異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

18話 永遠の修行(終)

┏┠18話  永遠の修行(終)┨┓

「よろしくお願いしますカリア様!色々教えてください!」

「って言っても貴方に教えることなんてほぼないんだけどなー」

「ん?どういうことですか?」

「いやーだってもう私の弟に教えて貰ったでしょ?」

「弟?会ったことなんてありましたっけ?」

「ほらーランとか名乗ってなかった?」

「............あーー!!!......」

「あれ私の弟なのよね.........だからもう教えることなんてないんだけど......」

「そうですね.........全属性教えられてしまいましたからね.........」

「ということで終わり!!」

「終わり!?」

そんなくだらないやり取りがしばらく続いた結果結局魔法の威力を上げるとにしたって
言ってもすぐにカリアと同じ位の威力になってしまった

「ほんとにもう終わりかもねー」

ため息混じりに言っていた

「そうすですね.........」

「じゃあもう私との修行は終わりって事で!」

そうして数ヶ月だけでカリア様との修行は終わってしまった
その後に遊戯神、魔道具神、破壊神、との修行を終えた後僕は創造神の所に行くことにした

「ふぉふぉふぉ久々じゃなー」

「そうですねレックの時以来でしょうか......」

「まぁわしは教えはしないんじゃ」

「?じゃあ何をするんですか?」

「わしはな全神々の力を授けるんじゃ!」

「力を授ける?」

そう言うと創造神様は手を天に向けた、その時上から7人の神様が降りてきた

「!?」

「どうじゃ驚いたか?」

「は、はい」

「じゃあまずはお主からじゃ」

「おう!」

奥から人が近ずいてきたどこか見覚えのある顔でその顔と名前を1致させるのには3秒ほどかかった

「レック?」

「おう!そうだ!」

レックは僕の目の前に立つと手を僕の頭の上に置いたその瞬間僕は光に包まれた

「終わりだ」

どうやらこれがスキルのところにつく加護というものらしい

「あーそうじゃ忘れておった」

「?何をですか?」

僕は首を傾げたずねてみた

「スキルのところに加護とついておったじゃろ神自ら力を授けた場合加護ではなく『神力しんりょく』になる」

それからしばらくたって僕は神様達の力与えが終わった
ということは長かった修行が終わるという事だ
心の中で舞い上がっている中でもっと深い所では少し寂しい部分があった

「ではそろそろお別れの時間じゃな」

そうして僕の足元を見てみると魔法陣が作られていた

「それではばーい」

創造神の声と共に僕の足元にある魔方陣が光り気づくと僕は浮いていた
僕の視界はいつもの光に包まれていった

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コメント

  • ユーノ

    精神的な世界にいたのでは???
    体は教会の神様の像の前のままで

    0
  • キャベツ太郎

    多分、身体的な(ステータスは含まない、身長、体重、骨量、体脂肪率、BMI(意味のない数字)など)成長はなかったんじゃね?(知らんけど)

    3
  • ペンギン

    何年間修行したの!?絶対に身長とか違うでしょ!?
    そこら辺はどうなったの!?

    3
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