無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第266話 絆と約束【連絡と巻添えの真実】

「あ、お母様から念話だ!」


「どうしたの?」


「ウィン達こっちに、直ぐに帰れそう?」


「今、お婆様から逃げ途中かな?」


「あ、あれね……」


「仕方ない、それが終わったら帰って来て……」


「え、お母様そこは、私が解決するからて展開は、無いのですか?」


「その状態になる時は、きちんと対応しておかないと大変だから今回は、諦めて制裁を受けないと駄目ね」


「その言い方だとお母様も受けたて事?」


「なりそめシリーズでしょ?」


「正解です!」


「それ、悪戯されながら出会いの話を聞くと言う地獄の語りだったはず……」


「一応解決方法あるだけどね、そこに、ヒメちゃん居るでしょ?」


「居ますね……」


「居なければ、孫を助けると言う意味で、お爺ちゃん呼べば収まるけど?」


「居るてことは、ハクが黙ってないだろうから、呼んでもこれないが正解かな?」


「ハクお兄ちゃんとお爺ちゃんで来れば問題ないじゃないの?」


「お婆様の裸をハクが見るてことは、お爺様と決闘が起きて、ハクが屍になるから無理じゃない?」


「それ、初耳なんですけど!」


「ま、私も用事があったからなんとか逃げれたけど、用事がなかったら危なく巻き添えだったから今回は、良しと思ったりしてたりする」


「取りあえずそれが落ち着いたら再度念話頂戴そしたら、内容を教えてから戻って来てもらうから……」


そして、念話は、切れる……


何とも言えない空気が、三人の中で蠢くのだった。

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