#0 人物紹介

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※注意※

このページは主要な登場人物の紹介になります。ストーリーの進捗によって少しづつ更新されていきますが、更新の都度最新話に表示しますのでご注意下さい。また、場合によってはストーリーのネタバレにも繋がりますので、気になる方はそのまま飛ばして下さい。

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　　＜以降ネタバレ注意＞

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No：1　

氏名：　勇者○○(まるまる)

性別：男　年齢：25

種族：人間種　

肌の色：肌色(標準色)

髪色：焦げ茶、黒

称号：
＜負け犬グッドルーザー＞
＜二重円の勇者ダブリング・ブレイブハート＞
＜伏字＞

職業：
　勇者(デバック専用ステータスにつき職業適正無し)

履歴：
　現実の人間、日本人。元はプレイヤーであったが、ゲーム世界に取り残された後にNPC属性に変更され、1人ゲームの中に閉じ込められてしまう。その後にNPCの仲間を集め、共にゲーム世界を満喫する事を目的としている。

性格：
　一見まともな人物に見えるが、相手が無作法をしてくるならとことんこちらもやり返す性格。善悪の区別は付くもののゲーム世界と割り切っている為、相手が敵と認識した途端に極悪非道の限りも平気で行う。また口が上手く、舌戦や交渉を得意とする。肝心な所で弱気になったり、突然のスケベ根性全開な所もかなり多いが仲間の為なら平気で命を賭ける義理堅い一面も見せる

装備趣向：
　初級装備を使用(職業適正によりFランク以外は一部を除き装備する事が出来ない)。武器は鈍器、短剣等の近距離武器を好む

その他：
　本作の主人公。『デバック能力』と呼ばれるゲーム開発者しか使えないチートメニューの操作を何故か行う事が出来る(通称：黒いメニューボード。文字化けしていて勇者以外の者や、まだ発現していない能力については解読出来ない。)彼は今後ゲーム世界を通して何を感じ、どのようにしてNPC達の尊厳を護るのか。


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No：2　

氏名：マリーナ・リーチン

性別：女　年齢：18歳前後

種族： エルフ　

肌の色：色白な肌色

髪色：黄色

称号：＜特になし＞

職業：定食屋見習い(給仕係)

履歴：
　ミンギンジャンの義理の娘。普段は「大魔道飯店」で働いている。

性格：
　非常に礼儀正しく、誰に対しても敬語を使う。明るく優しいが自分の事になると自信を失う傾向がある。

装備趣向：エプロン及び調理機材一式

その他：
　ミンギンジャンに拾われるまでの経歴については誰も分からない。本人もそれらを記憶していない。その為、自身の出生に繋がる様な事や自分の知らない世界の情報を強く求める傾向にある。
　


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No：3　

氏名：
　ハック・ロウラン・ブラックスワン

性別：男　年齢：31

種族： ダークエルフ　

肌の色：コバルトブルー

髪色：艶やかな黒

称号：
＜錬金術の師マスター・アルケミスト＞
＜黒衣の白鳥ブラックスワン＞

職業：
　錬金術師として錬金術工房の経営

履歴：
　ダークエルフ種の魔術師の名門黒衣の白鳥ブラックスワン家に産まれる。就学の過程で変性魔法や性質強化魔法に適性がある事が分かり、魔術師から錬金術師へと転職した。独学で学ぶ事を好むハックは大学卒業後自ら辺境の地へと単身で渡り、ファステで錬金術工房を構えるまでに至る。

性格：
　魔法を操る自らを「カッコイイ」と認識する事でイマジネーション力を高め、魔力の増幅に繋げているハックはとことん魔法を使う時の自らの仕草や台詞に拘る。それ以外は常識人なのだが、魔法に関する事だけは厨二病全開になるのでそれを知らない人は驚く。

装備趣向：
　魔術詠唱用の杖、基本的に『黒』を基調とする魔術師装備(ブラックスワン家の伝統)。主にレザー、シルクなどの高級感ある素材。それ以外ではシルバーのアクセサリーを全身に付けている。

その他：
　多種多様な魔法を習熟しているハックだが、自分の未知な分野の魔法には目がない。寝食も忘れてのめり込んでしまう。普段の生活費は自らが書いた魔導書をタリエルの店で換金してもらうことにより賄っているものの、最近は金銭面での苦労が多くなって来た。




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No：4　

氏名：タリエル・チリードル

性別：女　年齢：21

種族： 人間種　

肌の色：
　肌色(幼く赤みがかっている)

髪色：翡翠

称号：
＜現金の亡者キャッシュグール＞

職業：
　自称、美少女鑑定局員(ファステ支部の支店長)

履歴：
　天涯孤独のタリエルは幼少から金銭に対する強い欲望があった。並々ならぬ努力の末、鑑定局員養成所を最小年齢にて卒業する。卒業後はその実力を買われてファステ支部に派遣され、1人で支局を切り盛りしている。

性格：
　まさに天真爛漫。いつも笑顔で何事も楽しむ性格の持ち主であり、基本的にはおちゃらけた姿を他人に見せるが仕事となると態度は激変。途端に機械のような正確さで鑑定を始める。また大抵のギャンブルに精通しているが、金が絡むと絶対に自分を曲げない強情さが全面に推し出てしまう。


装備趣向：鑑定局員用の制服

その他：
　○○にコミュランクを強制変更されてから、途端に彼を意識するようになった。そして彼が無限財布の存在を明らかにすると同時に結婚を前提にした交際を申し込む。現在では開き直り勝手に正ヒロインを公言する程。なお、どう見ても子供にしか見えない背丈ではあるが成人している。



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No：5　

氏名：アンジェラ

性別：女　年齢：23

種族： 人間種　

肌の色：褐色

髪色：赤

称号：
＜可もなく不可もなくユージュアリー＞
＜中級戦士ウォリアー・リーダー＞

職業：戦士、傭兵

履歴：
　流れの傭兵として王都周辺で活動していたが、プレイヤーに雇われて馬車の行者としてザゥンネ領に付く。以降はそこでパーティが解散したのでそのままファステの街に居着居ている。

性格：
　普段はあまり表情も変えず、基本的には大人しく口数はそこまで多くない方ではあるが、戦闘では凄まじい覇気を放つ。戦士である事に誇りを持ち、女性だからと気を使われると怒りを顕にする。見た目は冷静に見えるが、大概の場合は特に何も考えていない事の方が多い。

装備趣向：
　剣、プレートメイル、頭にはあまり装備をしたがらない。

その他：
　アンジェラは他のNPCとは違い、あまり多くの情報を設定されていない。故に唯一のアイデンティティである「普通の戦士」という事にプライドを持ち、常により「普通」であろうと努力する。そして普通であると評価される事に喜びを感じる。




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No：6　

氏名：ヤンド・マッカルエ

性別：男　年齢：28

種族： 人間種　

肌の色：日焼けした肌色

髪色：茶色

称号：
＜素手の凶戦士ベア・セルク＞
＜中級修道士モンク・リーダー＞
＜中級戦士ウォリアー・リーダー＞

職業：修道士モンクの修行僧

履歴：
　貧乏な幼少期を過したヤンドは家族が養えなくなりモンクの修道院に送られる。そこで修行を収めた後に成人を迎え、冒険者として旅立つが、道中で呪いのアイテムを装備し戦闘中は強制的にバーサーカー状態になってしまう。現在そのアイテムは酷使し過ぎて消失してしまうものの、呪いの効果だけはヤンドの身体に残ったまま消せなくなってしまい、やむ無く1人での冒険を余儀なくされた。そしてこのまま1人で冒険を続けるのは限界に達し、現在はザゥンネ領にて立ち往生に近い状態で生活を送っている。

性格：
　非常に温故で、優しい心の持ち主。だが、幼少期からのモンクの禁欲生活により女性に過敏に反応してしまう傾向がある。常に他人を主軸に置いた物の考え方をするので、自らの事を話す時は「自分は」と名乗る。

装備趣向：
　素手(呪いによる強制)、軽装の動きやすい防具、毛皮のマント

その他：
　素手の戦士というのは雇い側から戦力として疑われるので、それを誤魔化す為に背中に大きな斧の形状をしたドレスアップアイテムを装備している。もちろんこれは武器ではないので使用は出来ない。1度戦闘が始まると暴走状態に陥り相手を殲滅するまで解除されなくなる。またこの時は敵味方関係なく襲い掛かるので、基本的には味方からかなり離れて行動する必要がある。




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No：7

氏名：サイカ・シクノノビィ

性別：女　年齢：34

種族： 人間種　

肌の色：透明感のある艶色

髪色：かなり濃くて暗い紫

称号：
＜家政全般フル・ハウス＞
＜上級女流忍者ハイ・クノイチ＞
＜中級盗賊シーフ・リーダー＞

職業：主婦

履歴：
　冒険者引退後は働きながら育児に専念し、主婦として生活を送っていた。そして長男が独り立ちした事をきっかけに再び冒険者として挑戦する事を選んだ。

性格：
　柔らかくおっとりした性格で、いつも慈しみの心を持って相手に接する。だが、年齢に関する質問をされると昔の鋭さを取り戻す。

装備趣向：
　エプロン、一般庶民の服装、包丁。状況により忍び装備

その他：
　未亡人であるサイカは常に夫シゲアキの遺影を持ち歩き、夫の事を思い出してしまうと所構わず泣きだし写真にすがる。マリーナを本当の娘の様に可愛がっている。




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No：8

氏名：カルガモット・ザゥンネ

性別：男　年齢：29

種族： 人間種　

肌の色：限りなく白に近い肌色

髪色：金髪

称号：
＜ザゥンネ家領主ロード・ザゥンネ＞
＜剣技の達人ソード・エキスパート＞
＜伏字＞

職業：騎士、領主

履歴：
　先代が不慮の死をとげ若くして領主の地位を継いだカルガモットは、その名と地位に恥じぬ行動を取るべく日夜自らの領地を守る事を決意。それと同時に弟ダスキドが『心の病』を患った事に責任を感じ、自らそれを解決する為の方法を模索している。ザゥンネ家は先祖に勇者の名を持つものが存在し、彼等はその血を受け継いでいるとされる。

性格：
　非常に真面目で融通が効かず頭も固く、初対面の人にはあまり良く思われない。また、貴族として育っているので悪意はないが高圧的な発言や態度を取ってしまう。シンプルに空気の読めないタイプである。

装備趣向：
　シルバー素材の鎧装備、剣に属するあらゆる武器、真紅のマント。

その他：
　『ザゥンネ』と「残念」という言葉の発音が似ている事から度々その事でからかわれるが、本人がそれを聞くと激怒する。各種魔法に対抗する手段(装備、アイテム、スキル等)を持ち、魔法使いと対面する時には凄まじい威力を発揮する。ファステに住むタリエルの自由で他人に囚われない生き方に引き寄せられ、好意を抱いている。祖先が持つ『勇者』という称号の獲得に固執している。




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No：9

氏名：ナユルメツ

性別：女？　

年齢：初死亡時17歳(現在推定500歳以上)

種族： 魔人とされる

肌の色：土気色

髪色：マットブラック

称号：
＜回復死体ヒーリビング・デッド＞

職業：不明

履歴：
　細部不明。封印されていた、あるいは自ら眠りに着いたとされる。勇者の持つデバック能力に惹かれ何処からかファステの地にたどり着いた。

性格：謎、目的不明

装備趣向：
　細部不明、真っ赤な異国のローブ

その他：
　ナユルメツは時折勇者の背後から現れる謎の存在。本人が言うには回復魔法を究める研究の末に、「常に死に続ける身体」を得たらしい。ナユルメツの回復魔法は誰が、何が対象でもありとあらゆる状態を回復するが、連続で2回かかると回復効果がバーストし対象は即ロストする。ナユルメツが生身の肉体を維持するためには○○の生命エネルギーが必要である。死亡しない○○の事を『同属』と思い込み心の底から溺愛している。



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