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ゴブリンから頑張る神の箱庭~最弱からの成り上がり~

リーズン

「悪いけどこの子は私の物だから、あんたみたいな小物に渡す気は無いよ」

 ナデナデ、ナデナデ。


「はぁ~」


 幸せそうですねアリシアさん?


「そろそろ良い?アリシア?」


「えっ、あっ、は、はい、もうちょっと、じゃ無くて大丈夫です」


「本音が漏れてるよアリシア」


「あう~」


 エレオノがアリシアを弄って居る。


 うん、美少女同士の絡みって良いよね!


〈マスター〉


 すいません。


「え~と、こっちのチームは合計で20体倒したよ。まぁ、レベルの確認して無いけど」


「こちらは、ご主人様の作戦で集めた20体と帰り道に15体倒しました」


「ほら言った」


「あは・・は・は」


「何がですか?」


「「何でも無いです」」


「じゃあ今日だけで55体も倒したんだね?このタイミングでこれだけ倒せる何て凄いかな!これなら逆転してるかも知れないよ」


 コロが興奮するのは無理もなく。


 スケルトン祭りは封印が弱まる事でモンスターが増えるので、祭りの初日から徐々に増えていき中頃に最高潮となり最終日にはほとんど居なくなる。


 それを全10日間の日程で行うのがスケルトン祭りである。


 とは言え、それは広い範囲での事なので最終日は範囲を絞る事でモンスターが集中的に出現するらしい。


 そして今日は9日目この時期には30体も倒せれば良い方なので大分1位に近付いた筈だ。


 そして、明日の最終日は上位3組だけでの決戦となる為、私達にも十分な勝機がある筈だ。


「ご主人様早くギルドに行きましょう」


「そうだね」


 私達はギルドに向いスケルトンの討伐報告を受付嬢さんに行う。


「この時期に55体討伐何て凄いですね」


 まぁ、驚くのも無理無いよね。


「ランキングはどうなりました?」


「はい今の所暫定1位です」


「やった!ハクアやったよ!」


「そうだね・・」


「どうしたのハクア?もっと喜びなよ」


「ご主人様?」「おねちゃん?」「ハクア?」


「一つ聞いて良い?」


「はい何でしょう?」


「1位だったパーティーってもう報告に来た?」


「いえ、まだです」


 やっぱりか。


「ハクアどう・・」


「おい、邪魔だどけ餓鬼共!」


「なっ、今は私達が・・」


「エレオノ」


「っ!わかった・・・」


「ふん、とっとと確認してくれ」


「えっ?討伐数80体!」


 ザワザワ「オイ、マジかよ」「幾ら何でもおかしいだろ」


「るせー!言いたい事が有るならハッキリ言え!まぁ、結果が全てだけどな!屑共、くっはっはっはっは」


 見た所こいつらのパーティーは近接装備ばかりで魔法職が居ないみたいだな~。


 でも9日目の今日は、上位5組だけでこの中にこいつらのグループは居ない筈。


 だったらどうやって?


 こんな近接ばかりのパーティーじゃ、相当上手くやってもこんなにスコアを稼げない筈・・ん?近接ばかり?まさかっ!?


 私は自分の考えを確める為に【鑑定士】のスキルを使い、相手のパーティーを一人一人確める。


 なるほどねそう言う事か。


 そんな細工までしている何て流石に騙されたし、そこに気が付くなんてなかなか面白い方法だよ。


 まぁ、それもこうやって気が付かれたら終わりだけどね?


「まぁ、結果が全てって事には賛同するよ」


「あん、何だ急に幾ら媚びを売った所でテメー見てえな餓鬼は興味無いんだよ」


「貴方!」


「アリシア」


「ふっ、何だよ。まともなのも居るじゃねえかあんたなら相手してやっても良いぜ!」


 そう言う男はアリシアの事を全身舐め回す様に見る。


「っ!」


 その視線にアリシアは自分の体を庇う様な仕草をする。私はそれを庇うように前に出てアリシアの前に立つ。


「悪いけどこの子は私の物だから、あんたみたいな小物に渡す気は無いよ」


「あぁ、何だとクソガキ!テメー誰に向かって口聞いてんだぁ!」


「あんただよ小物」


「テメー」


 殴り掛かろうとする男の横を抜け後ろに居た小柄な男を引き倒す。


「ぎゃあ」


 自分に攻撃が来るとは思わず、小柄な男は簡単に倒され私に組み敷かれる。


「なにしやがんだ」


「言いたい事が有るならハッキリ言えって言ったからね?あんたらが最終日間近でこんなスコアを稼げた理由を、皆に教えて挙げようと思ってね」


「このっ」


「動かないでくれる?」


「くっ」


 私が小柄な男を組み敷きながら男を脅す、すると・・・。


「これ以上の揉め事は辞めて下さい」


 私達のやり取りを見ていた受付嬢が割り込んでくる。そして・・・。


「その通りだ!これ以上騒ぐのなら二組共失格にすることも出来るぞ!」


 今度はデップリと太った大柄な男が出てくる。


 何これ?


「オーク?」


「ぶはっ!」「ククッ」「クスクス」「確かに」


 私の一言を聞き周りで吹き出したり、笑ったりする声がする。


 そして当のオークは顔を真っ赤にし「私はここのギルド長だ!」と叫んでいる。


 ふむ、私悪くない。オークに似てるのが悪い笑った奴はそう見えた奴だしね!


〈・・・マスター〉


「それでこれは何の騒ぎなんだ」


 見切り発車かよ!やっぱ頭もオーク並みじゃん!


「スケルトン祭りの詳細なルールを私は知らないけど、祭りの生れた経緯から言って、コイツらのした事がルールの範疇とは思えないんだけど?」


「その事か」


 おっ、把握してるのかちょっとは役立つかこのオーク?


「確かに複数のグループのスコアを、一つのチームに集めるのは誉められた行為では無いが・・」


 あっ、やっぱ役に立たんわ、このオーク!


「その事じゃ無いんだけど?」


「何?」


「そんな事よりクソガキさっさと俺の仲間から手を離しやがれ」


「コレに逃げられるのは困るんだよね」


「この」


「待て、その事じゃ無いとはどう言う事だ」


「今からその説明をするよ」


 そして私はこのパーティーのスコアの秘密を話始める。


 まっ、答え聞くと単純何だけどね?

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