「「ただいま~」」」
「おか」「おかえり」
「おかえりかな!どうしたの皆疲れて」
「何かあったの?登録出来なかった?」
「登録は出来たのじゃ」
「でも、いろいろ質問されてその上ご主人様があのオークと言い合いになってしまって」
「ワタシ、ナニモ、ワルクナイ!」
「何で片言!?」
「その後の換金?じゃったかの?あれでもそのオークにいろいろグチグチ言われたのじゃ」
「殴れば良かったのに」
「いや、駄目でしょ」
「我、やって行けるんじゃろうか?」
「大丈夫!何とかなるよ!」
「皆!頼りにしてるのじゃ!」
「任せて!」
〈絆が深まったようですね〉
納得いかね~!
「ハクア皆もご飯作ったから食べようかな。ハクアは食べたら一緒にお父さんの所に行くよ」
「了解、それじゃあ」
「「「「「「戴きます」」」」」」
そして私達はユルグ村での最後の晩御飯を食べ、その後コロの実家に行き、私はコロ父に少し相談をしてからコロの家に帰りゆっくり寝たのだった。
何か昔を懐かしむ年寄りみたいな発言をする元魔王少女。事、クーさん。
「昔は人が居なかったんだっけ?」
「うむ、ドワーフどころか人族もおらんかったぞ」
「へぇー、この村出身のボクとしては少し不思議な感じかな?」
「じゃろうな」
しかしこの魔王少女、元とは言え魔王の癖に随分私等に慣れるの早いな。普通の魔族だってあんなに好戦的なのに。
『シルフィン:彼女が特別。と、言う訳では有りませんよ?幾ら魔族、モンスターと言った所で千差万別では有りますから』
共存も可能と?
『シルフィン:魔族側は邪神の領域で私達も余り詳しくは判りませんが、総じて魔族は他の種族に友好的とは言えませんからね』
まぁ、そうだよね?
『シルフィン:とは言え友好的な者も居ると言う事です。それに人種に友好的で無いのは魔族だけでは有りませんから』
あぁ、ハイエルフとか獣人とか、まぁ結構な数がね?
図書館で調べて分かったけど人は平均的な能力しか無いため、他の種族に下に見られているらしい。
『シルフィン:それに、そんな事言ったら貴女の仲間もそうでしょうに』
そう言えばそうか。
「皆はクーに対して思う事無いの?」
「唐突にどうしたのハクア?」
「いやまあ何となく?」
「何で疑問系何ですか?でも、最初は怖かったですよ?何せいろいろ聞いていましたから、でもご主人様とのやり取り見てそんな考えがバカらしく」
「私も」「ボクもかな」「ミートゥー」
ミートゥー!?と、ま、まあ良いや。仲良くなってくれるなら嬉しいしね。
と、そんな会話をしている内にコロの家に辿り着く。
「ほう、ここがコロの家か?」
「うん、ゆっくりして欲しいかな」
「うむ」
「と言うか、私的に思う所は無いけど、クーのスキルが気になる!あの【不死】ってスキル何なの?」
そう言えば、二人に契約するのに夢中で聞き忘れてた。うん。どんだけだ私?
「あれは種族固有のスキルじゃ」
「固有スキル?」
「うむ、モンスターや一部の種族などしか持てないスキルじゃな。エレオノの吸血鬼関連のスキルや主様の疫攻撃などもそうじゃぞ」
知らんかった。
「あれ?じゃあ私進化したら使えなくなる?」
「いや、進化の系譜なら使えるぞ?」
「進化の系譜?」
「なるほどね」
「分かるんですかご主人様?」
「え~と、ゴールが同じでも辿り着くまでの道がそれぞれ違って、自分が通った道の物なら拾えるって事」
「つまり一回覚えれば大丈夫って事?」
「・・・それで大丈夫」
「投げたゴブ」
「まぁ、兎に角。【不死】のスキルは我の体の中にある魔石を壊されん限り死なんのじゃ!」
「うわ、凄い便利」
「そうじゃろそうじゃろ♪」
「つまり、クーの使い道は爆弾もって特攻って事か!」
「ぶふっ?!主様それは余りにも酷すぎじゃろ」
「冗談冗談」
「あれ、否定しなきゃ絶対やってたよね?」
「そうですね」「うん」「当然」
一度皆の中の私に付いて問いただすべきだろうか?
〈えっ?聞くんですか?〉
今までで一番ヘルさんの感情を感じたよ!そして怖いから聞きません!!
〈賢明です〉
そこまでか!そこまでなのか?!
「して、主様よ我等はこの後どう行動するのじゃ?」
「とりあえず私とクーでギルドに行って、クーを冒険者登録する」
「我、元魔王でモンスターじゃぞ?」
「そこは女神による正式な改竄で」
「ふう、突っ込んだら負け突っ込んだら負け。よし!それでどうするのじゃ」
〈早くもマスターに慣れつつありますね〉
何か納得いかない。
「その後、魔石の精算して明日アリスベルに向けて出発する」
「思ったより早かったね」
「そうですね」
「ゴブ」
「後でお父さん達の所に行ってこなくちゃかな?」
「コロ、私も行って良い?」
「ハクアも?」
「うん、コロ父に用がある」
「分かったかな」
「ギルドには私も付いて行きますね?」
「何で?」
「えっ?だってハクアとクーのコンビ何て、正直騒動の予感しかしないからじゃ無いの?」
「失礼じゃぞ!」
そうだ!言ってやれクー!
「我は主様よりまともじゃみゃぁっ!」
「ふう」
とりあえずクーは軽めの腹パンをしておく。
「それじゃあ遅くなる前に行きましょうか」
私が言うのも何だけど良いのかそれで!スルースキルが確実にカンストしてません!?
〈流石アクアの次にマスターとの付き合いが長いだけ有りますね〉
だからそれも納得いかないんですけど!
こうして私達は三人でギルドに向かった。
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「「「ただいま~」」」
「おか」「おかえり」
「おかえりかな!どうしたの皆疲れて」
「何かあったの?登録出来なかった?」
「登録は出来たのじゃ」
「でも、いろいろ質問されてその上ご主人様があのオークと言い合いになってしまって」
「ワタシ、ナニモ、ワルクナイ!」
「何で片言!?」
「その後の換金?じゃったかの?あれでもそのオークにいろいろグチグチ言われたのじゃ」
「殴れば良かったのに」
「いや、駄目でしょ」
「我、やって行けるんじゃろうか?」
「大丈夫!何とかなるよ!」
「皆!頼りにしてるのじゃ!」
「任せて!」
〈絆が深まったようですね〉
納得いかね~!
「ハクア皆もご飯作ったから食べようかな。ハクアは食べたら一緒にお父さんの所に行くよ」
「了解、それじゃあ」
「「「「「「戴きます」」」」」」
そして私達はユルグ村での最後の晩御飯を食べ、その後コロの実家に行き、私はコロ父に少し相談をしてからコロの家に帰りゆっくり寝たのだった。
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