無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第246話 珍しい家族との再会【手紙編】

マリア達に事情を説明せずに、一度帰宅するとユウトの姿が見えない事が解る。


念話で、シルフィーさんに連絡を入れた所……最近修行に目覚めたらしく冒険者として、ダンジョン攻略をしてると聞いていると言われる。


どうしてだか、私の旦那は、用事がある時必ずて良いタイミングで、私との時間が会わない時が昔は、あったが最近は、減ったと思っていたのに、また昔に戻ってしまったみたいだった。


もし戻ってきたら連絡を下さいとシルフィーさんに伝えてから念話をきり、手紙がたまってないかを確認にしにいくと? 昔見慣れた手紙と刻印が押されている。


凄く嫌な予感しかしないこの刻印……どうしたかと考えて、送り主を見ると懐かしい名前が書いてある。


私の双子の妹からの手紙の様だ……何か開けたら大変な予感がする……。


一つ息を吸ってから吐いて、いざと思い便箋を開けるペーパーナイフで、ゆっくりとあける。この便利なアイテムは、マリアがお母様にとくれた物だけど? 発想が凄い物だなと内心思ってしまう。



手紙をあけると、薄い桃色の色をした紙が出てくる。何枚かある手紙が入っている。持った重さに対して、重くならないように、重力系の魔法で、組んでいる事が解る。多分封を閉じた時に、発動するように、なっているのだろう。




拝啓


スノーラビット・リバイブル様


私は、婚約を迫われています。


昔…お姉様が、婚約相手だった方が、この度私の婚約者に、決まりました。


お姉様の婚約者時代もかなりの白髪の執事みたいな人でしたが、位が上がり……今では、丸っこいデブで、膏まみれのうえに、髪の毛がほとんどなく……変わり果てた人です。


リバイブル家の財政は、厳しくないのですが、婿養子として入ると言う事で、一致した事で、私が嫁として、選ばれました。


家のメイド達にも声をかけて迷惑をかけるような男が、将来の旦那様になる事で、私の心が、本当に限界をむかえてきています。


そして、この結婚がくるよりも、半年前には、ここを出る計画を練っていました。


そして、この手紙が届く日の二日後に、お姉様が住んでいる。家に到着予定しますので、宜しくお願いします。




追伸


私の家出が、ばれるのが、三日後くらいだと思いますので、何か良い策戦がありましたら?


当日に、御教え頂けると感謝致します。



お姉様の情報は、こちらで、調べましたので、宜しくお願い致します。




手紙の到着日付を見ると、どうやら明日の何時頃か二来ると言う事……


気になるのは、良くここが解ったと言う事と情報源を立つ事を頭に入れて、ロリ―キャメロン様に、念話で送るのだった。

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