異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

60話 領地視察

┏┠60話  領地視察┨┓

僕は、今領地の視察に来ている

「ここがグレイかー.........」

メンバーは、僕、昨日助けた少女の2人だ、因みにその少女の名前はカノと言うらしい。

「凄い広いわね.........」

「だな.........」

食べ物屋さんが多く、街には活気がある。
そんな中、気になる話が聞こえてくる。

(知ってる?新しい領主様が決まったらしいわよ.........)

(あら?またー?どうせ期待させるだけ期待させて、何もせずに帰るんでしょー)

(1番の領主様はやっぱり最初の人だけよねー。)

そんな声が聞こえてきた

「酷いわね.........」

「まぁ、こんな事はあるだろうと思ってたけどね.........まぁ気にすることは無いよ」

「あのさリート」

「何?カノ?」

「もうすぐ魔法学院エルストキアの入学試験があるんだけどやってみない?」

「あー.........じゃあ、やってみようかな――」

っとその時だった、向こうから魔法が飛んできた。
それはカノに向かって放たれていた。

「危ない!カノ!」

「え?」

あと0.3秒後には、魔法がカノにあたる
残り0.2秒、僕は相殺を使う準備をする
残り0.1秒、僕は相殺を発動させる

ガラスが、割れるような音と共に魔法は消える

「っちょっとカノは、ここで待っててくれ」

「えっ?あっ、うん」

「っ転移ワープ!!」

俺は魔法が放たれたところまで転移する
そこには黒いフードを被った人が、屋根の上を走って逃げていた

(っ逃げられる!)

身体強化ボディーアップ!!!」

俺は身体強化を使い、そいつの前に立ち塞がる

「おい!お前は誰だ!!」

「ック.........煙玉」

その声はどこかで聞いたことのあるような声だった
その事に、気を取られていると、既に逃げられていた

だが俺はその事より気になることがあった

(煙玉?この世界にそんな魔道具は無かったはず、確かに火魔法を使えば、煙は出せるが............だがこの世界に煙玉なんて概念、存在したか.........?もし無かったとしたら)

そこで僕はひとつの考えにたどり着いた

「まさか............」




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