第201話　絆と約束【噂が彼女の耳に・・・】

最近会いたいなと思う子がいる。弟にもそんなに気になるなら会ってくればと言われるが住まいが解らない事と昔の知り合いが言った一言が私の勘に触った。


私の可愛いスノーちゃんが最近ガゼフの野郎と遊んでいると言う情報をくれた仲間がいた。真面目に羨ましいと言うか妬ましいと常々思ってしまう。


そう言えば前の手紙に二人目の娘が生まれたとか書いてあったけど？


スノーちゃんうっかりしてる所は、変わらず大事な住所を書き忘れるとか本当に笑えない……


そんな事を考えている時に、ガゼフの野郎に繋がる方法を教えてしまった私の失態でもあるのだけど？


スノーちゃんのお願いは、流石に断れないので言ったら案の定今の事態に……


スノーちゃんが出したお礼は、娘付のデートと言う話だと調べて解る。私でさえスノーちゃんの分身的な娘さん達に会っていないのに、あのカゼフが会ってるて聞いたときは、乗り込もうと思う衝動にかられた。


そんな事を考えていると扉のノックが聞こえる……


「姉様少しお時間宜しいですか？」


「いいわよ入ってらっしゃいユウキ」


「少し相談があるのですが、今度お暇で外に用事がある際にダンジョンに連れててくれませんか？」


「そうね、いいわよそれくらいなら？」


「有難うございます」


「所で姉様は、ご機嫌斜めに見えますが何かあったのですか？」


「う～～ん、昔の知合いに会いたいなと思ってたら嫌な奴を思い出してね」


「そしたら少しイラッとしちゃったかな？」


「その肖像画に書かれている笑顔の女性の方ですか？」


「そう、私の妹みたいなスノーちゃんて言うのよ？」


「長年パーティー組んでいたのに、野良猫の様な男でユウトて子が一緒に冒険するようになってから私の可愛い妹が汚されていきそして結婚なんてしたせいか、中した時は殺すて伝えたけど？」


「どうしてるだろうな～」て思ってね。


「会いに行く事は出来ないのですか？」


「家の場所が解らないのよ！」


「それなら嫌いな男に聞けば解るのでは？」


「それがもっと嫌だから聞いてないのよ！」


「僕の方で調べますか？」


「手紙の封筒を貸して頂ければ調べて起きますけど？」


「う～～～ん、それも考えたんだけど、そんな事をお願いしたら私はきっと後悔して次にあった時にスノーちゃんの顔が見れないかもしれないからそれはやめているかな？」


「そう言えば、下の子が生まれたらしいんだけど？」


「ユウキと同じくらいの歳だった気がするわね」


「今度会ったら友達になりなさいよ！」


「そして、子供達の集いを開いて参加するて事かな？」


「それは、多分ですけど？」


「姉様できないのでは？」


「何故？」


「だって、お姉様今だに付合いとか彼氏とか見た事無いとお父様が言ってましたよ？」


「ユウキその話をじっくり聞かせて？」


「ちょっとお父様燃やしてくるからより詳しく詳細を聞いてから参加します」


ごめんお父様言ってはいけないタブーを姉様にいってしまいました。何かあった時は全力で回復するように、応援させて頂きます。


そんなやり取りが弟とあったが、それよりも気になるのがその日が明日の遊園地とは、もう少し情報を早くつかんでいれば私もこっそりお忍びで行けたのになと内心思いながら会いたいよと呟きを言うのだった。