48話夕日の下で魔法を交わして(1)

┏┠48話夕日の下で魔法を交わして(1)┨┓

「さて......では勝負だ！」
俺の一言により相手は火矢ファイヤーアローを放ってきた秒速500本ってところだ

「舐めてるのか？」

俺はそう口にし羽を盾にし火矢ファイヤーアローをガードした

「残像刃スペクトラムソード！」

そう言ってアリューは剣を取り出した
そのままアリューは俺に刃を向けた

「剣で俺に勝てると思ってるのか？」

「あたりまえだ！」

アリューは剣より魔法に長けているので決して剣が下手という訳では無いが少なくとも剣はそれほど上手くなかった

だが決定的にアリューの剣は普通の剣と違った

「ほぉー」

俺は興味を持った
アリューの剣は魔力が込められており剣を振るとその場にしばらく残像を残す魔法が使われていた

その残像に当たったら十中八九攻撃を食らうだろう

「だが！」
俺は剣を抜きはニヤリと笑った

「俺には勝てないぞ！」

剣をラビルエルガとさっき手に入れた剣で二刀流をしアリューに連撃を入れた

「クッ......」
幸か不幸かラビルはアリューの心臓に刺さった

「グハッ！」

俺はラビルをアリューの心臓から抜いた
だがアリューは元気バリバリだった

「モンスターはそんな簡単には死なんぞ」

「俺が知らないと思ったか？」

「そうか......獄炎覇インフェルノウェーブ！」

獄炎覇それはこの世でかなり上位に入っている炎魔法だと言われている

「お前弱っ...相殺」

俺は人差し指をピッと弾き獄炎覇を相殺した

「そうえばお前無詠唱だったんだな」

俺はそう呟いた
だがアリューはそんな呟きを無視して放心状態だった

「獄炎覇を相殺だと...」

「はぁーお前弱すぎ......」

「なんだと......！」

「お手本を見せてやるよ！獄炎覇！」

その瞬間目の前に地獄のような炎が広がった
その炎はさっきの獄炎覇とは比べ物にならなかった

「な、なんだと......」

「魔法の使い方を勉強するんだな！暗黒の太陽ダークサン」

その魔法を使った時
赤かった太陽は真っ黒になり
さっきの獄炎覇の威力が5倍増した

「な、なんだと俺が......お前に負けるなど......」

「そう言う運命なんだよお前は...」

「認めん...認めんぞー！！」

「運命に逆らうな......」

「くっ！我は負けん！！0戻りゼロループ！」

「ほう少しは面白そうだな」