異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

35話 冒険者

┏┠35話  冒険者┨┓

「ねぇ?サリ先生?」

「何?.........」

僕は昨日の激痛の事が気になったので聞いてみることにした

「魔法やスキルを使って身体中が痛くなったりする事ってある?」

「うーん......何か大きい魔法の代償に痛みが走ることはある......でもそんなに強い痛みは無いらしいけど.........」

「じゃあさ凄い強い痛みは来るけど体力パラメーターは減らないって事はある?」

「それは多分神界魔法だと思う............神界魔法って言うのは神様が使う魔法なんだけど人がそれを使おうとすると体が引き裂けるような痛みが走るらしいよ」

「へーそうなんですか......ありがとうございます!」

「おーーーいそろそろ剣術の時間だぞー」

遠くからコロン先生の声が聞こえたのでそっちに向かって走って行った

「はーい今行きます!」

「そうえばリバート君ってさ9歳になったら冒険者になるんでしょ?」

「はい」

「あのさ冒険者ランクって知ってる?」

「あーステータスとかに載ってますよね......でも詳しくは知りません」

「冒険者になると冒険者カードって言うのが貰えてそれが身分証明書にもなるんだ!冒険者カードには冒険者ランクって言うのが書いてあるんだけど冒険者ランクはG、G+、F、F+、E、E+、D、D+、C、C+、B、B+、A、A+、S、S+、SS、SSS、EX、expert、ってあって冒険者ランクが上がると冒険者カードの色も変わるんだ!G~G+は青、F~F+は緑、E~E+は赤、D~D+はスチール、C~C+は鉄、B~B+は銅、A~A+は銀、Sは金、S+はルビー、SSはサファイヤ、SSSはエメラルド、EXは白金、expertは黒金って感じかな!」

「先生達は何ランクですか?」

僕がそう聞くとサリ先生とコロン先生はポッケから冒険者カードを取り出したそこには銀色より少し輝きが少ない色だった

「Cですか?」

「うん!そうよ!」

「はぁー.........早く9歳にならないかな.........」

「何ため息してんのよ!」

コロン先生がゲンコツを当ててこようとしたので本能的に手で受け止めてしまった

「あ!!すいません.........当たるべきでしたよね.........」

僕はゲンコツに当たった方がいいと思い咄嗟に謝った

「あ、いや.........」

コロン先生がおどおどしていて
僕は困っていて
サリ先生はくすくす笑っている

僕はそんな状況を面白く思い少し笑ってしまった


(こんな日が続けばいいな.........)

そんな叶わぬ願いを思うのであった

コメント

  • ノベルバユーザー295245

    extraじゃね?

    0
  • ノベルバユーザー184952

    EXの次にexpertって、じゃあEXはなんか別の略称なんですか…??

    4
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