ゴブリンから頑張る神の箱庭~最弱からの成り上がり~
『人の夢と書いて儚いと読むby女神』
私は自分の顔が嫌いだった。
正確に言えば怖かったのかも知れない。
私には5つ年上の姉がいた。
姉は幼いながらに完璧だった。
頭もよく運動も出来、人当たりも良い。
私に出来ない事を全て出来、私が欲しい物を全て持つ。
そんな姉に小さい頃の私は、ずっと後ろを付いて回っていた。
それが小さい私にとって一番大切な事だったから・・・・・。
私達は両親とは不仲だった為いつも二人でいた。そしていつも一緒にいる私を、今にして思えば異常な程可愛がってくれていた。
そんな私が唯一自慢出来たのが姉に似たこの容姿だった。
でも、それは姉が私の目の前で車に轢かれた時から変わった。
車に轢かれ大好きだった姉が見るも無惨な姿に為った時から、私は自分の顔が怖くなった。
年を重ねる事に姉に似ていく容姿、いつしか姉の年齢を超えた時には、自分の姿をまともに見ようとも思わなかった。
そんな私を両親は疎み、元々不仲だった事もあり、私は両親から離れ高校に通い一人暮らしする事になった。
元々人と話すのが苦手だった私は姉に似ていく容姿を人に見られるのを嫌った為、人とまともに話す事も無く、次第に引きこもりゲーム等の別の世界にのめり込んでいった。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
あぁ、そういえば私の死因ってお姉ちゃんと同じだったんだ・・・・・。
「あの、ご主人様?」「ゴブ?」
アリシアとアクアが心配そうに私の顔を覗いてくる。でも、不思議な事に顔を隠そうとは思わなかった。
「だいじょうぶ」
二人に応えながら私は考える。
少しは姉の事を受け入れられたのか?一度死んだ事で心境に変化があったのか?それともこっちに来てからの影響が大きかったのか?
〈全部じゃないですか?〉
ヘルさんも微妙に、感情表現豊かになった?
〈そうかも知れません〉
「あの、私何か気に障るような事言いましたか?」
と、アリシアが恐る恐る聞いてきた。
「ううん、ごめん。ねぼけてた」
「だいぶ、喋り方が滑らかになりましたね。進化のお陰ですかね?」
〈恐らくそうでしょう〉
「ご主人様が進化して繭状になっている間は、アクアと二人きりだったので色々話していましたが、格段にコミュニケーション能力が上がっていましたからね」
そっかぁ・・・ん?話してた、アクアと?まだゴブッとしか言えないよね?あれっ?
〈アクアの【言語理解】がMAXになっています〉
おぅっ!!マジか~!!人が寝てる間に凄く成長してる・・・だと・・・!
〈テンションがおかしいですよ?〉
いやぁ~、改めて寿命から暫くの間解放されたと思うと、何かテンション上がっちゃって?だって後数日しか無かったしね!まだ油断は出来ないけど余裕って大事だよね。
「それでご主人様、これからどうしますか?」
私に服を渡しながら聞いてぬるアリシア。
「とりあえずは、ステータスのへんかだけみよう」
〈その前に1つ良いですか?マスター〉
んっ?どうしたのヘルさん?
〈女神様からのメッセージがあり・・・・・〉
「よし!さっそくステータスチェックだ!」
「えっ?ちょっ?ご、ご主人様?女神様ってあの女神様からですよね?聞かなくて良いんですか?とても光栄な事ですよ‼」
えっ?ナニヲイッテルノ?アリシア、光栄?駄女神の言葉が?はっ‼
「えっと?なっなんですか?その反応」
「ありしあが、どのめがみのことをいってるかわからないけど、すくなくともワタシのしってるのはロクでもない」
「この世界で一番有名な女神様と言えばシルッ」
私は慌ててアリシアの口を塞ぐ。
「なまえをおそわったら、レギュラーで、でてきそうだからダメ!」
〈どれだけ嫌っているんですか〉
当たり前じゃん!?
「一体何が?」
アリシアが何か言っているが聞こえない。
〈しかしマスター、もしもメッセージを再生しないと更に不幸に見舞われる…と〉
あの、駄女神~‼
「くっ、じゃあ、さいせいして」
〈分かりました〉
『久しぶりです。士道白亜生まれた時ぶりですね?いやぁ~、改めて面白いですね貴方は、ゴブリンに生まれ変わるわ、エルフを奴隷にするわ、アースガルド最弱なのにホブゴブリンまで倒すだなんてそれにあの魔法の使い方も、笑いすぎて死んじゃうかと思いました。ククッ!良いですね。実に面白いです。あ~それと貴方のお陰でゴブリンの♀が進化しても直ぐに死ぬ理由も分かりました。私の中の疑問を解消したお礼にスキルポイントを20差し上げます。それと、今までは寿命の期限が短かったから遠慮していましたが、これからは積極的に会話に参加していきますよ‼それでは私は貴方の事を、ずっと眺めているのでまだまだ私を笑わせて下さいね』
駄女神のメッセージが終わった!あぁ、やはりヤツは敵か!!
「いっ、今のが女神様からの伝言、い、イメージが少し違いますね・・・?」
アリシアがショックを受けている。さもありなん。
『人の夢と書いて儚いと読むby女神』
うるさいよ‼と、いうかさっそく混神してきた?!
「ゴブ?」
アクアは理解していないようだ。癒される。
〈え~、とりあえず進化したので、皆のステータスを確認しましょうか?〉
・・・・・・・お願いします。
〈了解しました。ではマスターから〉
名前:ゴブ子改めハクア
レベル:1
性別:女
種族:ミニゴブリン→パラライズミニゴブリン
HP:190
MP:90
物攻:23
物防:23
魔攻:28
魔防:28
敏捷:55
知恵:180
器用:120
  運  :40
武器:なし
魔法:風魔法LV.1→LV.3
称号:転生者、同族殺し、同族喰らい
強敵打破
スキル:戦闘系スキル
【爪攻撃LV.4】→【マヒ爪攻撃LV.4(新)】
【マヒ噛みつきLV.1(新)】【麻痺崩拳LV.1(新)】
技能系スキル
【鑑定士LV.6→LV.7】【集中LV.2→LV.4】
【野生LV.6→LV.8】【罠師LV.4】
【跳躍LV1】【会心LV.1→LV.2(新)】
【見切りLV.1→LV.2(新)】
耐性系スキル
【マヒ無効】【毒耐性LV.5→LV.7】
【痛覚軽減LV.7→LV.8】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1→LV.3(新)】
【堅牢LV.1→LV.3(新)】
スキル補助系
【魔法の片鱗LV.2】【魔法のコツLV.2】
【武器のコツLV.6】【風魔法のコツLV.1】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃LV.4→LV.7】
【急所攻撃LV.3→LV.4】
【ゴブリンキラーLV.8→LV.MAX】
【格闘LV.2→LV.3】
属性スキル
【破壊LV.1(新)】【マヒ附与LV.1(新)】
補助、その他スキル
【喰吸LV.4→LV.6】【言語LV.8→LV.MAX】
【奴隷術】【魔物調教LV.6→LV.7】
【危機察知LV.1】
あれっ?魔法スキルの欄が無くなってる?
〈項目が同じなので〉
そっか、やっぱり進化したては少し弱くなるね?また色々増えてスキルレベルも上がったね。しかも、何か強そうなスキルも増えてるよ‼
〈ではいつも通り説明します。前回から新しく覚えたスキルは9個です。まず【爪攻撃LV.4】は上位スキルの【マヒ爪攻撃LV.4】に統合されました。このスキルはMPを使い、通常の1.5倍の攻撃力でマヒ効果の有る攻撃をする事が出来ます。
【マヒ噛みつき】も同様です。共にレベルが上がる事でマヒ効果が上がります。【麻痺崩拳】は2倍の攻撃力の破壊属性と、麻痺効果の有る攻撃をする事が出来ます。レベルアップで破壊属性と、麻痺効果が上昇します。【会心】【見切り】共にクリティカル確率上昇と、攻撃軌道を予測しやすくなる効果になります。【剛力】【堅牢】はレベルアップ時にレベル×1分のステータスアップ効果です。【破壊】は相手の体を壊す効果でレベルが上がる程破壊しやすくなります。【マヒ附与】は武器にマヒ効果を持たせる事が出来ます。レベルアップでMP減少、附与時間延長、マヒ効果がアップします。又【喰吸】はレベル6になった事でモンスターを食べる事無くスキルを使い、モンスターを吸収する事で今まで通りスキルが発動します〉
おふっ!説明が多い!でも、パラライズってだけあって、マヒ効果が増えたのは嬉しいな!崩拳なんていかにも技っぽいし、攻撃力2倍は有り難い。ステup系は言わずもがなで【喰吸】もモンスター食べなくて良くなったのは凄い嬉しい。
「やっぱり進化って凄いんですね?これだけ増えるだなんて」
〈マスターの場合は【喰吸】のスキルが有るから余計ですね〉
「【麻痺崩拳】なんてMP量によっては使い勝手が良さそうですね」
やっぱそうだよね!!うん、楽しみだな!
〈次は私です〉
名前:ヘル
ステータス不明
スキル:【全種族言語理解】【スキル大全】
【俯瞰LV.4→LV.5】【聞き耳LV.3→LV.4】
【念話】【可視化】
〈たいして変わりませんね〉
「全部凄く役立ってますよ!」「ゴブ~」
〈続いてはアクアです〉
名前:ゴブゑ改めアクア
レベル:10→1
性別:女
種族:ミニゴブリン→ミニゴブリンプリースト
HP:170→160
MP:200→190
物攻:12→11
物防:11→10
魔攻:40→39
魔防:40→39
敏捷:23→22
知恵:130→140
器用:95→100
  運  :30→35
武器:
魔法:風魔法LV.4、治療魔法LV.3(新)
光魔法LV.1(新)強化魔法LV.1(新)
称号:眷属、同族殺し、強敵打破
スキル:戦闘系スキル
【爪攻撃LV.1→LV.3】【噛みつきLV.2(新)】
技能系スキル
【野生LV.4→LV.6】【罠師LV.4】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1→LV.2(新)】
【堅牢LV.1→LV.2(新)】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃LV.3→LV.4】
【ゴブリンキラーLV.1→LV.3】
スキル補助系
【癒しの才能LV.2】→【癒しの天才LV.5(新)】
【癒しの扱いLV.2】→【癒しの技巧LV.5(新)】
【杖のコツLV.2→LV.3】
【棍棒のコツLV.1→LV.3】
補助、その他スキル
【言語LV.3→LV.6】
【言語理解LV.8→LV.MAX】
幾つかのスキルが、上位スキルになって統合されてるね。って言うか、言語系のスキルが上がってる!
「【治療魔法】【強化魔法】【光魔法】の3つが増えてますね。これで戦闘も大分楽になりますよ。後、アクア!」
「ゴブッ!は、はくあっ、おね、ちゃん」
ブファッ!な、なにこれ凄い可愛い。
「二人で頑張りました!」「ゴブッ!」
二人揃って胸を張る。
〈言語系が伸びていたのはこのためですね〉
本当にビックリしたけど、お姉ちゃんは良かった‼
〈最後はアリシアですね〉
名前:アリシア・アールヴ
レベル:5→9
性別:女
種族:エルフ
クラス:なし
HP:250→290
MP:200→250
物攻:31→37+5
物防:30→35
魔攻:65→85
魔防:65→85
敏捷:35→46
知恵:130→180
器用:70→93
運 :5→9
武器:銅のナイフ
魔法:
風魔法LV.3→LV.5、土魔法LV.2→LV.3
火魔法LV.3→LV.6、水魔法LV.2、除去魔法(新)
称号:奴隷、王家の血筋、強敵打破
スキル:技能系スキル
【薬草調合LV.4→LV.5】【集中LV.3→LV.6】
【料理LV.4】【野生LV.1→LV.2】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1(新)】【堅牢LV.1(新)】
スキル補助系
【魔法の天才LV.2→LV.5】
【魔法の技巧LV.3→LV.5】【弓のコツLV.1】
攻撃ダメージUP系【魔力覚醒】
補助、その他スキル【精霊契約】【速攻魔法(新)】
「私だけたいして変わりませんね」
アリシアが落ち込んでいるので頭を撫でる。
〈そんな事有りませんよ。【速攻魔法】は、今まで魔法を使うときに掛かっていた魔力を練る時間が半分になります。これだけでも戦略の幅は拡がりますよ。それに除去魔法は毒や麻痺、石化等の状態異常を治療する魔法なので生存率もこれまでに比べ格段に上がるでしょう〉
「アリシアは、これからもたよりにしてる」
「本当ですか?絶対ですよ?」
アリシアが抱き付いて言ってくると、アクアも一緒に抱き付いてくる。
『一月も掛からないうちに二人も落とすとはやりますねby女神』
本当に駄女神がうざい!この調子で絡んでくるのだろうか?
「でも、先程も言いましたけどこれからどうするんですか?」
「とりあえずむらにいく」
「村ですか?」
「さいわいわたしたちのすがたは、ふつうのにんげんとかわらないから、こんごのためにも、じょうほうしゅうしゅう」
「ミランダさん達にも会うんですか?」
「そのつもり、ぼうけんしゃのこととかきけるだけきこう」
「はい、分かりましたご主人様‼」「ゴブッ!」
さあ、一先ず寿命に付いては暫くの間大丈夫だから、此処からは異世界を楽しんでみよう!
そう思い私は異世界生活を改めてここから始めるのだった。
正確に言えば怖かったのかも知れない。
私には5つ年上の姉がいた。
姉は幼いながらに完璧だった。
頭もよく運動も出来、人当たりも良い。
私に出来ない事を全て出来、私が欲しい物を全て持つ。
そんな姉に小さい頃の私は、ずっと後ろを付いて回っていた。
それが小さい私にとって一番大切な事だったから・・・・・。
私達は両親とは不仲だった為いつも二人でいた。そしていつも一緒にいる私を、今にして思えば異常な程可愛がってくれていた。
そんな私が唯一自慢出来たのが姉に似たこの容姿だった。
でも、それは姉が私の目の前で車に轢かれた時から変わった。
車に轢かれ大好きだった姉が見るも無惨な姿に為った時から、私は自分の顔が怖くなった。
年を重ねる事に姉に似ていく容姿、いつしか姉の年齢を超えた時には、自分の姿をまともに見ようとも思わなかった。
そんな私を両親は疎み、元々不仲だった事もあり、私は両親から離れ高校に通い一人暮らしする事になった。
元々人と話すのが苦手だった私は姉に似ていく容姿を人に見られるのを嫌った為、人とまともに話す事も無く、次第に引きこもりゲーム等の別の世界にのめり込んでいった。
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あぁ、そういえば私の死因ってお姉ちゃんと同じだったんだ・・・・・。
「あの、ご主人様?」「ゴブ?」
アリシアとアクアが心配そうに私の顔を覗いてくる。でも、不思議な事に顔を隠そうとは思わなかった。
「だいじょうぶ」
二人に応えながら私は考える。
少しは姉の事を受け入れられたのか?一度死んだ事で心境に変化があったのか?それともこっちに来てからの影響が大きかったのか?
〈全部じゃないですか?〉
ヘルさんも微妙に、感情表現豊かになった?
〈そうかも知れません〉
「あの、私何か気に障るような事言いましたか?」
と、アリシアが恐る恐る聞いてきた。
「ううん、ごめん。ねぼけてた」
「だいぶ、喋り方が滑らかになりましたね。進化のお陰ですかね?」
〈恐らくそうでしょう〉
「ご主人様が進化して繭状になっている間は、アクアと二人きりだったので色々話していましたが、格段にコミュニケーション能力が上がっていましたからね」
そっかぁ・・・ん?話してた、アクアと?まだゴブッとしか言えないよね?あれっ?
〈アクアの【言語理解】がMAXになっています〉
おぅっ!!マジか~!!人が寝てる間に凄く成長してる・・・だと・・・!
〈テンションがおかしいですよ?〉
いやぁ~、改めて寿命から暫くの間解放されたと思うと、何かテンション上がっちゃって?だって後数日しか無かったしね!まだ油断は出来ないけど余裕って大事だよね。
「それでご主人様、これからどうしますか?」
私に服を渡しながら聞いてぬるアリシア。
「とりあえずは、ステータスのへんかだけみよう」
〈その前に1つ良いですか?マスター〉
んっ?どうしたのヘルさん?
〈女神様からのメッセージがあり・・・・・〉
「よし!さっそくステータスチェックだ!」
「えっ?ちょっ?ご、ご主人様?女神様ってあの女神様からですよね?聞かなくて良いんですか?とても光栄な事ですよ‼」
えっ?ナニヲイッテルノ?アリシア、光栄?駄女神の言葉が?はっ‼
「えっと?なっなんですか?その反応」
「ありしあが、どのめがみのことをいってるかわからないけど、すくなくともワタシのしってるのはロクでもない」
「この世界で一番有名な女神様と言えばシルッ」
私は慌ててアリシアの口を塞ぐ。
「なまえをおそわったら、レギュラーで、でてきそうだからダメ!」
〈どれだけ嫌っているんですか〉
当たり前じゃん!?
「一体何が?」
アリシアが何か言っているが聞こえない。
〈しかしマスター、もしもメッセージを再生しないと更に不幸に見舞われる…と〉
あの、駄女神~‼
「くっ、じゃあ、さいせいして」
〈分かりました〉
『久しぶりです。士道白亜生まれた時ぶりですね?いやぁ~、改めて面白いですね貴方は、ゴブリンに生まれ変わるわ、エルフを奴隷にするわ、アースガルド最弱なのにホブゴブリンまで倒すだなんてそれにあの魔法の使い方も、笑いすぎて死んじゃうかと思いました。ククッ!良いですね。実に面白いです。あ~それと貴方のお陰でゴブリンの♀が進化しても直ぐに死ぬ理由も分かりました。私の中の疑問を解消したお礼にスキルポイントを20差し上げます。それと、今までは寿命の期限が短かったから遠慮していましたが、これからは積極的に会話に参加していきますよ‼それでは私は貴方の事を、ずっと眺めているのでまだまだ私を笑わせて下さいね』
駄女神のメッセージが終わった!あぁ、やはりヤツは敵か!!
「いっ、今のが女神様からの伝言、い、イメージが少し違いますね・・・?」
アリシアがショックを受けている。さもありなん。
『人の夢と書いて儚いと読むby女神』
うるさいよ‼と、いうかさっそく混神してきた?!
「ゴブ?」
アクアは理解していないようだ。癒される。
〈え~、とりあえず進化したので、皆のステータスを確認しましょうか?〉
・・・・・・・お願いします。
〈了解しました。ではマスターから〉
名前:ゴブ子改めハクア
レベル:1
性別:女
種族:ミニゴブリン→パラライズミニゴブリン
HP:190
MP:90
物攻:23
物防:23
魔攻:28
魔防:28
敏捷:55
知恵:180
器用:120
  運  :40
武器:なし
魔法:風魔法LV.1→LV.3
称号:転生者、同族殺し、同族喰らい
強敵打破
スキル:戦闘系スキル
【爪攻撃LV.4】→【マヒ爪攻撃LV.4(新)】
【マヒ噛みつきLV.1(新)】【麻痺崩拳LV.1(新)】
技能系スキル
【鑑定士LV.6→LV.7】【集中LV.2→LV.4】
【野生LV.6→LV.8】【罠師LV.4】
【跳躍LV1】【会心LV.1→LV.2(新)】
【見切りLV.1→LV.2(新)】
耐性系スキル
【マヒ無効】【毒耐性LV.5→LV.7】
【痛覚軽減LV.7→LV.8】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1→LV.3(新)】
【堅牢LV.1→LV.3(新)】
スキル補助系
【魔法の片鱗LV.2】【魔法のコツLV.2】
【武器のコツLV.6】【風魔法のコツLV.1】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃LV.4→LV.7】
【急所攻撃LV.3→LV.4】
【ゴブリンキラーLV.8→LV.MAX】
【格闘LV.2→LV.3】
属性スキル
【破壊LV.1(新)】【マヒ附与LV.1(新)】
補助、その他スキル
【喰吸LV.4→LV.6】【言語LV.8→LV.MAX】
【奴隷術】【魔物調教LV.6→LV.7】
【危機察知LV.1】
あれっ?魔法スキルの欄が無くなってる?
〈項目が同じなので〉
そっか、やっぱり進化したては少し弱くなるね?また色々増えてスキルレベルも上がったね。しかも、何か強そうなスキルも増えてるよ‼
〈ではいつも通り説明します。前回から新しく覚えたスキルは9個です。まず【爪攻撃LV.4】は上位スキルの【マヒ爪攻撃LV.4】に統合されました。このスキルはMPを使い、通常の1.5倍の攻撃力でマヒ効果の有る攻撃をする事が出来ます。
【マヒ噛みつき】も同様です。共にレベルが上がる事でマヒ効果が上がります。【麻痺崩拳】は2倍の攻撃力の破壊属性と、麻痺効果の有る攻撃をする事が出来ます。レベルアップで破壊属性と、麻痺効果が上昇します。【会心】【見切り】共にクリティカル確率上昇と、攻撃軌道を予測しやすくなる効果になります。【剛力】【堅牢】はレベルアップ時にレベル×1分のステータスアップ効果です。【破壊】は相手の体を壊す効果でレベルが上がる程破壊しやすくなります。【マヒ附与】は武器にマヒ効果を持たせる事が出来ます。レベルアップでMP減少、附与時間延長、マヒ効果がアップします。又【喰吸】はレベル6になった事でモンスターを食べる事無くスキルを使い、モンスターを吸収する事で今まで通りスキルが発動します〉
おふっ!説明が多い!でも、パラライズってだけあって、マヒ効果が増えたのは嬉しいな!崩拳なんていかにも技っぽいし、攻撃力2倍は有り難い。ステup系は言わずもがなで【喰吸】もモンスター食べなくて良くなったのは凄い嬉しい。
「やっぱり進化って凄いんですね?これだけ増えるだなんて」
〈マスターの場合は【喰吸】のスキルが有るから余計ですね〉
「【麻痺崩拳】なんてMP量によっては使い勝手が良さそうですね」
やっぱそうだよね!!うん、楽しみだな!
〈次は私です〉
名前:ヘル
ステータス不明
スキル:【全種族言語理解】【スキル大全】
【俯瞰LV.4→LV.5】【聞き耳LV.3→LV.4】
【念話】【可視化】
〈たいして変わりませんね〉
「全部凄く役立ってますよ!」「ゴブ~」
〈続いてはアクアです〉
名前:ゴブゑ改めアクア
レベル:10→1
性別:女
種族:ミニゴブリン→ミニゴブリンプリースト
HP:170→160
MP:200→190
物攻:12→11
物防:11→10
魔攻:40→39
魔防:40→39
敏捷:23→22
知恵:130→140
器用:95→100
  運  :30→35
武器:
魔法:風魔法LV.4、治療魔法LV.3(新)
光魔法LV.1(新)強化魔法LV.1(新)
称号:眷属、同族殺し、強敵打破
スキル:戦闘系スキル
【爪攻撃LV.1→LV.3】【噛みつきLV.2(新)】
技能系スキル
【野生LV.4→LV.6】【罠師LV.4】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1→LV.2(新)】
【堅牢LV.1→LV.2(新)】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃LV.3→LV.4】
【ゴブリンキラーLV.1→LV.3】
スキル補助系
【癒しの才能LV.2】→【癒しの天才LV.5(新)】
【癒しの扱いLV.2】→【癒しの技巧LV.5(新)】
【杖のコツLV.2→LV.3】
【棍棒のコツLV.1→LV.3】
補助、その他スキル
【言語LV.3→LV.6】
【言語理解LV.8→LV.MAX】
幾つかのスキルが、上位スキルになって統合されてるね。って言うか、言語系のスキルが上がってる!
「【治療魔法】【強化魔法】【光魔法】の3つが増えてますね。これで戦闘も大分楽になりますよ。後、アクア!」
「ゴブッ!は、はくあっ、おね、ちゃん」
ブファッ!な、なにこれ凄い可愛い。
「二人で頑張りました!」「ゴブッ!」
二人揃って胸を張る。
〈言語系が伸びていたのはこのためですね〉
本当にビックリしたけど、お姉ちゃんは良かった‼
〈最後はアリシアですね〉
名前:アリシア・アールヴ
レベル:5→9
性別:女
種族:エルフ
クラス:なし
HP:250→290
MP:200→250
物攻:31→37+5
物防:30→35
魔攻:65→85
魔防:65→85
敏捷:35→46
知恵:130→180
器用:70→93
運 :5→9
武器:銅のナイフ
魔法:
風魔法LV.3→LV.5、土魔法LV.2→LV.3
火魔法LV.3→LV.6、水魔法LV.2、除去魔法(新)
称号:奴隷、王家の血筋、強敵打破
スキル:技能系スキル
【薬草調合LV.4→LV.5】【集中LV.3→LV.6】
【料理LV.4】【野生LV.1→LV.2】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.1(新)】【堅牢LV.1(新)】
スキル補助系
【魔法の天才LV.2→LV.5】
【魔法の技巧LV.3→LV.5】【弓のコツLV.1】
攻撃ダメージUP系【魔力覚醒】
補助、その他スキル【精霊契約】【速攻魔法(新)】
「私だけたいして変わりませんね」
アリシアが落ち込んでいるので頭を撫でる。
〈そんな事有りませんよ。【速攻魔法】は、今まで魔法を使うときに掛かっていた魔力を練る時間が半分になります。これだけでも戦略の幅は拡がりますよ。それに除去魔法は毒や麻痺、石化等の状態異常を治療する魔法なので生存率もこれまでに比べ格段に上がるでしょう〉
「アリシアは、これからもたよりにしてる」
「本当ですか?絶対ですよ?」
アリシアが抱き付いて言ってくると、アクアも一緒に抱き付いてくる。
『一月も掛からないうちに二人も落とすとはやりますねby女神』
本当に駄女神がうざい!この調子で絡んでくるのだろうか?
「でも、先程も言いましたけどこれからどうするんですか?」
「とりあえずむらにいく」
「村ですか?」
「さいわいわたしたちのすがたは、ふつうのにんげんとかわらないから、こんごのためにも、じょうほうしゅうしゅう」
「ミランダさん達にも会うんですか?」
「そのつもり、ぼうけんしゃのこととかきけるだけきこう」
「はい、分かりましたご主人様‼」「ゴブッ!」
さあ、一先ず寿命に付いては暫くの間大丈夫だから、此処からは異世界を楽しんでみよう!
そう思い私は異世界生活を改めてここから始めるのだった。
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