NPC勇者〇〇はどうしても世界をDeBugしたい。みたい!?

激しく補助席希望

Take1 NPC勇者○○ゲストハウス



某世界、某日、某所にて─


○○「うぃーっす」

タリ「おつかれー」

ハク「うすー」

ヤン「どーも」

サイ「ちわー」

マリ「お疲れっす」

カモ「うっす」

アン「どうもー」

ナユ「はいはーい」





○○「で、何ここ?ゲストハウス?」

タリ「なんかー、本編とココは全然関係ない見たいよ?」

サイ「あら?どういう事かしら??」

マリ「アンジェラさん聞いてます?」

アン「いや、なんにも聞いてない」

ヤン「ハック導師はどうです?」

ハク「いや、私も聞いてない。そこの台本にはなんて書いてある?」

カモ「それがアドリブとしか書いてない」


皆「「「マジかー。」」」




ナユ「はいはい、ここは連載100回記念に補助席が作ったゲストハウス(演者用の宿泊施設)で、直接ストーリーには関係のない話や各キャラクターの皆と雑談したり質問してみる『空間』だよ。時系列とは関係ないって事になってるから、定命の者モータル達そこんとこヨロシクぅ〜」



皆「「「はぁ〜〜い」」」


ナユ「登場回数の少ない私が司会頼まれちまったのさ。それじゃあ始めるよっ!第1回、NPC勇者○○プレゼンツ!ゲストハウス座談会〜!」

皆「「「ワァァ〜」」」パチパチパチ


ナユ「で、何を話したい?」

○○「でぇ!決まってないのかよ!!」

マリ「そんな急に振られても…何話しましょうか??」

タリ「ねーこういう時は男性陣がちゃんと話題作りしてくれないとさー。困るよー??」

メンズ「「「合コンかッ!!」」」

サイ「あ!合コン!なんか素敵な響き!合コンやってみましょ!!」

ヤン「合コン!?なんと不純な…けしからんですぞ!!」テキパキ

アン「で、ヤンドそれ何作ってるの?」

ヤン「え?あぁ、コレは割り箸を折って作ったクジを使ってやる、『王様ゲーム』と言って…」

皆「「「ヤル気満々かッ!!」」」


ハク「本当にやるのか?このメンツで??」

カモ「恥ずかしいな…わ、私はその…ずっと武芸に身を置いていたので、社交パーティー的な物にはあまり縁がなくてだな…」

皆「「「ウブかッ!!」」」

ナユ「じゃ、決まりかねぇ?合コンやるよ!」


─勇者席替中─


ナユ「いいかねぇ?それじゃ、私はゲームマスターGMやるから除外して…4対4のマッチングバトル!スタートォ!!」

皆「「格ゲーかッ!!」」

タリ「はーいじゃあ男性陣から自己紹介してもらっていいですかぁ??」

ナユ「おっとタリエル選手!男性陣に先制攻撃!!先手を取られたぞ!」

皆「「「だから格ゲーかッ!!」」」


ハク「では、年長者の私から行こう。名前はハック・ロウラン・ブラックスワン。錬金術の師マスター・アルケミストをやっている。好きな女性のタイプは可憐で清楚な女性だ。」

皆「「「お、おおぉ〜!」」」

ハク「ん?どうした?そんなに固執したタイプでは無いと思うが…」

○○「いや、いつ出るのかと思ってたけど、やっとハックのフルネームが出たと思ってさ…」

ハク「驚く所そこかぁッ!」

カモ「次は私か。名はカルガモット・ザゥンネである。<ザゥンネ家領主ロード・ザゥンネ>の称号を…そうか、もう失ったのか。…オホン!気を取り直して、好きな女性は…小さいながらも美しく光る、花の様に明るい人だ。」

皆「「「だってさ!タリエル!」」」

タリ「ちょ!なーんでそこで私が出てくるのよ!!ふざけんな!!」

皆「「「ニヤニヤ〜」」」

ナユ「おおっとここで早くも必殺モーションに入るカルガモット選手!しかし相性は悪い!効果は今一つのようだ!」

皆「「「ポケ〇ンか!!」」」

ヤン「では次は…ヤンド・マッカルエと言います。この苗字はモンクの修行で洗礼を受けた修道院の名前です。自分はモンクの修行僧として、禁欲禁酒禁煙、恋愛禁止の修行中の身ではありますが…この合コンにッ!!全てをかけていますッ!!」ドン

皆「「「お、おう…」」」

ナユ「ヤンド選手!ヤル気が全開で空回り!!脱落待った無しの状況から敗者復活なるかァ!?」

ヤン「待って!勝手にもう負けた見たいなリアクションするのやめてくれ!!」

〇〇「最後は俺か…って、そう言えばこのメンツで1番年下なの俺なんだな。初めて知ったよ。」

タリ「てかさ、ウチのメンズって年齢層高くない?」

マリ「た、確かに…」

サイ「え?そうかしら?みんな年下で可愛いわよ?」

アン「え?何いっ…」

サイ「………はい?」

皆「「「それ以上言っちゃ駄目だぁ〜〜ッッ!!」」」

ナユ「おぉーっとアンジェラ選手!女性の年齢というデリケートな問題に自ら関わりテクニカルファール1点減点!」

皆「「「バスケの試合かッ!」」」

タリ「じゃあ女性陣は若い順に行くわよ〜!」

〇〇「…え?俺の番もう終わり?」

ナユ「あー、特に面白い事も無さそうだし、ブレイブハートの番は終わりで。」

〇〇「…………え?…」

タリ「じゃじゃーん!この小説の正ヒロインを担当しています!タリエル・チリードルでーす!きゃは!好きなタイプはぁ〜お金に余裕のある男性かなぁ??」

メンズ「「「う、うわぁ」」」

レディース「「「う、うわぁ」」」


タリ「ちょっとちょっと!!なんで味方の女性陣まで引いてんのよ!!」

サイ「タリエルちゃん。世の中お金だけじゃ無いのよ?」

アン「流石サイカは良い事を言う。長く生きてるだけあって…」ドスッ

サイ「アラ、ゴメンナサイ、手ガ滑ッチャッタワ」

皆「「「手が滑っただけで包丁が根本まで地面に!!」」」

アン「は、反応できなかった…」

ナユ「おぉーっと!アンジェラ選手またもやテクニカルファールで減点!イエローカード追加!あと1点でレギュラー落ち確定!オブザーバー室のベンチメンバーと交代です!」

皆「「「もはや何の競技かわからんッ!!」」」


ナユ「ちなみに、ベンチメンバーはコイツだよ!」

ミンギンジャン「………フン。」

メンズ「「「あれが…女性陣に…加わるのか……。」」」ゴクリ


マリ「お願いだからアンジェラさんちゃんとして!!初めての合コンでパパと相席どころか、パパが同じ側に座っちゃうから!!!」

アン「わ、わかった!すまん!」

アン「えー、名前、アンジェラ。冒険者で戦士やってる。好きなタイプは人型か動物。嫌いなのは魔法使い系!」フンスッ

〇〇「それ…好みのタイプじゃ無くて、自分で戦い易いタイプと戦い難いタイプだろ?」

アン「そうとも言う!」ドヤァ

ハク「なんか、最近のアンジェラ殿は残念カモ領主に似てきている気がする…」

アン&カモ「「なんだと!?」」

〇〇「うわ!本当だ…」

ヤン「言われて見れば確かに…」

アン&カモ「「どこが似てるんだ!?」」

サイ「あら、息ピッタリね!」

ナユ「ハイハイ!キリないから次の人」

アン&カモ「「オイちょっと待て!!」」

サイ「はい、私ね?サイカ・シクノノビィです。私は未亡人だけど、一応人妻なので人数合わせの参加って事でよろしくね。うふっ」

○○「何故それで合コンをやろうと言い出したのか…」

ヤン「全く…けしからんですぞ!」

皆「「「1番乗り気だった奴が言うな!!」」」

ヤン「うぅ…」

サイ「あらあら、ヤンド君を虐めちゃ駄目よ。気の優しい良い子なんですから。」

ヤン「か、かーちゃーん!!」

皆「「「誰がかーちゃんだッ!!」」」

サイ「うふふ、良いのよ。私はみーんなのサイカ母さんですからね?」

皆「「「か、かーちゃん!」」」ウルッ

タリ「…あれ?」

ハク「ん?どうした??」

タリ「おかしく無い?」

〇〇「何がだ?」

タリ「え!だって若い順に自己紹介したんだよ!?マリリーたんは?」

皆「「「そう言えば…」」」

マリ「あの…私、マリーナ・リーチンです…そのぅ…」

皆「「「何々??」」」

マリ「私…エルフだから…その、人間よりも歳を取るのが遅くて…」

皆「「「ほうほう?」」」

マリ「設定上は…48歳です…」

沈黙サイレンス

皆「「「で、でぇぇええぇえ!?!?!」」」

サイ「…姐さんキターー!!」

マリ「やめて!育ての母より歳上とか言わないで!!言わないでぇ〜!!」

皆「「「うわぁ」」」

ナユ「けっちゃーく!!マッチングバトル優勝者はぶっちぎり年齢1位のマリーナに決定!!!!!」

皆「「「だからコレはなんの競技だよっ!」」」





補助席「…ねぇ。ちゃんとやって?」

ナユ「あっはい…」

皆(((ナユルメツがシンプルに怒られた…)))






Take1 NPC勇者○○ゲストハウス


To Be Continued…!?

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