異世界に転生したら貴族になってたんだが.........

ぬぅ

17話 永遠の修行(3)剣術神ザック

┏┣永遠の修行(3)剣術神ザック┫┓

「いやーこんなに早く俺のところに来るとは思わなかったなー!」

「は、はぁ」

どこかでデジャヴったような反応をしてしまったが修行部屋はレックの時と同じだった

「じゃあまずは素振りをしてみてくれ」

「素振りですか?分かりました」

そう言って僕はザックから投げられた剣を受け取りそれで素振りをした

「ふーむ」

「どうでしたか?」

「うーん別に悪くは無い.........ただ遅いな」
 
そう言ってザックは剣を抜いたその剣でザックは素振りをした
空気が切れるような音がしたそして何より驚いたのは剣が見えないことだ
剣をふりおとすスピードが速すぎて見えなかった

「まぁこんなところかな!」

「スキルは使ったんですか?」

「そりゃもちろん」

「あの......」

「なんだい?」

「スキル無しで1度勝負してくれませんか?」

もしかしたらスキル無しだったら勝てるかもしれないとゆう予感がした
それから10分後その予感は見事的中!



する訳もなく
呆気なくやられてしまった

それからしばらくは大人しく練習することにした
だいたい5年がたったさすがにスキル無しだったらそろそろ勝てるかな?とか思ってきたので戦うことにしてみた


「レディーGO」

ザックの威勢のいい声が修行部屋に響く
僕は突進してきたザックの剣を軽く避けた
そのまま俺は足を引っ掛け転ばして喉に剣先を向けた

「無理無理そろそろ勝てないよ」

ザックは剣を置き両手を上げた

「そんなに強くなったんならそろそろスキルだな!少し見てろ.........」

ザックはそう言って置いた剣をとり剣を振った
そこには蒼白いガラスが割れたようなエフェクトに纏われた剣があった

「これが剣のスキルだ他にも種類は色々あるけどとりあえずやってみ!」

「は?」

どこかで似たような展開があった気がするけど気にせずに剣を真似しながら振った

なんと出来てしまったザックは蒼白かったけど俺は赤とかオレンジ系統の色だった

「バーストエフェクトか.........」

「バーストエフェクト?」

僕は首をこくんっと傾げて聞いた

「そうだな......さっき俺は蒼白い色だったろあれはストームエフェクトと言って剣を振るスピードが上がるんだ」

「うんうん」

頷きながら続きを聞く

「でもお前のバーストエフェクトって言うのは1発の破壊力や一撃が重くなったりするんだ.........簡単に言うならストームエフェクトは連続系バーストエフェクトは一撃必殺系だな...」

「なるほど............」

「まぁ俺は全部使えるけどな!」

そうして僕の目の前はまた光に包まれた
最後の方にザックが何か言った気がしたけどあまり気にはならなかった
どうやらもうザックとの修行はやり遂げたようだ
次の修行は誰かな?とか期待しながら僕は目を閉じた

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