異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

62話 懐かしい出会い

┏┠62話 懐かしい出会い┨┓

「次!62番!」

「呼ばれたぞナギラ」

「そうみたいだね、行ってくるよ」

【数十分後】

「どうだった?」

「魔石を壊さないように気をつけたよ、リートも気をつけてねあの魔石かなり脆いから」

「次!63番!」

「分かった、行ってくる」

僕はドアの奥に入った

「よし、お前の名前はリート・ガルムだな?」

「はい」

「じゃあ今から、この魔石に魔力を注いでくれ!魔力を注いだ分だけ光り出すからな!それと魔石に写った色でお前の魔法適性も分かるからな」

「分かりました」

そう言って僕は魔石に手を近づける
だが魔石は魔力を注いでないのにカタカタ動き出した

「注いでいいですか?」

「あ、あぁ」

僕は魔石に魔力を極少量注ぐ

【パリン!!】

どうやら魔石が僕の魔力に耐えきれずに割れてしまったようだ.........

「あ、えっと.........戻ってくれて構わない.........」

僕はナギラの所に戻った

「どうだった?」

「壊れちゃった......」

「まぁリートならやりかねないよね」

そして次の試験は座学
50問の算数問題が書かれている
高校までしっかり勉強した俺からしたら、かなり簡単だった

そして合格発表の日

「ナギラは次席か.........」 

「リートは?」

「俺は.........なんでもないな、普通の生徒だ」

「へぇー意外.........」

その時後ろから声が聞こえた

「えーっとリバートさんですか?」

そこには、いつかあったような人物がいた

「............ノアとキリ?」

この人達は俺が何年か前、蘇生して助けた人だ

「はい!」

「そうです!」

「久しぶりだね?」

「リバートさんもこの学院なんですか?」

「そうだよ!」

「えっーとリートの知り合い?」

「あぁナギラ、紹介するよこっちの子はノアだ」

「はい!ノア・イールと言います!」

「んでこっちはキリだ」

「キリ・アルクですよろしくお願いします」

「よろしく!僕はナギって、誰か来たよ!?」

「あっ!リバート君!!」

遠くから声が聞こえる
その声の主は僕に飛びついてきた
僕は地面に仰向けの状態で倒れた
その上には例の声の主がうつ伏せの状態で倒れている

簡単に見せれはこうだ

    //
●───
●───


下が僕だ

僕はその人の顔を確認するために肩を持ち上げる

「リアっか」

「「えーっ!!??り、リア様!?」」

「あー久しぶり!キリっ!ノアっ!」

「えっ?君たちも知り合い?」

「うん!そうだよ!」

正直ナギラが空気になってるが、僕は伝えなきゃ行けないことがある外に気づく

「えっーと、リア、キリ、ノア、僕は今偽名を使っているリート・ガルムという名前だ、決してリバートとは呼ばないでくれ」

「分かったよ!」

こうして俺の学院生活が始まる.........

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