無邪気な少女の異世界冒険記
第169話 絆と約束【連絡編】
あれから、娘達とユウトの母親と楽しい時間を過ごし、娘達と夜遅くに転移魔法にて家に戻り娘達と少し会話をしてから娘達は眠りにつくのだった。
ユウトは、一週間ほど実家にいて、母親の面倒を見る事になっている。記憶の埋め合わせなど少し時間がかかるだろうと一週間を設けたが、もしかしたらもう少し時間がかかってしまう事もある。
当分は、娘達と家で過ごす事が多いいだろう思いながら、マリアの騎士としてついているリーヴスラシル君に紅茶とパウンドケーキを出している。
気品あふれるようなしぐさで、飲みながらケーキを食べるしぐさがとても最近みにつけたものではないなと確信する。
リーヴスラシル君は、一応寝る事は、出来るらしいのだが、基本は、起きている。
姫様もウィン様も遊び疲れて良くお休みになられておる。我は、姫様の下につけて幸ですと私に話す。
リーヴスラシル君は、基本マリアと良く念話が多いいが、普通に喋る事もあると聞いていたけど、凄く落ちついた声をしている。
「姫様のお母様どうかされましたか?」
「先程から視線を感じるのですが?」
「リーヴスラシル君て、いきなりだけどこのメンバーで紅茶飲むのが珍しいなとおもってね」
「確かに、基本てきには、食す事や睡眠とのたぐいには、無縁の世界にいきてましたから……」
「リーヴスラシル君は、元はと言うかその過程になるまでどんな種族だったとか覚えているの?」
「そうですね、実は、記憶には、多分あったはずなのですが、年月とこの状態と封印によって記憶が無い状態になってまして、そして、姫様と戦いを恵て、姫様の召喚されし者として使える喜びを頂いたので、もう記憶等は、気にせず今を楽しく生きようと思う様になりましたね」
「ま、生きようなんて言葉は、あやかもしれませんが、姫様と一緒に今後楽しい未来を気づけるなら記憶は、無くても楽しくやっていきます」と私に、笑顔を見せる。
こんなにも生きている様に、見えるリーヴスラシル君は、凄く可愛い娘にも見えた。
当分ここに残るのと聞くと二・三日したらまた旅にでますと話す。
マリアには、了承を得ておりまた時間があったら遊んでねと言われたらしい――
それとマリアは、少しの間研究に入ると言っていたとリーヴスラシル君から言われる。
戦う事も大事だが、お姉様が勉強をこのみ楽しむようになったので、それを助けながら魔法の開発と進化を進める的な話題を祖父の書庫で話し合ったと言ってたらしい――」
「次は、どこにいくの?」
私は、気になりついつい聞いてしまう。
「この間あったカゼフ様から魔界のダンジョン地図巡りを頂きまして、少し冒険をしながら過ごそうかと思いまして……」
「え、カゼフ君といつの間にやり取りを?」
「少し念話で、お話をしたら盛り上がりまして、お父様の事で……」
「あの時の戦いを映像保存していたので、データを渡したらマリアちゃんが、ダンジョン巡りをしているて聞いたからこれをと言って貰ったのが地図でした」
「お話ししていて、楽しい方だと思いました」
「そう言えば近々お会いすると言ってましたが、また魔界にいかれるのですか?」
「あ、そうね、自県も片付いた事だし、お礼と約束があるから娘達と一緒に、魔界に遊びに行く予定かな?」
「ユウトには、了解えてるから、楽しむつもりだけどね」とはにかむ笑顔で言われる。
「昔の冒険仲間と聞いてましたが、ユウト様は、昔からの付き合いだったのですか?」
「う~~ん、この話は、娘達には、私が自分で言いたいから、言わないでね」
「ユウトの出会いは、学校を卒業してから数年たった時に、出会ったのがきっかけかな?」
「そもそもカゼフ君とか他に仲間が居たて聞いてると思うけど?」
「その仲間は、元々学生時代の同級生での繋がりが強いわね、一緒に学びながら技術を学びそして、楽しくすごしてきたから……」
「それで、卒業と同時に、学生時代のメンバーで自分たちのギルドを作って冒険してたかな?」
懐かしいなあの頃は、とてもと喋りながら当時を思い出す。
「ギルドの名前てどんなのですか?」
「ギルド名か……」
「舞い散る桜紅茶時間(Cherry blossom tea time)て名前で冒険してたかな?」
「私の事妹の様に凄く優しいエルフの子が居て、自分の家で飲む紅茶から作ったて話だったかな?」
「変わったギルド名だったけどね、当時でも今でも……」
「それで、賑やかに冒険したり試練を乗り越えたりして、絆が深まって楽しい時間が過ぎて、結構長い迷宮に行った事があって……」
「その地下で、死にそうな娘が休憩している時に、通りかかったのが私達だったのよ?」
「私これでも支援系だからその子に回復をしてあげて、その場を離れて地下に潜っていったのよ?」
「その子が、まさか今の旦那て落ちがあるけど、まだその頃は、一人でソロをして戦っていたのが始めの出会い」
「それから何年か年月が流れて、とある街で休憩していたら後ろから声が聞こえたの――」
「私が、振り向くと見知らぬ男だったから、仲間達が間に入ってなんの用事か聞いてきたのが始まりだったのかな?」
「その時助けた娘だったなんて気づいたのは、あの時髪が長かったから娘が一人で冒険してると思ってたらどうやら男の娘だったのよね」
そして、彼がその時の様子を仲間達に話して解ったて事かな?
自分と同じ種族に会えたのが嬉しかったと言うのと一目惚れだったて事らしいだけど?
「当時私の事皆して、スノー姫て呼ばれてたのよ何故か知らないけど?」
「学生時代から知らない子が近づくとカゼフ君くんとフェアリーちゃんが凄く私の事を守ってて当時は、なんでだろうと思ってたんだけど?」
「ユウトと結婚する時に解ったて言うのがあるだけどね」
「それは、良いとして……」
「その彼がその時の様子とか私に対しての事とか言ってきたけど?」
「その時は、相手にしなかったのよ」
「そのうち、ギルドのクエストとかに、ちょこちょこ重なったというか重ねてきたのが解ったんだけど?」
「当時は、偶然て凄いねなんて言ってた私が居る訳だから仲間達も苦労したんだろうね」
「そして、数年が過ぎた頃に、何だかんだ似たクエストをするようになって、私達のメンバーとも話せるようになった頃かな?」
「急に、一緒に居る時間が何故か長くなっていって、気づいた時には、仲間とユウトの対決みたいなのがあって……」
「そして、勝利して告白に近い事があってからお付き合いする事になったのが、きっかけかな?」
「ま、当時は、皆力封印してダンジョンに潜って狩りするようになってたからその時うっかり解除するの忘れて戦っちゃったて落ちがあるけどね?」
「だから今でもカゼフ君は、根に持っているてフェアリーちゃんから結婚式の時に聞いたかな?」
「もし、皆さんが本気で、封印などなくて戦っていたらユウト様は、どうなってました?」
「う~~~ん」
「たぶん二人目までは、倒せただろうけど?」
「三人目あたりからカゼフ君かフェアリーちゃんが予定だったから負けていたかもね」
「そして、結婚して数年が立って、姉のウィンが生まれて、また数年が過ぎてから妹になるマリアが生まれたて事かしら?」
「マリアが生まれてからは、本当に毎日がお祭りの様に騒がしいわね」
「ま、今こんな話がでるくらいだしね」と微笑む様に、紅茶を飲みながら話される姫様のお母様だった。
「そう言えば何故封印なんてしてたんですか?」
「奇跡的に手に入れたクエストがあって、封印していくつかのクエストをこなすと更なる高みへ行けるみたいなのがあってそれでしたのがきっかけかな?」
「それなら何故に、今だに封印してるのですか?」
「最近は、それらしい冒険とかなかったし、この封印使い勝手いいからて言うのがあってそれで使い続けてる」
「姫様にも封印してますよね?」
「あの子は、成長速度的に封印して更なる高みを目指してほしいからと言う親の気持ちかな?」
「最終的には、学校いくくらいまでに、私と一緒の一割でも戦えるような子になればいいかとおもって――」と笑いながら冗談を言うような発言をする。
「我もその封印とやらに参加できますか?」
「答えは、出来るかな?」
「出来るけど、解くの事が出来るのが私になっちゃうけどいいの?」
「姫様は、封印魔法使えるのですか?」
「う~~~~ん」
「これ限定クエストの特殊だからもうたぶん覚える事できないかも……」
「それなら我にも姫様と同じように封印してもらえませんでしょうか!」
「封印を解いた時の姫様より弱すぎる我は、許せません」
「なら目を閉じて、そして何割封印して欲しいか言って?」
「姫様が三割ですよね今は……」
「そうね?」
「なら四割でお願いします」
「解ったわ」
そして、お母様は、封印魔法を使いリーヴスラシル君に、四割の封印をするのだった。
「どう?」
「感じは、どんな感じ?」
「凄いですね、本当にステータスを見ると四割減ってますね色々と――」
「これで、次に会うまでに強くなれます」
「姫様が学園で過ごす頃までに、我も同じように一割で戦えるように精進したいと思うようになりました」
「それと封印された事によって、思ったのですが、普段は、あまり眠さと言う概念がないはずなのですが……」
「どうやら何故か眠気が凄く襲ってきます」
「姫様の所に戻り眠りたいと思います」
「封印を感謝を……」と消えるように気配は、娘のマリアの所へと消える。
さて、昔話をしていたらある事に気づいた……
そうだカゼフ君との『約束』を思い出す。
時間をみるとかなり遅い時間だったが、気づいてしまったには、連絡をしないといけないと言う気持ちが動く――
私は、念話でカゼフ君にかけると――
凄い勢いで、息があらいカゼフ君が念話先から出る。
「どうしたの?」と私は、息が荒い理由を聞くと?
丁度会議中で、遮断地域に居た為、何かの気配が感じて居た事で気づき遮断区域から出てみたらスノーちゃんからの念話だと解り急いで出る為に、王宮に戻ってきたと言っている。
「会議中にごめんね」と言うと全然問題ないと嬉しそうな声が返ってくる。
「どうしたのこんなに遅くに電話なんて」とカゼフ君が言う。
夜分遅くにかけた理由を話す。
「約束!?」
「まだ果たしてないから何時が暇ですか?」
そんな会話を投げると?
「今日は、遅いから後日こちらからかけるよ」と返事がかえってくる。
「デートプラン決めたら連絡するからね、スノーちゃん」と言われる。
「それでいいよ」と私が答える。
それとリーヴスラシル君の件を伝えると?
「その事は、いいだよ」と言う。
理由を聞いたら、気が合ったし、スノーちゃんの娘なら騎士くらいつけてもいいかもて思ったと内心を語っている。
小声だけど聞こえる。「俺達は、それができなかったから……」と呟きが聞こえるが、聞かなかった事にした。
何だかんだお話しして、また後日と言う事を話すと遠くから声が聞こえる。
「ここにおられましたか?」
「カゼフ陛下」
「おや、ハクちゃんの声が聞こえる?」
「ハクなら横にいるよ、スノーちゃん」と念話と会話を同時に話す。
「あ、これは、もしかして、タイミングの悪い所に、話しかけてしまいましたか陛下!?」
「そんな事無いよ~~」
「大丈夫だ、スノーちゃんが気にしてないならハクも気にするな?」
「そうですか、失礼しました」
「それで、そろそろ会議に戻ってこれそうですか?」
「あ、そうだ会議中て言ってたもんねカゼフ君!」
「あ、俺もうっかり忘れてた……」
「ま、気にしなくていいよスノーちゃん」
「ハクもスノーラビット様なら問題ないです会議ごときでと言ってるしな?」と二人の笑い声が聞こえる。
「そんな訳で、後日連絡するからゆっくり今夜は、おやすみ」とカゼフ君が言う。
「こちらこそ楽しい時間有難うと言うと?」
「やっぱり、スノー姫様には、かなわないわ」と久々に聞く名前が聞こえる。
「珍しいねその呼び方」と言うと?
「フェアリーから連絡があったからその事もあった時に言うから」と言われる。
「それより、気になったんだが?」
「ユウトよくこんな時間に電話許したな?」
「ユウトは、実家に居るよ今?」
「お母様が記憶の違いで、バタバタしてるから当分は帰ってこないかな?」
「ほほぉ~」
「ん?」
「どうしたの?」
「いや、どれくらい帰らないか聞いていいか?」
「たぶん最低で一週間か最高で一ヶ月かな?」
「それがどうしたの?」
「なるほどいい情報が聞けたし、会議に戻るね」
「カゼフ君有難う、また念話宜しく――」通話は、切れる音が聞こえる。
そっか旦那は、忙しいかと嬉しそうな顔をしてハクと一緒に会議室へと戻るのだった。
ユウトは、一週間ほど実家にいて、母親の面倒を見る事になっている。記憶の埋め合わせなど少し時間がかかるだろうと一週間を設けたが、もしかしたらもう少し時間がかかってしまう事もある。
当分は、娘達と家で過ごす事が多いいだろう思いながら、マリアの騎士としてついているリーヴスラシル君に紅茶とパウンドケーキを出している。
気品あふれるようなしぐさで、飲みながらケーキを食べるしぐさがとても最近みにつけたものではないなと確信する。
リーヴスラシル君は、一応寝る事は、出来るらしいのだが、基本は、起きている。
姫様もウィン様も遊び疲れて良くお休みになられておる。我は、姫様の下につけて幸ですと私に話す。
リーヴスラシル君は、基本マリアと良く念話が多いいが、普通に喋る事もあると聞いていたけど、凄く落ちついた声をしている。
「姫様のお母様どうかされましたか?」
「先程から視線を感じるのですが?」
「リーヴスラシル君て、いきなりだけどこのメンバーで紅茶飲むのが珍しいなとおもってね」
「確かに、基本てきには、食す事や睡眠とのたぐいには、無縁の世界にいきてましたから……」
「リーヴスラシル君は、元はと言うかその過程になるまでどんな種族だったとか覚えているの?」
「そうですね、実は、記憶には、多分あったはずなのですが、年月とこの状態と封印によって記憶が無い状態になってまして、そして、姫様と戦いを恵て、姫様の召喚されし者として使える喜びを頂いたので、もう記憶等は、気にせず今を楽しく生きようと思う様になりましたね」
「ま、生きようなんて言葉は、あやかもしれませんが、姫様と一緒に今後楽しい未来を気づけるなら記憶は、無くても楽しくやっていきます」と私に、笑顔を見せる。
こんなにも生きている様に、見えるリーヴスラシル君は、凄く可愛い娘にも見えた。
当分ここに残るのと聞くと二・三日したらまた旅にでますと話す。
マリアには、了承を得ておりまた時間があったら遊んでねと言われたらしい――
それとマリアは、少しの間研究に入ると言っていたとリーヴスラシル君から言われる。
戦う事も大事だが、お姉様が勉強をこのみ楽しむようになったので、それを助けながら魔法の開発と進化を進める的な話題を祖父の書庫で話し合ったと言ってたらしい――」
「次は、どこにいくの?」
私は、気になりついつい聞いてしまう。
「この間あったカゼフ様から魔界のダンジョン地図巡りを頂きまして、少し冒険をしながら過ごそうかと思いまして……」
「え、カゼフ君といつの間にやり取りを?」
「少し念話で、お話をしたら盛り上がりまして、お父様の事で……」
「あの時の戦いを映像保存していたので、データを渡したらマリアちゃんが、ダンジョン巡りをしているて聞いたからこれをと言って貰ったのが地図でした」
「お話ししていて、楽しい方だと思いました」
「そう言えば近々お会いすると言ってましたが、また魔界にいかれるのですか?」
「あ、そうね、自県も片付いた事だし、お礼と約束があるから娘達と一緒に、魔界に遊びに行く予定かな?」
「ユウトには、了解えてるから、楽しむつもりだけどね」とはにかむ笑顔で言われる。
「昔の冒険仲間と聞いてましたが、ユウト様は、昔からの付き合いだったのですか?」
「う~~ん、この話は、娘達には、私が自分で言いたいから、言わないでね」
「ユウトの出会いは、学校を卒業してから数年たった時に、出会ったのがきっかけかな?」
「そもそもカゼフ君とか他に仲間が居たて聞いてると思うけど?」
「その仲間は、元々学生時代の同級生での繋がりが強いわね、一緒に学びながら技術を学びそして、楽しくすごしてきたから……」
「それで、卒業と同時に、学生時代のメンバーで自分たちのギルドを作って冒険してたかな?」
懐かしいなあの頃は、とてもと喋りながら当時を思い出す。
「ギルドの名前てどんなのですか?」
「ギルド名か……」
「舞い散る桜紅茶時間(Cherry blossom tea time)て名前で冒険してたかな?」
「私の事妹の様に凄く優しいエルフの子が居て、自分の家で飲む紅茶から作ったて話だったかな?」
「変わったギルド名だったけどね、当時でも今でも……」
「それで、賑やかに冒険したり試練を乗り越えたりして、絆が深まって楽しい時間が過ぎて、結構長い迷宮に行った事があって……」
「その地下で、死にそうな娘が休憩している時に、通りかかったのが私達だったのよ?」
「私これでも支援系だからその子に回復をしてあげて、その場を離れて地下に潜っていったのよ?」
「その子が、まさか今の旦那て落ちがあるけど、まだその頃は、一人でソロをして戦っていたのが始めの出会い」
「それから何年か年月が流れて、とある街で休憩していたら後ろから声が聞こえたの――」
「私が、振り向くと見知らぬ男だったから、仲間達が間に入ってなんの用事か聞いてきたのが始まりだったのかな?」
「その時助けた娘だったなんて気づいたのは、あの時髪が長かったから娘が一人で冒険してると思ってたらどうやら男の娘だったのよね」
そして、彼がその時の様子を仲間達に話して解ったて事かな?
自分と同じ種族に会えたのが嬉しかったと言うのと一目惚れだったて事らしいだけど?
「当時私の事皆して、スノー姫て呼ばれてたのよ何故か知らないけど?」
「学生時代から知らない子が近づくとカゼフ君くんとフェアリーちゃんが凄く私の事を守ってて当時は、なんでだろうと思ってたんだけど?」
「ユウトと結婚する時に解ったて言うのがあるだけどね」
「それは、良いとして……」
「その彼がその時の様子とか私に対しての事とか言ってきたけど?」
「その時は、相手にしなかったのよ」
「そのうち、ギルドのクエストとかに、ちょこちょこ重なったというか重ねてきたのが解ったんだけど?」
「当時は、偶然て凄いねなんて言ってた私が居る訳だから仲間達も苦労したんだろうね」
「そして、数年が過ぎた頃に、何だかんだ似たクエストをするようになって、私達のメンバーとも話せるようになった頃かな?」
「急に、一緒に居る時間が何故か長くなっていって、気づいた時には、仲間とユウトの対決みたいなのがあって……」
「そして、勝利して告白に近い事があってからお付き合いする事になったのが、きっかけかな?」
「ま、当時は、皆力封印してダンジョンに潜って狩りするようになってたからその時うっかり解除するの忘れて戦っちゃったて落ちがあるけどね?」
「だから今でもカゼフ君は、根に持っているてフェアリーちゃんから結婚式の時に聞いたかな?」
「もし、皆さんが本気で、封印などなくて戦っていたらユウト様は、どうなってました?」
「う~~~ん」
「たぶん二人目までは、倒せただろうけど?」
「三人目あたりからカゼフ君かフェアリーちゃんが予定だったから負けていたかもね」
「そして、結婚して数年が立って、姉のウィンが生まれて、また数年が過ぎてから妹になるマリアが生まれたて事かしら?」
「マリアが生まれてからは、本当に毎日がお祭りの様に騒がしいわね」
「ま、今こんな話がでるくらいだしね」と微笑む様に、紅茶を飲みながら話される姫様のお母様だった。
「そう言えば何故封印なんてしてたんですか?」
「奇跡的に手に入れたクエストがあって、封印していくつかのクエストをこなすと更なる高みへ行けるみたいなのがあってそれでしたのがきっかけかな?」
「それなら何故に、今だに封印してるのですか?」
「最近は、それらしい冒険とかなかったし、この封印使い勝手いいからて言うのがあってそれで使い続けてる」
「姫様にも封印してますよね?」
「あの子は、成長速度的に封印して更なる高みを目指してほしいからと言う親の気持ちかな?」
「最終的には、学校いくくらいまでに、私と一緒の一割でも戦えるような子になればいいかとおもって――」と笑いながら冗談を言うような発言をする。
「我もその封印とやらに参加できますか?」
「答えは、出来るかな?」
「出来るけど、解くの事が出来るのが私になっちゃうけどいいの?」
「姫様は、封印魔法使えるのですか?」
「う~~~~ん」
「これ限定クエストの特殊だからもうたぶん覚える事できないかも……」
「それなら我にも姫様と同じように封印してもらえませんでしょうか!」
「封印を解いた時の姫様より弱すぎる我は、許せません」
「なら目を閉じて、そして何割封印して欲しいか言って?」
「姫様が三割ですよね今は……」
「そうね?」
「なら四割でお願いします」
「解ったわ」
そして、お母様は、封印魔法を使いリーヴスラシル君に、四割の封印をするのだった。
「どう?」
「感じは、どんな感じ?」
「凄いですね、本当にステータスを見ると四割減ってますね色々と――」
「これで、次に会うまでに強くなれます」
「姫様が学園で過ごす頃までに、我も同じように一割で戦えるように精進したいと思うようになりました」
「それと封印された事によって、思ったのですが、普段は、あまり眠さと言う概念がないはずなのですが……」
「どうやら何故か眠気が凄く襲ってきます」
「姫様の所に戻り眠りたいと思います」
「封印を感謝を……」と消えるように気配は、娘のマリアの所へと消える。
さて、昔話をしていたらある事に気づいた……
そうだカゼフ君との『約束』を思い出す。
時間をみるとかなり遅い時間だったが、気づいてしまったには、連絡をしないといけないと言う気持ちが動く――
私は、念話でカゼフ君にかけると――
凄い勢いで、息があらいカゼフ君が念話先から出る。
「どうしたの?」と私は、息が荒い理由を聞くと?
丁度会議中で、遮断地域に居た為、何かの気配が感じて居た事で気づき遮断区域から出てみたらスノーちゃんからの念話だと解り急いで出る為に、王宮に戻ってきたと言っている。
「会議中にごめんね」と言うと全然問題ないと嬉しそうな声が返ってくる。
「どうしたのこんなに遅くに電話なんて」とカゼフ君が言う。
夜分遅くにかけた理由を話す。
「約束!?」
「まだ果たしてないから何時が暇ですか?」
そんな会話を投げると?
「今日は、遅いから後日こちらからかけるよ」と返事がかえってくる。
「デートプラン決めたら連絡するからね、スノーちゃん」と言われる。
「それでいいよ」と私が答える。
それとリーヴスラシル君の件を伝えると?
「その事は、いいだよ」と言う。
理由を聞いたら、気が合ったし、スノーちゃんの娘なら騎士くらいつけてもいいかもて思ったと内心を語っている。
小声だけど聞こえる。「俺達は、それができなかったから……」と呟きが聞こえるが、聞かなかった事にした。
何だかんだお話しして、また後日と言う事を話すと遠くから声が聞こえる。
「ここにおられましたか?」
「カゼフ陛下」
「おや、ハクちゃんの声が聞こえる?」
「ハクなら横にいるよ、スノーちゃん」と念話と会話を同時に話す。
「あ、これは、もしかして、タイミングの悪い所に、話しかけてしまいましたか陛下!?」
「そんな事無いよ~~」
「大丈夫だ、スノーちゃんが気にしてないならハクも気にするな?」
「そうですか、失礼しました」
「それで、そろそろ会議に戻ってこれそうですか?」
「あ、そうだ会議中て言ってたもんねカゼフ君!」
「あ、俺もうっかり忘れてた……」
「ま、気にしなくていいよスノーちゃん」
「ハクもスノーラビット様なら問題ないです会議ごときでと言ってるしな?」と二人の笑い声が聞こえる。
「そんな訳で、後日連絡するからゆっくり今夜は、おやすみ」とカゼフ君が言う。
「こちらこそ楽しい時間有難うと言うと?」
「やっぱり、スノー姫様には、かなわないわ」と久々に聞く名前が聞こえる。
「珍しいねその呼び方」と言うと?
「フェアリーから連絡があったからその事もあった時に言うから」と言われる。
「それより、気になったんだが?」
「ユウトよくこんな時間に電話許したな?」
「ユウトは、実家に居るよ今?」
「お母様が記憶の違いで、バタバタしてるから当分は帰ってこないかな?」
「ほほぉ~」
「ん?」
「どうしたの?」
「いや、どれくらい帰らないか聞いていいか?」
「たぶん最低で一週間か最高で一ヶ月かな?」
「それがどうしたの?」
「なるほどいい情報が聞けたし、会議に戻るね」
「カゼフ君有難う、また念話宜しく――」通話は、切れる音が聞こえる。
そっか旦那は、忙しいかと嬉しそうな顔をしてハクと一緒に会議室へと戻るのだった。
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