無邪気な少女の異世界冒険記
第185話 家族の思いと悲しみの遺産【戦いの先に得られる物】
「どなどなど~な 狐を乗せて 倉庫に向かう~」
「キチちゃん何の歌? 初めて歌声聞いたけど凄く上手い」
「今の状況にいいかなて思ってね」
「空間魔法で小さなプレハブ作ったからそこに連れてて状況を聞き出す所かな?」
リナさんは、ウツキちゃんに革靴を口にはめられてひびきちゃんに紐で縛らている。僕は魔法で浮かせてプレハブ小屋へと向かう。向かってから一時間くらいするとリナさんは目を覚めて辺りを見渡す。
「ここどこ?」
「確か後ろから殴られてからの記憶が無いけど本家の回し者かしら?」
「はいるぞ?」
入ってきた幼女は、黒髪が綺麗で瞳も吸い込まれそうな印象を受ける顔だちだった。ての上にお盆を乗せて湯気のたったスープを持ってくる。
喋り方は年齢が聞こえるのに見た目が幼女でかなり珍しい髪の上頭の装備が動きが可愛い……
「身体も冷え取るじゃろうからキチちゃんがこれをと作ってくれたこれでも食べて温まれ」
「あのすみませんが、ここはどこですか?」
「地獄の前の休憩所じゃな?」
「三途の川で倒れている所をみかけて連れてきた何か心あたりがあるかのぅ~」
「お主のような者がたまに来るのじゃよここは……」
すると扉からノックする音が聞こえてくる。
「ウツキちゃん大丈夫そう?」
「あ、りなさんおはようございます」
その後ろから凛々しい少女も現れる。最初にきた子は、心が癒されるほど可愛く美しい幼女だった。
「なんの幼女祭かしら?」
「ボーとしてる所すみませんが、これからある人に頼まれたので尋問させて頂きます」
「リナさんの実家の方はもう手を打ってありますので、お気になさらず滞在して下さい」
そもそも時空魔法で作った場所なので、歳もとらないしそのままの状態だ基本的にご飯とか食べないくても生きていける場所なのだがあえてリナさんに記憶を植え付ける。
「リナさんが何者でお家の関係も調べてきました」
「良く息子さんとユウトさんを洗脳しようとしたのかもスープ飲んで温まりながらゆっくりとお話頂けると事が順序良くすすみますので……」
「そもそも彼方達誰なの?」
「種族を見る限り見かけないと言うか伝説にでてくるような種族にしか見えないけど?」
「僕は、キチと申します種族は福の神なので嘘ついたら天罰くらわせます」と満面な笑顔でかえす。
「我は、ヒビキと申す種族は氷の魔人じゃキチとは古くからの知合いで今回呼ばれたわけじゃ」
「儂は、ウツキと申す種族は座敷童子と言う者で、基本家の守り神をしているがお主らと一族の事を一部始終知ってしまいキチちゃんに相談したのじゃ」
「私何かしましたか?」
「もちろん証拠とかあるのですよね?」
「ある意味これは監禁状態ですよ?」
「お主も話を聞かんのう~」
「お主の一族には話をつけてきておるからお主に権限は発生しない事くらい解るのに話を伸ばして何か聞き出したいのか?」
「何故見知らぬ方々が私を調べ上げるのですか?」
「昔の仲間からの初めてのいらいじゃったから……」
「それにお主の身体に包む黒い古代の遺跡である黒の『黒龍炭(こくりゅうたん)』と言う物もう存在させてはいけない代物がまさか一族全体で隠し持っておるとかおもってみませんでしたよ?」
「それを儂らが昔からの技法で取り除いていくから安心じゃよ?」
「その後お主の実家も全て拐取して知合いに預けるのでの~」
「そうですか、話と状況がやっと飲み込めましたこれでゆっくりといたぶれます」
りなさんの腕から数本の刃が現れて、呪縛がとかれていく――
ウツキちゃんは、能力を使って一瞬気配を消す。
消した瞬間にリナさんの身体がぼこぼことしてもう何の種族かが解らない状態にまでなっている。
「我が名は、黒龍天魔奇襲(こくりゅうてんまきしゅう)と言う者じゃ」
「この娘と一族に古くから憑りついている物だが、わが領土を取られるなら致し方ないお相手をしてやろうぞ」
「これがリナ家最大の守護者であり苦しめた魔物だった」
「う~~ん」
見た目は思ったより強そうに見えないが、さすが長年一族に憑りついて頂けあって凶悪な変な感じがする
「ヒビキちゃん倒せそう?」
「そうですね鑑定をしてみた所この前のお泊りより強くはないですね」
「そっか、弱いのか~」
「ただこれを倒すとかなりの黒龍炭が大量にとれますね」
「持って帰るのは問題ないじゃない?」
「確かにそうですね」
「お前達なにをぶつぶついっている」
「我を倒すと聞こえたがそんな少女達で何ができる?」
「貴様キチちゃんを侮辱するような事を言うな殺すぞ我?」
変身していても元の時の覇気が漏れ始める。どうやらヒビキちゃん的に僕に言う敵は真面目に消す以外存在しないと思っている。最近一緒にいて良く解ってきたヒビキちゃんは、主に名前を貰った瞬間から僕の事を一生使えると心に刻んでいつも戦っている事を改めて思う。
覇気と同時にあたり一面が凍結した世界に変わる。僕とウツキちゃんには効果はなく寒くないが黒龍天にはかなりこたえている様子だった。
「貴様は、我が殺してやる……」
「姫様への侮辱は、只ではすまない事を後悔させてやる」
「ヒビキちゃん本音がだだ漏れだよ!」
「ヒビキちゃんは、本当に孫思いじゃな」
「ウツキちゃんも設定がだだ漏れだよ!」
「さっきから設定だの姫様だの殺すだのうるさいやつらじゃ」
「さっさとかかって来い……」
「そしてお前達を新たな肉体として寄生して生きて行くのだ我は!」
「貴様……」
「姫様をのっとるだと?」
「ハハハハハハハ!」
「面白い事を言う小童がおるぞ!」
「姫様悪いのですが、この状態を解除して頂けませんか?」
「別にいいけど?」
「黒幕さんのリナさんも弾けて消滅しちゃったし、たぶん倒さないとこの状態も打開出来ないから元に戻っていいよ?」
「解除魔法は、『変怪返化(へんかいへんか)』て唱えればいいよ、僕の方からの解除はしないように魔法かけ直してあるから大丈夫」
「それでは、『変怪返化』」と唱えると普段のリーヴスラシル君に戻る。
「これで普段のスキルが使える」
「なんじゃ狐族が化けていただけか?」
「なるほど持ち主の事を調べる為に、変化していたとは面白いやつらじゃな?」
「御託をいいから始めようぜ?」
「我は、姫様に寄生しようとしていたお前が許さない事と姫様の家族に手をかけた事に我は……」
「貴様を殺してさっさと古代の遺跡とやらにに戻して、姫様をこの問題から解決させていつもの生活に戻るのだからな?」
「リーヴスラシル君があんなに怒るの初めてかも?」
「儂もそう思う」
「それよりもこの間の戦いよりレベルが上がっているようじゃな?」
「そうだね」
「それにスキルも構築して更新とかしてあるから強さは、前よりあがってるはずかな?」
「いい加減お前ら黙れ、我も攻撃にうつるぞ?」
「『暗黒転魔龍(あんこくてんまりゅう)の息吹(いぶき)』」
黒い粒子が混ざった高温火がリーヴスラシル君を襲うが、正面から双剣を十時に持って息吹の中で技を繰り出す。
「『閻魔宗風(えんまそうふう)の太刀(たち)』」
『漸炎華紅火(ざえんかこうか)』を放つ――
息吹は不思議な事にリーヴスラシル君の双剣に封印されるように吸込みながら双剣が漆黒色へと変わって行く――
そのまま黒龍天の両羽を斬り刻むようにたたきつける。
黒龍天から悲鳴が聞こえるが聞こえたと同時に、両目を抉り心臓とよべる核を砕くと辺り一面に『黒龍炭(こくりゅうたん)』が山ずみになる。
確かに最近召喚してきた魔物たちに比べると弱かった事ともっと早く気付ければと内心思うが、僕もまだ一歳とちょっとだし見た目が変身してるからと言ってどうこうできるわけじゃなかったから今回の解決も流れみたいだけど終わり良ければ総て良しと言う言葉もあるからいいかと内心ほっとする。
黒龍炭の上に何か集まってくる何かが起きている様子だ近づいていくと不思議な光景が見れる。何と赤い粉上の物が形となっていき生き物へ変化していくのが解る。
「あっこれ?」
「狐になっていく事が解る」
「これが元のリナさんかなと思っていると?」
狐がまばゆい光を照らし形となっていくとそこには、リナさんらしき人が倒れている。近くに行き解析魔法を使って調べてみるとどうやら本物らしい事が解るが謎が生まれる何故あそこで狐に一時的になったかと言う事が解らないと考えていると?
「マリアよあれは、一族が元は狐だった事を意味をしていて、そして組織変化で元に戻ったと言う奇跡的な現象がおきたのじゃよ」
「難しいけど何となく解った」
「これで解決でいいのかな?」
「この黒龍炭は、危険な要素があるから本当なら魔界に戻すのが良いのじゃが」
「我がいる迷宮に戻しておきますぞ」
「何度か迷宮の壁に同じものが見えていたので場所が解る事とこの量を一気に流し込んでも問題ない地点があるので大丈夫かと思います姫様」
「それじゃ~」
「黒龍炭は、リーヴスラシル君に任せてリナさんは、ダイトカイトお爺ちゃんに任せれば問題ないかな?」
「それで問題ないぞ?」
「これでやっと一族の問題が解決出来たて事で皆お疲れ様でした」
二人に伝えてからどっと疲れがくると?
リーヴスラシル君が姫様お疲れ様ですとおぶってくれる。そのまま温もりを堪能しながら僕は深い眠りについた。
リナさん達が住んでいた住かは、お爺ちゃんの手によって火で燃やして処分したと聞き…… その後お父様達は、回復まで時間がかかると言う事で黒龍炭が身体にない事を確認した後に、病院へと緊急搬送される勿論リナさんも一緒に搬送される。
お爺ちゃんも他にやらないといけない事があるらしいので、後日この間の遊びはと言い残して屋敷に戻って行く――
そして僕達は、魔界へと戻りダブルを解除してカゼフお兄様の屋敷にへと戻ったのだった。少ししてからお母様にダイトカイトお爺ちゃんが状況を説明して無事長期にわたるお泊りが終わりを見せるがとりあえずお父様が病院から戻るまで滞在となる。
不思議だったのが僕とリーヴスラシル君を見たハクテイトお兄ちゃんが普通の人を対応するようになってる事があり、お母様に念話で聞いてみると面白い事実が聞かされる。
これは、やはりあの魔法を使って遊ばなきゃと内心笑いながら思ってしまうのだった。
「キチちゃん何の歌? 初めて歌声聞いたけど凄く上手い」
「今の状況にいいかなて思ってね」
「空間魔法で小さなプレハブ作ったからそこに連れてて状況を聞き出す所かな?」
リナさんは、ウツキちゃんに革靴を口にはめられてひびきちゃんに紐で縛らている。僕は魔法で浮かせてプレハブ小屋へと向かう。向かってから一時間くらいするとリナさんは目を覚めて辺りを見渡す。
「ここどこ?」
「確か後ろから殴られてからの記憶が無いけど本家の回し者かしら?」
「はいるぞ?」
入ってきた幼女は、黒髪が綺麗で瞳も吸い込まれそうな印象を受ける顔だちだった。ての上にお盆を乗せて湯気のたったスープを持ってくる。
喋り方は年齢が聞こえるのに見た目が幼女でかなり珍しい髪の上頭の装備が動きが可愛い……
「身体も冷え取るじゃろうからキチちゃんがこれをと作ってくれたこれでも食べて温まれ」
「あのすみませんが、ここはどこですか?」
「地獄の前の休憩所じゃな?」
「三途の川で倒れている所をみかけて連れてきた何か心あたりがあるかのぅ~」
「お主のような者がたまに来るのじゃよここは……」
すると扉からノックする音が聞こえてくる。
「ウツキちゃん大丈夫そう?」
「あ、りなさんおはようございます」
その後ろから凛々しい少女も現れる。最初にきた子は、心が癒されるほど可愛く美しい幼女だった。
「なんの幼女祭かしら?」
「ボーとしてる所すみませんが、これからある人に頼まれたので尋問させて頂きます」
「リナさんの実家の方はもう手を打ってありますので、お気になさらず滞在して下さい」
そもそも時空魔法で作った場所なので、歳もとらないしそのままの状態だ基本的にご飯とか食べないくても生きていける場所なのだがあえてリナさんに記憶を植え付ける。
「リナさんが何者でお家の関係も調べてきました」
「良く息子さんとユウトさんを洗脳しようとしたのかもスープ飲んで温まりながらゆっくりとお話頂けると事が順序良くすすみますので……」
「そもそも彼方達誰なの?」
「種族を見る限り見かけないと言うか伝説にでてくるような種族にしか見えないけど?」
「僕は、キチと申します種族は福の神なので嘘ついたら天罰くらわせます」と満面な笑顔でかえす。
「我は、ヒビキと申す種族は氷の魔人じゃキチとは古くからの知合いで今回呼ばれたわけじゃ」
「儂は、ウツキと申す種族は座敷童子と言う者で、基本家の守り神をしているがお主らと一族の事を一部始終知ってしまいキチちゃんに相談したのじゃ」
「私何かしましたか?」
「もちろん証拠とかあるのですよね?」
「ある意味これは監禁状態ですよ?」
「お主も話を聞かんのう~」
「お主の一族には話をつけてきておるからお主に権限は発生しない事くらい解るのに話を伸ばして何か聞き出したいのか?」
「何故見知らぬ方々が私を調べ上げるのですか?」
「昔の仲間からの初めてのいらいじゃったから……」
「それにお主の身体に包む黒い古代の遺跡である黒の『黒龍炭(こくりゅうたん)』と言う物もう存在させてはいけない代物がまさか一族全体で隠し持っておるとかおもってみませんでしたよ?」
「それを儂らが昔からの技法で取り除いていくから安心じゃよ?」
「その後お主の実家も全て拐取して知合いに預けるのでの~」
「そうですか、話と状況がやっと飲み込めましたこれでゆっくりといたぶれます」
りなさんの腕から数本の刃が現れて、呪縛がとかれていく――
ウツキちゃんは、能力を使って一瞬気配を消す。
消した瞬間にリナさんの身体がぼこぼことしてもう何の種族かが解らない状態にまでなっている。
「我が名は、黒龍天魔奇襲(こくりゅうてんまきしゅう)と言う者じゃ」
「この娘と一族に古くから憑りついている物だが、わが領土を取られるなら致し方ないお相手をしてやろうぞ」
「これがリナ家最大の守護者であり苦しめた魔物だった」
「う~~ん」
見た目は思ったより強そうに見えないが、さすが長年一族に憑りついて頂けあって凶悪な変な感じがする
「ヒビキちゃん倒せそう?」
「そうですね鑑定をしてみた所この前のお泊りより強くはないですね」
「そっか、弱いのか~」
「ただこれを倒すとかなりの黒龍炭が大量にとれますね」
「持って帰るのは問題ないじゃない?」
「確かにそうですね」
「お前達なにをぶつぶついっている」
「我を倒すと聞こえたがそんな少女達で何ができる?」
「貴様キチちゃんを侮辱するような事を言うな殺すぞ我?」
変身していても元の時の覇気が漏れ始める。どうやらヒビキちゃん的に僕に言う敵は真面目に消す以外存在しないと思っている。最近一緒にいて良く解ってきたヒビキちゃんは、主に名前を貰った瞬間から僕の事を一生使えると心に刻んでいつも戦っている事を改めて思う。
覇気と同時にあたり一面が凍結した世界に変わる。僕とウツキちゃんには効果はなく寒くないが黒龍天にはかなりこたえている様子だった。
「貴様は、我が殺してやる……」
「姫様への侮辱は、只ではすまない事を後悔させてやる」
「ヒビキちゃん本音がだだ漏れだよ!」
「ヒビキちゃんは、本当に孫思いじゃな」
「ウツキちゃんも設定がだだ漏れだよ!」
「さっきから設定だの姫様だの殺すだのうるさいやつらじゃ」
「さっさとかかって来い……」
「そしてお前達を新たな肉体として寄生して生きて行くのだ我は!」
「貴様……」
「姫様をのっとるだと?」
「ハハハハハハハ!」
「面白い事を言う小童がおるぞ!」
「姫様悪いのですが、この状態を解除して頂けませんか?」
「別にいいけど?」
「黒幕さんのリナさんも弾けて消滅しちゃったし、たぶん倒さないとこの状態も打開出来ないから元に戻っていいよ?」
「解除魔法は、『変怪返化(へんかいへんか)』て唱えればいいよ、僕の方からの解除はしないように魔法かけ直してあるから大丈夫」
「それでは、『変怪返化』」と唱えると普段のリーヴスラシル君に戻る。
「これで普段のスキルが使える」
「なんじゃ狐族が化けていただけか?」
「なるほど持ち主の事を調べる為に、変化していたとは面白いやつらじゃな?」
「御託をいいから始めようぜ?」
「我は、姫様に寄生しようとしていたお前が許さない事と姫様の家族に手をかけた事に我は……」
「貴様を殺してさっさと古代の遺跡とやらにに戻して、姫様をこの問題から解決させていつもの生活に戻るのだからな?」
「リーヴスラシル君があんなに怒るの初めてかも?」
「儂もそう思う」
「それよりもこの間の戦いよりレベルが上がっているようじゃな?」
「そうだね」
「それにスキルも構築して更新とかしてあるから強さは、前よりあがってるはずかな?」
「いい加減お前ら黙れ、我も攻撃にうつるぞ?」
「『暗黒転魔龍(あんこくてんまりゅう)の息吹(いぶき)』」
黒い粒子が混ざった高温火がリーヴスラシル君を襲うが、正面から双剣を十時に持って息吹の中で技を繰り出す。
「『閻魔宗風(えんまそうふう)の太刀(たち)』」
『漸炎華紅火(ざえんかこうか)』を放つ――
息吹は不思議な事にリーヴスラシル君の双剣に封印されるように吸込みながら双剣が漆黒色へと変わって行く――
そのまま黒龍天の両羽を斬り刻むようにたたきつける。
黒龍天から悲鳴が聞こえるが聞こえたと同時に、両目を抉り心臓とよべる核を砕くと辺り一面に『黒龍炭(こくりゅうたん)』が山ずみになる。
確かに最近召喚してきた魔物たちに比べると弱かった事ともっと早く気付ければと内心思うが、僕もまだ一歳とちょっとだし見た目が変身してるからと言ってどうこうできるわけじゃなかったから今回の解決も流れみたいだけど終わり良ければ総て良しと言う言葉もあるからいいかと内心ほっとする。
黒龍炭の上に何か集まってくる何かが起きている様子だ近づいていくと不思議な光景が見れる。何と赤い粉上の物が形となっていき生き物へ変化していくのが解る。
「あっこれ?」
「狐になっていく事が解る」
「これが元のリナさんかなと思っていると?」
狐がまばゆい光を照らし形となっていくとそこには、リナさんらしき人が倒れている。近くに行き解析魔法を使って調べてみるとどうやら本物らしい事が解るが謎が生まれる何故あそこで狐に一時的になったかと言う事が解らないと考えていると?
「マリアよあれは、一族が元は狐だった事を意味をしていて、そして組織変化で元に戻ったと言う奇跡的な現象がおきたのじゃよ」
「難しいけど何となく解った」
「これで解決でいいのかな?」
「この黒龍炭は、危険な要素があるから本当なら魔界に戻すのが良いのじゃが」
「我がいる迷宮に戻しておきますぞ」
「何度か迷宮の壁に同じものが見えていたので場所が解る事とこの量を一気に流し込んでも問題ない地点があるので大丈夫かと思います姫様」
「それじゃ~」
「黒龍炭は、リーヴスラシル君に任せてリナさんは、ダイトカイトお爺ちゃんに任せれば問題ないかな?」
「それで問題ないぞ?」
「これでやっと一族の問題が解決出来たて事で皆お疲れ様でした」
二人に伝えてからどっと疲れがくると?
リーヴスラシル君が姫様お疲れ様ですとおぶってくれる。そのまま温もりを堪能しながら僕は深い眠りについた。
リナさん達が住んでいた住かは、お爺ちゃんの手によって火で燃やして処分したと聞き…… その後お父様達は、回復まで時間がかかると言う事で黒龍炭が身体にない事を確認した後に、病院へと緊急搬送される勿論リナさんも一緒に搬送される。
お爺ちゃんも他にやらないといけない事があるらしいので、後日この間の遊びはと言い残して屋敷に戻って行く――
そして僕達は、魔界へと戻りダブルを解除してカゼフお兄様の屋敷にへと戻ったのだった。少ししてからお母様にダイトカイトお爺ちゃんが状況を説明して無事長期にわたるお泊りが終わりを見せるがとりあえずお父様が病院から戻るまで滞在となる。
不思議だったのが僕とリーヴスラシル君を見たハクテイトお兄ちゃんが普通の人を対応するようになってる事があり、お母様に念話で聞いてみると面白い事実が聞かされる。
これは、やはりあの魔法を使って遊ばなきゃと内心笑いながら思ってしまうのだった。
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