異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

54話 法律

┏┠54話 法律┨┓

その夜

僕はとある宿屋の部屋に居た
っとその時

「た、助けて.........」

2km先くらいから小声で声が聞こえてきた
方角は南南西
この声は今日のお昼に助けたあの女の子だ

そして僕はこんなこともあろうかと追跡魔法をその子に付けておいた

転移ワープ

僕はそう言い声が聞こえてきた所の手前まで来た
お昼とは違う場所だったが路地裏だったという事は変わらなかった

「おい!もうお昼のように助けは来ねぇーぞ......」

「ヒッ!」

「おい!あんまり声を出すなよ.........」

この声も聞き覚えがあった
多分お昼に女の子を襲っていたポッチャリ体型の中年おっさんだ

(そろそろ行くか)

僕は声をかけた

「あのすいません.........」

その瞬間に男性は振り返った

「何だよ!」

「ここから1番近いご飯屋さんってどこですか?」

「あぁ!?そこ曲がっ「それともう1質問があるんですけど......」」

僕は閉じていた目を開いてこう言った

「あなた達は今何をしていたんですか?」

その一言と共に男性は思い出したように呟いた

「まさか.........昼の奴か!?」

その言葉に反応して奥にいる女の子も反応する

「えっ.........!?」

僕はため息をつきこう言う

「もう一度言います.........あなた達は今何をしてたんですか??」

「ひ、ヒィ!!や、やれー!!」

男性は後ろにいる用心棒に指をさして指示する

「わ、わわわわわわ、分かりました!」

その声に合わせて後ろから10人くらいの人達がこっちに走ってくる

(遅いな)

俺は軽く避けて背中を押し倒れさせる

「おいおい!そんなヤツら俺の敵じゃねーぞ!」

挑発と本心を兼ねてそう言った

っとその時無意識に一人称が俺になってることに気づいた

「ち、ちくしょー!!」

刃物を持って襲いかかってくる

「おい!ンなもん普通に食らって怪我でもしたらお前ら殺人罪か傷害罪に問われるぞー!!って言っても別に前世で弁護士やってたわけじゃないけども!」

俺は転移を使い相手の真後ろに移動する
そして手刀で1人の首を切り落とす

「その前に児童ポルノ法に引っかかるけどな!」

「なっ、なんちゃら法ってのは知らないけれども私が自ら手を下せばあなたなど蟻と同じです!」

「ふむ蟻?この俺がか?くっくっくははははは!面白いでは少しゲームをしないか?ルールは簡単お前が一言喋る度にお前達の部下を殺す!」

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