彼女との日常

ノベルバユーザー247267

彼女と花束

突然だが、僕の彼女は花粉症だ。
春先は地獄だと毎年聞かされる。因みに僕は花粉症では無い。
その為に、花束という物を送ったことがない。ただの嫌がらせになるためだ。
だがここはやはり花束を送りたい…そう考えた僕が向かったのは製菓店。
そう。飴の花を作って貰っていたのだ。これなら彼女も喜んでくれるだろうと、受け取ると早速家に帰り、彼女に渡した。
「ありがとう…」
と笑顔で喜んでくれて僕も用意した甲斐があったよと笑顔で返す。この笑顔を見たくてしたことだ。目的は達成した。




まあ…飴って事だから…ね?その後の展開はご想像にお任せします。

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