ゴブリンから頑張る神の箱庭~最弱からの成り上がり~
コロナさんマジすげ~
「ふぅ、良い仕事した」
「言いたい事言って、やりたい事やって、帰ってきましたからね」
「でも、女神様も失格にしてくれれば良かったのに!」
「あぁ、ごめんあれは私が言った」
「そうなの?」「そうなんですか?」
「うん、景品が景品だからね?後でケチつけられないようにしたいから。折角エレオノのにあげるのに後から返せとか言われたくないしね」
「ハクア・・・ありがと!」
「でも勝機は有るんですか?」
「まぁ、今日と同じ作戦でも勝てるけど・・・より確実に、ね」
「何か作戦が有るんですか?」
「一応考えは有るよ」
「それなら安心です!」
「アリシア、作戦位聞かないの?」
「えっ?ご主人様が考えた事なら大丈夫ですよ?」
「だってさハクア責任重大だね?」
信頼が重い。
「ねぇハクア?ボク少し用事が有るから出て来て良いかな?」
「別に良いけどどうしたの?」
「うん、ちょっとね」
そう言って出て行くコロを見送り私達は訓練を始める。
「そう言えばハクアが女神様に攻撃した時の【魔闘技】凄い滑らかに発動してたね」
「あっ、それは私も思いました」
「おねちゃん本気だった」
「あぁ、うん、マジで殺る気だった」
「女神様相手に無茶するねハクア」
「いや、全てはあのオークが悪い」
そーだよ。あのオークさえ居なければ私が駄女神の名前を知る事は無かったし、あんな勝ち誇った顔される事も無かったんだよ。
あ~、そう思ったらまたムカついてきた!
「それに今回は【鬼気】を発動しても気絶しませんでしたね?」
「少しは慣れたのかな?」
私達はダンジョンに行く前日から【魔闘技】の熟練度を上げるため、なるべく人の目が無い所では【魔闘技】を発動し、日常生活を送っている。
しかも私はダンジョンから帰ってからは【鬼気】を数回は発動してこちらも熟練度をあげようとしている。
因みに気絶しなかったのは今回が初めてだ。
私もそろそろ武技のひとつも覚えたいけど、その兆しはまだ無いしな~。
「ふぅ、漸くただ発動して維持するだけなら30分持つ様になりましたね」
「これって結構凄いよね!」
「出来れば3時間位は楽に維持出来る様になりたい」
転生前に読んだ何かの漫画で、こういうの戦闘中に維持出来るのは三分の一以下だって見たからね!
「う~ん、じゃあまだまだだね」
「でも今までよりもスムーズに発動して長く維持出来る様にはなったと思うよ」
「本当に?」
私が首肯くとエレオノ達は皆でハイタッチを交わし喜んでいる。
うん、良いね!
その後、私達は軽い連携の確認と組み手等をしてから就寝した。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
「皆おはようかな」
翌朝目覚めると既にコロが食事の用意をして待っていた。
「おはよコロ」「おはようございますコロ」「おふぁよ~」「おは」
「あはは皆おはよう!ご飯出来てるから食べようよ。今日は負けられないかな」
「うん、そうだよね!お母さんの剣を手に入れないと!」
「うん、頑張ろう」
「それじゃ」
「「「「「いただきます」」」」」
私達はコロの作ってくれた朝食を食べ始め、話題はおのずと今日の祭りの話となる。
「えっと、確か開始時間は11時から何だよね?」
「えぇ、その筈ですよ?」
「何でそんな時間?」
「それは、最終日ともなると封印の力が大分元に戻っているからだよ。それに朝早くからはスケルトンも出てこないかな。だから、その時間から参加者を集めてルールを説明して、12時間から19時迄の封印が完全に復活するまでの間スコアを競うかな」
「へ~」
「皆もご飯食べ終わったみたいかな」
「うん、美味しかったよコロ」
「ごちそうさまでした」「ごちそーさま」
「ごちゴブ」
「うん、喜んで貰って良かった。それで皆に渡したい物が有るんだけど良いかな」
「渡したい物?」
「うん、えっと先ずはエレオノにこれ」
「これって、バックラー」
「うん、ガシャドクロのドロップアイテムで皆の装備を作ったんだ。エレオノはこの祭りの後には自分の剣が手に入るから、バックラーで名前は朱骨の盾。この盾は防御力が凄く高いのに羽みたいに軽いかな」
「うわ~、ありがとコロ」
「アリシアと、アクアにはそれぞれ短剣の朱雀と胸当ての凱骨!胸当ての凱骨は、朱骨と同じで防御力が凄く高いのに羽みたいに軽いかな。朱剣は魔力を込めると刀身が真っ赤になって熱を帯びて鉄も溶かせる位になるかな」
「ありがとうございますコロ、大切にしますね!」
「コロありがと」
「そして最後にハクアにはこの2つかな」
「2つも?」
「わぁ良いな」
「開けて良い?」
「うん、ハクアには二本で一組の短剣暁と宵闇、それにこの手甲の骸かな。暁は朱雀と同じ効果があって、宵闇は特殊な効果はないけど魔力を込めると切れ味が上がるかな。それにこの手甲の骸はハクアの【魔拳】を使った戦いに耐えられるように、魔法耐性を付けて防具としても使える位の頑丈さも兼ね備えているかな。それとこの2つにはこうやって、手甲に短剣を近付けると」
そう言ってコロが短剣を手甲に近付け差し入れると短剣と手甲が合体し一つになった。
フォルムは元の手甲の、手首より少し上の部分の脈を測る部分位に、手の動きが邪魔にならないよう短剣の柄の部分が差し込んだ様に埋まっている。
「ハクア付けてみて」
私はコロに従い手甲を付ける。驚く事に手甲は心強い程に確りしているにも関わらず何も付けていないかの様に軽く、手首の稼働も全く気にならない!
どうなってるのこれ?
「その骸には防具と同じように、使用者にぴったりになる魔法が掛かっているから全く気にならない筈かな!それと、そのまま短剣の名前を呼んで欲しいかな」
「分かった。暁、宵闇」
私がそう言うと同時に、手甲が脈打ち何時の間にか私の手に短剣が二本収まっていた。
「どうなってるの?」
「先ず短剣の収納は、元の素材が同じだから魔法の付加で合体出来る様に出来たかな!それに短剣の呼び出しは、ギルドのタグに掛かっている念じれば手元に戻って来る魔法の応用かな」
コロナさんマジすげ~。
「ありがとうコロ、大切に使わせてもらう!」
「喜んで貰えてボクもうれしいかな」
コロから新しい装備を受取り私達は集合場所であるギルドへと向かった。
「言いたい事言って、やりたい事やって、帰ってきましたからね」
「でも、女神様も失格にしてくれれば良かったのに!」
「あぁ、ごめんあれは私が言った」
「そうなの?」「そうなんですか?」
「うん、景品が景品だからね?後でケチつけられないようにしたいから。折角エレオノのにあげるのに後から返せとか言われたくないしね」
「ハクア・・・ありがと!」
「でも勝機は有るんですか?」
「まぁ、今日と同じ作戦でも勝てるけど・・・より確実に、ね」
「何か作戦が有るんですか?」
「一応考えは有るよ」
「それなら安心です!」
「アリシア、作戦位聞かないの?」
「えっ?ご主人様が考えた事なら大丈夫ですよ?」
「だってさハクア責任重大だね?」
信頼が重い。
「ねぇハクア?ボク少し用事が有るから出て来て良いかな?」
「別に良いけどどうしたの?」
「うん、ちょっとね」
そう言って出て行くコロを見送り私達は訓練を始める。
「そう言えばハクアが女神様に攻撃した時の【魔闘技】凄い滑らかに発動してたね」
「あっ、それは私も思いました」
「おねちゃん本気だった」
「あぁ、うん、マジで殺る気だった」
「女神様相手に無茶するねハクア」
「いや、全てはあのオークが悪い」
そーだよ。あのオークさえ居なければ私が駄女神の名前を知る事は無かったし、あんな勝ち誇った顔される事も無かったんだよ。
あ~、そう思ったらまたムカついてきた!
「それに今回は【鬼気】を発動しても気絶しませんでしたね?」
「少しは慣れたのかな?」
私達はダンジョンに行く前日から【魔闘技】の熟練度を上げるため、なるべく人の目が無い所では【魔闘技】を発動し、日常生活を送っている。
しかも私はダンジョンから帰ってからは【鬼気】を数回は発動してこちらも熟練度をあげようとしている。
因みに気絶しなかったのは今回が初めてだ。
私もそろそろ武技のひとつも覚えたいけど、その兆しはまだ無いしな~。
「ふぅ、漸くただ発動して維持するだけなら30分持つ様になりましたね」
「これって結構凄いよね!」
「出来れば3時間位は楽に維持出来る様になりたい」
転生前に読んだ何かの漫画で、こういうの戦闘中に維持出来るのは三分の一以下だって見たからね!
「う~ん、じゃあまだまだだね」
「でも今までよりもスムーズに発動して長く維持出来る様にはなったと思うよ」
「本当に?」
私が首肯くとエレオノ達は皆でハイタッチを交わし喜んでいる。
うん、良いね!
その後、私達は軽い連携の確認と組み手等をしてから就寝した。
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「皆おはようかな」
翌朝目覚めると既にコロが食事の用意をして待っていた。
「おはよコロ」「おはようございますコロ」「おふぁよ~」「おは」
「あはは皆おはよう!ご飯出来てるから食べようよ。今日は負けられないかな」
「うん、そうだよね!お母さんの剣を手に入れないと!」
「うん、頑張ろう」
「それじゃ」
「「「「「いただきます」」」」」
私達はコロの作ってくれた朝食を食べ始め、話題はおのずと今日の祭りの話となる。
「えっと、確か開始時間は11時から何だよね?」
「えぇ、その筈ですよ?」
「何でそんな時間?」
「それは、最終日ともなると封印の力が大分元に戻っているからだよ。それに朝早くからはスケルトンも出てこないかな。だから、その時間から参加者を集めてルールを説明して、12時間から19時迄の封印が完全に復活するまでの間スコアを競うかな」
「へ~」
「皆もご飯食べ終わったみたいかな」
「うん、美味しかったよコロ」
「ごちそうさまでした」「ごちそーさま」
「ごちゴブ」
「うん、喜んで貰って良かった。それで皆に渡したい物が有るんだけど良いかな」
「渡したい物?」
「うん、えっと先ずはエレオノにこれ」
「これって、バックラー」
「うん、ガシャドクロのドロップアイテムで皆の装備を作ったんだ。エレオノはこの祭りの後には自分の剣が手に入るから、バックラーで名前は朱骨の盾。この盾は防御力が凄く高いのに羽みたいに軽いかな」
「うわ~、ありがとコロ」
「アリシアと、アクアにはそれぞれ短剣の朱雀と胸当ての凱骨!胸当ての凱骨は、朱骨と同じで防御力が凄く高いのに羽みたいに軽いかな。朱剣は魔力を込めると刀身が真っ赤になって熱を帯びて鉄も溶かせる位になるかな」
「ありがとうございますコロ、大切にしますね!」
「コロありがと」
「そして最後にハクアにはこの2つかな」
「2つも?」
「わぁ良いな」
「開けて良い?」
「うん、ハクアには二本で一組の短剣暁と宵闇、それにこの手甲の骸かな。暁は朱雀と同じ効果があって、宵闇は特殊な効果はないけど魔力を込めると切れ味が上がるかな。それにこの手甲の骸はハクアの【魔拳】を使った戦いに耐えられるように、魔法耐性を付けて防具としても使える位の頑丈さも兼ね備えているかな。それとこの2つにはこうやって、手甲に短剣を近付けると」
そう言ってコロが短剣を手甲に近付け差し入れると短剣と手甲が合体し一つになった。
フォルムは元の手甲の、手首より少し上の部分の脈を測る部分位に、手の動きが邪魔にならないよう短剣の柄の部分が差し込んだ様に埋まっている。
「ハクア付けてみて」
私はコロに従い手甲を付ける。驚く事に手甲は心強い程に確りしているにも関わらず何も付けていないかの様に軽く、手首の稼働も全く気にならない!
どうなってるのこれ?
「その骸には防具と同じように、使用者にぴったりになる魔法が掛かっているから全く気にならない筈かな!それと、そのまま短剣の名前を呼んで欲しいかな」
「分かった。暁、宵闇」
私がそう言うと同時に、手甲が脈打ち何時の間にか私の手に短剣が二本収まっていた。
「どうなってるの?」
「先ず短剣の収納は、元の素材が同じだから魔法の付加で合体出来る様に出来たかな!それに短剣の呼び出しは、ギルドのタグに掛かっている念じれば手元に戻って来る魔法の応用かな」
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