無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第129話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント⑦:勝者対決行方3】

八芒星を描く魔法が完成する――


「汝ここから始まる天照陣――」


「幾四美持は、鏡が深まりし――」


「点と繋がりし輝く大地を――」


「宇宙に煌めく宝石の石の様に、それを逆らえし者――」


「天と地が重なり会う時に、大爆発と共に、大穴が置くのだろう――」


『『黑穴炎華爆!?』』と唱える――


すると、ヴェルゼブブ王周辺に、黒い穴が開き凄い勢いで、吸い込まれていく――


そして、全体が吸い込まれたと思えば、穴は、消えてなくなりその後どこからか大きな音の爆発が起きる――


僕は、手のこうに、八芒星を描きながら呟く――


『反射鏡』と唱える――


すると、吸い込まれた――ヴェルゼブブ王が木っ端みじんで、その謎の暗闇内に、飛んでいる――


灰色の灰がいっぱい舞っている―― そして、解放すると?


小さな蠅が一匹出て来るも、リーヴスラシル声が聞こえる――


『欧渦双剣の陣』と言って、小さい蠅を真っ二つにすると共に、ヴェルゼブブ王は、灰とかす――


これにて、戦いは、終了したのだった。


お母様が試して欲しいと言ってきたので、先ほど倒した―― ヴェルゼブブ王を召喚してみる。


あたりが寒気がするような温度が下がり、ヴェルゼブブ王が召喚される――


僕が声をかけないかぎり全く動かないものと思っていると?


いきなり襲って来る―― そこに、解ってたかのように、ダイトカイトお爺ちゃんとリーヴスラシルが、同時に双剣を突き刺す――


そして、召喚された……ヴェルゼブブ王は、停止して、ぴくりとも動かなくなる――


理由を聞いてみると、残党が残っていて、それがのっとられた原因の一つらしいが、その部分を刺した事で、完全に僕の召喚魔法に、追加されるのだった。


ちなみに、戦闘中攻撃が普通のに変わっていたのは、僕がちょこちょこスキルを奪って居た事で、攻撃と動きに支障がでたのかもしれないが――


これにて、一件落着する。


そして、この後、お母様のおはなしが、始まる前に、ダイトカイトお爺ちゃんに頼んで、リーヴスラシルの冒険者書を作ってくれるように頼むと?


二つ返事で、了解を貰える。


そして、僕は、お母様に連れて行かれるのだった。

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