クレイジークラスルーム
9話 4下
お久しぶりですw
皆さん忘れているかもしれませんが投稿再開致します。
読む前に最初から読み直すことをオススメしまする。
「蓮也…お前…なんのために生きるんだ?」
「レン…あなたは…なんのために生きるの?」
──
また…またあの夢か…。
蓮也はゆっくりと体を起こす。
「なんのため…か…。そう思うなら…」
「お前は生きろよ。蓮也…。」
「あなただけでも…生きて…?レン…。」
そう思うならなんで俺なんかを生かしたんだよ…。
凱斗…美菜実…。
翌日。
実技テスト当日がやってきた。
この日の朝のうちに学校から1年生全員にサバイバルゲームのルールが一斉送信された。
〜クラス対抗サバイバルゲーム〜
・クラス対抗でサバイバルゲームを行い、ランダムに決められたリーダーを倒す、または1クラスを全滅させたクラスの勝利となる。
・生徒全員RNYリングは必ず装着すること。
・既に倒された生徒はRNYリングにより、強制的に本部に戻される。
・試合が始まる前に担任に生徒手帳を預けること。
・連絡手段はRNYリングに内蔵されているトランシーバーで行うこと。
・武器は、配布される共通の銃に加え、異能を使う。
・銃の改造行為は禁止とする。
・RNYリングに表示されたライフが0になり次第死亡となる。なお、ライフは身な共通で10。
「…どうだ?星乃海。覚えられそうか?」
パートナーである建宮が尋ねた。
「え?あ、はい。何とか…。」
「なんか良く分かんねえけどとりあえず倒せってことか!」
「頼もしいな…。前衛はお前に任せるよ。大河。」
「おう!」
蓮也の言葉に、大河は拳と手のひらを合わせながら頷いた。
「ところで…リーダーは誰なんだ?」
「…僕だよ。」
4人の会話の中にリーダーである青井星矢が入ってきた。
「青井か…。まあ下手なやつがなるよりはマシか。」
建宮がボソリとつぶやく。
「はぁ?建宮…なんだその言い方は。」
「…誰だ?お前。」
「俺は青井のペアだよ…。浜尻  周だ。」
「そうか…。まあ足だけは引っ張るなよ…。」
「なんだと…?」
「ふん…。」
建宮は1人去っていく。
「あ、建宮くん!待ってよぉ〜。」
その後を星乃海が急いで追った。
「悪いな…浜尻。建宮はああ言う奴なんだ。」
「ちっ…黒近さんとは大違いだな…。」
「!…建宮の父親を知っているのか?」
「まあな…。」
「……そうか。」
浜尻が去った後蓮也はその後ろ姿を眺める。
浜尻周…か。
浜尻  弘治の息子。
異能は…
蓮也は目を細める。
取消。
これはまた…こんな異能がよくもまあ4組にいたものだ。
星乃海と言いこの学校は人選ミスが多い…いや…
…完璧なのか。
確かに2組のリーダー早田の破壊は強力だ。
人を殺しかねない。
だが、星乃海の異能や建宮の異能。浜尻などの異能は落ちこぼれの異能と言えるだろうか?
そんなはずは無い。ましてや日下や青井の異能もそうだ。一見聞くと地味だがそれもそのはずなのである。
だってまだ…発展途中なのだから。
試合開始のブザーがなる。
その瞬間4組の生徒8人が死亡となった。
「な…は?え?どうなっているんだ…?」
青井が何が起きたか分からない様子で立ち尽くす。
「青井を守れ!」
浜尻が生徒に指示を出す。
そうして全員は青井を囲むように守る。
「っ!…一体どこから…。」
「木の上だ。それから青井の周りに群がりすぎるな。」
建宮が手を掲げると木の上から数人の生徒が落ちてくる。
「今のうちにやれ。」
建宮の指示により2組の生徒5人が死亡となった。
「最初の配置はルールでは何も書かれていない。そうだろ?星乃海。」
「は、はい!」
「つまり始まる前に構えていたってことだ。」
「そんなの…。」
「…これでいいんだろう?鼎…。」
建宮はトランシーバーに話しかける。
「ああ…計画通りだ。さて…次の指示だ。さっきのでリーダーがバレた可能性が高い。お前は青井のガードを頼む。」
「分かった。…約束通り…この試合、勝つんだろうな?」
「契約だからな…。」
1日前。
「わざわざ部屋にまで来て何の用だ?建宮。」
筆記テストが終わったあと建宮は蓮也の部屋に訪れていた。
「お前のことが信頼に足るか…確かめておきたい。」
「お前のことを詳しく知っている時点で明確だろう?」
「口からでまかせという可能性が捨てきれない。」
「そうか…。それで?何が望みだ?」
「俺と契約をしろ。明日の試合…お前の指示でこのクラスが勝てば俺はお前を信じ情報を聞き出した後でもお前の指示に従う。」
「もし負ければ?」
「お前のことを…クラス全員に話す。」
「信じてくれると思うか?」
「さあな。だが、お前は目立ちたくないはずだ。」
「…契約か…分かった。」
「それを聞いて安心した…。」
ついに2組VS4組のサバイバルゲームが幕を開けた。
まじお待たせしてごめんなさい。
言い訳させてもらいますと「腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが」の方が完結しそうだったのと普通にリアルが忙しかったんです…。
これからは頑張りますんで。
フォローorコメントよろしくお願いします!
皆さん忘れているかもしれませんが投稿再開致します。
読む前に最初から読み直すことをオススメしまする。
「蓮也…お前…なんのために生きるんだ?」
「レン…あなたは…なんのために生きるの?」
──
また…またあの夢か…。
蓮也はゆっくりと体を起こす。
「なんのため…か…。そう思うなら…」
「お前は生きろよ。蓮也…。」
「あなただけでも…生きて…?レン…。」
そう思うならなんで俺なんかを生かしたんだよ…。
凱斗…美菜実…。
翌日。
実技テスト当日がやってきた。
この日の朝のうちに学校から1年生全員にサバイバルゲームのルールが一斉送信された。
〜クラス対抗サバイバルゲーム〜
・クラス対抗でサバイバルゲームを行い、ランダムに決められたリーダーを倒す、または1クラスを全滅させたクラスの勝利となる。
・生徒全員RNYリングは必ず装着すること。
・既に倒された生徒はRNYリングにより、強制的に本部に戻される。
・試合が始まる前に担任に生徒手帳を預けること。
・連絡手段はRNYリングに内蔵されているトランシーバーで行うこと。
・武器は、配布される共通の銃に加え、異能を使う。
・銃の改造行為は禁止とする。
・RNYリングに表示されたライフが0になり次第死亡となる。なお、ライフは身な共通で10。
「…どうだ?星乃海。覚えられそうか?」
パートナーである建宮が尋ねた。
「え?あ、はい。何とか…。」
「なんか良く分かんねえけどとりあえず倒せってことか!」
「頼もしいな…。前衛はお前に任せるよ。大河。」
「おう!」
蓮也の言葉に、大河は拳と手のひらを合わせながら頷いた。
「ところで…リーダーは誰なんだ?」
「…僕だよ。」
4人の会話の中にリーダーである青井星矢が入ってきた。
「青井か…。まあ下手なやつがなるよりはマシか。」
建宮がボソリとつぶやく。
「はぁ?建宮…なんだその言い方は。」
「…誰だ?お前。」
「俺は青井のペアだよ…。浜尻  周だ。」
「そうか…。まあ足だけは引っ張るなよ…。」
「なんだと…?」
「ふん…。」
建宮は1人去っていく。
「あ、建宮くん!待ってよぉ〜。」
その後を星乃海が急いで追った。
「悪いな…浜尻。建宮はああ言う奴なんだ。」
「ちっ…黒近さんとは大違いだな…。」
「!…建宮の父親を知っているのか?」
「まあな…。」
「……そうか。」
浜尻が去った後蓮也はその後ろ姿を眺める。
浜尻周…か。
浜尻  弘治の息子。
異能は…
蓮也は目を細める。
取消。
これはまた…こんな異能がよくもまあ4組にいたものだ。
星乃海と言いこの学校は人選ミスが多い…いや…
…完璧なのか。
確かに2組のリーダー早田の破壊は強力だ。
人を殺しかねない。
だが、星乃海の異能や建宮の異能。浜尻などの異能は落ちこぼれの異能と言えるだろうか?
そんなはずは無い。ましてや日下や青井の異能もそうだ。一見聞くと地味だがそれもそのはずなのである。
だってまだ…発展途中なのだから。
試合開始のブザーがなる。
その瞬間4組の生徒8人が死亡となった。
「な…は?え?どうなっているんだ…?」
青井が何が起きたか分からない様子で立ち尽くす。
「青井を守れ!」
浜尻が生徒に指示を出す。
そうして全員は青井を囲むように守る。
「っ!…一体どこから…。」
「木の上だ。それから青井の周りに群がりすぎるな。」
建宮が手を掲げると木の上から数人の生徒が落ちてくる。
「今のうちにやれ。」
建宮の指示により2組の生徒5人が死亡となった。
「最初の配置はルールでは何も書かれていない。そうだろ?星乃海。」
「は、はい!」
「つまり始まる前に構えていたってことだ。」
「そんなの…。」
「…これでいいんだろう?鼎…。」
建宮はトランシーバーに話しかける。
「ああ…計画通りだ。さて…次の指示だ。さっきのでリーダーがバレた可能性が高い。お前は青井のガードを頼む。」
「分かった。…約束通り…この試合、勝つんだろうな?」
「契約だからな…。」
1日前。
「わざわざ部屋にまで来て何の用だ?建宮。」
筆記テストが終わったあと建宮は蓮也の部屋に訪れていた。
「お前のことが信頼に足るか…確かめておきたい。」
「お前のことを詳しく知っている時点で明確だろう?」
「口からでまかせという可能性が捨てきれない。」
「そうか…。それで?何が望みだ?」
「俺と契約をしろ。明日の試合…お前の指示でこのクラスが勝てば俺はお前を信じ情報を聞き出した後でもお前の指示に従う。」
「もし負ければ?」
「お前のことを…クラス全員に話す。」
「信じてくれると思うか?」
「さあな。だが、お前は目立ちたくないはずだ。」
「…契約か…分かった。」
「それを聞いて安心した…。」
ついに2組VS4組のサバイバルゲームが幕を開けた。
まじお待たせしてごめんなさい。
言い訳させてもらいますと「腹下したせいで1人異世界転移に遅れてしまったんですが」の方が完結しそうだったのと普通にリアルが忙しかったんです…。
これからは頑張りますんで。
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コメント
ノベルバユーザー349637
結構楽しみ
に~ムア
最新話 読んだらまさかの 前の話忘れた(字余り)
イルネス
学校も4組の生徒もレンヤ自身も意味深だなぁ…気になルゥッ!
かつあん
お久しぶりです!待ってました!
レンヤの過去がすげー気になる〜〜。
ていうかもしかして1,2組は今は強いけど、4組は伸びしろがあるということか?そしていずれ1,2組に負けないような強さになるのか?全てはレンヤにかかっている...
寿司丸
初コメです!( ^_^)/~~~
最新話待ってました〜。
腹下したせいでの方も読ませてもらってます。(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎