無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第229話 絆と約束【討伐作戦会議【参加せずまったりと②】】

お姉様の魔法により、大人だった者も全てが幼女する。


すると、幼女達の封印は、解かれている事となり、異常魔力が辺り一面に広がる事が解る――


「お姉様これはやばいです!」


「お母様の封印が、幼女世代に戻り解けてます!」


「あぁぁぁぁぁぁ!」


「よくねたぁぁぁ!」


声の主が、お母様の声だった。


皆で何して遊ぶの? と満面な笑顔のはずが…… 重力により両膝が地面に土下座をするようになっている」


「そうじゃ~ そうじゃ~」


「男共を呼んで、遊ぼう~」と言った瞬間会議室に居るはずの男とこっちに向かっている。ダイトカイトお爺ちゃんもが勢ぞろいする。


そんな掛け声をいったヒメちゃんからも膨大な魔力が発生されて、皆ここに、飛ばされる事が解っていた……


僕もなんだかテンションが高くなり、前回の幼女を襲う事件をフルスクリーンにて上映開始を試し始める。


「スクリーン映像『ハクお兄ちゃんの趣味爛漫』すたぁぁぁと!」


「ちょっとまったぁぁぁあぁ」


大浴場に声が木霊するが、あえて無視をして大浴場全体に映像が流れ始める。






すると、ヒメちゃんがハクお兄様の方をがっちり摑んで、引きずりながら外の露天風呂へと連れて行かれる。


数分経つとハクお兄ちゃんの声が漏れ始める――


「ハクね、聞いて?」


「貴男私に告白する前に、幼女が好きになったのが理由が解ってよかったけどね!」


「貴男のペニスは、私以外で反応したのが許せない――」


「私が居ないと抜けない状態まで、調教する必要があるわね……」




そんな言葉が聞こえてくると、過去の作品をハクお兄ちゃんに念話にて流し始める。


ヒメちゃんが、教育している中…触っただけで、ハクお兄ちゃんのいく声が大浴場内に響き渡る。


映像とヒメちゃんのテクニックで、干からびる手前のハクお兄ちゃんへ僕からエリクサーと混沌セットポーションを口移しで飲ませてその場を離れる僕……


すると、回復したと思いきや、魔王様降臨かと思うほどペニス中心に魔力が終結するとお母様が何の言葉か解らない魔法を放つ――


それにより、魔力がどっと上がるのが見えるが、その分大量の精子が露天風呂いっぱいに浮かんでいる感じがする。


ヒメちゃんは、嫌な予感がしたのかその場を離れようとするが精液が溢れているお風呂場で、上手く立ち回りが出来ず振り向いた時には、衝撃と共に、ヒメちゃんの愛らしい声が大浴場内に響き渡る――


その頃うちのお姉様は、周りの魔力に圧倒されて、少し気絶みたいだったが、使った魔法が時間までに解けない事を明かした後、急いで転移で、お姉様を送る事に成功するが、お母様達とでカゼフお兄様とダイトカイトお爺ちゃんの我慢比べが開始されようとしている。


凄く解った事は、昔のお母様は、凄く私に似ているが、まとっているオーラがやばい感じがする。


これが封印を取れている状態て事になる。


勿論ダイトカイトお爺ちゃんもカゼフお兄様も封印は、解かれており愛らしい美少年の二人がいる。


何故か、ハクお兄ちゃんだけ元の少年にならなかったかと言うと、当たる直前にヒメちゃんが庇っていた事で、そうは、ならなかったがたぶんあっちでは、凄い事になっている事が声が響いている為か少年版になれるように、上書き魔法を使い転移魔法のアレンジで、ハクお兄ちゃんも少年時代にもどして置く――


「ハクちゃんが、少年時代に戻っている! けどこの頃の方が不味い!」と声が響いてくるがあえて無視する事になる。


何と言うか、恋人同士の声しか聞こえなくなったので、放置する事にした。


ダイトカイトお爺ちゃんとカゼフお兄様は、自分の身体をまじまじと見ているのと?


お母様の幼女時代の身体を凝視しているカゼフお兄様……


それに気づいたお母様は、男が痛がるだろうと思う行動に出る。


一瞬に近づいて、まだ幼いペニスに手をかけて、剝いている。


最近の子供達は、家族の母親が皮を剝いてと言う事が普通らしく、お母様は、息子と勘違いしたのか?


過去に、似た事があったのかが気になるが、そのままカゼフ君に投げて置く――


ダイトカイトお爺ちゃんが、凄い美形のお兄様に変わっている事が肌で感じる事と魔力の量が半端ないと言葉が後ろから聞こえてくる……


お前が封印がとけたかげで俺様の封印が解けたから本気でお前を倒しに行く――


見死なぬ黄金の剣を持った男がそこに居た。凄い速さでの剣技のはずが、たった二本の指で、その剣をさばいているのが見える。


「お主昔から弱いが、今も昔よりさらに弱く感じるわい」


「大帝国王の資格があった龍華聖王(りゅうかせいおう)よ?」


「お主に封印されてからと言う者あれから千年以上たった今何故か封印が解けて嬉しい者じゃな?」


「どうせこれも魔法で一時的に、若返っているだけだろうし、その間楽しくお前さんの力をみようじゃないか!」


ダイトカイトお爺ちゃんが今までにないほど満面な笑顔で戦うのが見れる――


そんな事をしている中…僕は、このメンツならたおせるじゃないかなと思って、サタンの封印を解いてみて、速攻攻撃してから雲隠れをする。


本の終結に、措定以上の魔力が集まり本が細切れになりながら消えていく事が解る。




「我は、目覚めし魔法サタン…解放を望むものとして歓迎する」


「我の声が聞こえぬかァァァ!」


「サタンの叫び声が大浴場内に響き渡る――」


「僕は、一撃を入れた後、成功と思いながらお風呂の中を泳いで逃げている」


すると懐かしい者を見つけたサタンは、ヒメちゃんに近づいて、声をかける。


「おや、ヒメよ久しいのう?」


「あれから彼氏でも出来たか?」


「えっ、サタンが目覚めている!」


「それより目覚めの一発が私苛めててないよ!」


「ちなみに、彼氏ならいるし、その子と結婚予定よ!」


「どこの誰じゃぁぁ!」


「儂らの可愛いヒメに手を出す輩は!」


「あ な た の 息子 よ?」


「儂は、嫁にしか興味がないからそれは、大丈夫なはずじゃが?」


「貴男のジャンヌが生んだ子供のキラオズマイラ・ハクテイトよ!」


「ほぉぉ!」


「儂の夢とジャンヌの夢がかなったて事か……」


「これからは、儂をパパと呼びなさい」


「貴男の国が落ち着いてから式上げるからそれまでは、恋人同士なのよ?」


「解った、儂がその話を纏めてくるからちょっと席を外すぞと言って転移魔法を使って魔王が降臨しようとするが、マリアの結界によってそれは、塞がれる」


「そして、少し時間のずれがあったせいか本来の封印から解放された魔王サタンへと進化していき、言葉すら話さず攻撃の補正魔法をどんどん唱えていく姿が見られる」


僕は、急いで魔法で、身体を全員綺麗にして、服を着せてここにいる者を全員戦いの場所へと飛ばすのだった。


これから討伐が開始される。討伐の書類を展開すると戦うフィールド上に、神聖魔法である。鉄壁聖女の壁が半径五十キロメートルに、渡展開されていく――」


こうして、戦いが始まるのだった。

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