第112話　お爺ちゃんの家に長くお泊り【外で召喚魔法にてイベント④：休憩と計画1】

今回の召喚は、『グリモワール魔術書ヴェルゼブブ召喚』を召喚するのだが、お爺ちゃん達の話だととても強いらしい――


レベル八十代で、お爺ちゃんが最低でも六人以上は、必要だとか、今まで最高レベルが百三十代が最高らしいが、その時の狩りは、全員と知合いの冒険者で戦ったらしい――


そして、今回は、『グリモワール魔術書』での召喚の為か、高レベルのモンスターが出る事は、確定している――対策として、僕達だけで勝てるのかが謎過ぎる。


ここに、お母様を呼んで、ついでにお父様も呼んで挑むと言う考えもアンケートで出る。


お爺ちゃん達に、お父様とお母様どっちと言うと全員がお母様と言う――お母様て一体何者なんだろう？


試しに、お母様に念話してみる――「ツーツーツー」と念話内から音が聞こえて、やっと繋がる。


「あら、マリアついに何かしちゃった？」


「一番初めの台詞がまさか疑いの発言とは、驚いている僕が居る！」


僕は、お母様に事情を説明していくと？


「う～～～ん、参加したいのは、やまやまなんだけどね……」


「マリアが大きくなるまで、戦闘しないように、冒険者の能力を九割程封印してるから戦っても戦力にならないかな？」


「あれだけ、寒気が出せるのになぁ～」と小声で姉様が呟いている」


すると？


「ウィン？」「私が怖い様に、聞こえるだけど――」「こっちで、二人で念話する？」


お姉様は、布団を被って、尻尾のみだして震えながら隠れる。


「お母様――」どう考えても、一割でここまで殺気飛ばせるて事は、かなりの戦力になると思うのは、僕だけでしょうか？


「そんな事ないのよ？」「マ　リ　ア　ちゃん！」


一瞬にして、僕も寒気が止まらないのと何人かのお爺ちゃん達が倒れている――


ダイトカイトお爺ちゃんが、お母様に話しかける――


「今回召喚で、倒すのは、昔戦った事のあるモンスターのレベルが不明版じゃ」


「何を狩ろうとしているの？」


「グリモワール魔術書ヴェルゼブブ召喚』が予定していて、たぶんじゃが、このシリーズだと我々が戦ったシリーズより上の敵になるかもしれんから頼んでみたのじゃが無理ならしかたない――


「ダイトカイトお爺ちゃん、それって、ミスが出ると、娘達は、大怪我だけじゃすまないレベルのお話よね？」


「そうじゃな？」


「何で、娘達が一緒に狩る事になっているの！」


「この魔術書は、マリアちゃんが見つけた物と言う理由と召喚に加えたいと本人のきぼうなんじゃよ？」


「仕方ないわね、回復系の支援だけでよければ行ってあげるけど？」


「娘達を怪我させないと誓ってね」もし怪我した時は、あなたの大事な息子さんの罰ゲームが色々と繰り広げるからね？」


シルフィーお爺ちゃんは、真剣に頷きお母様とお話をしている。


「息子も呼ぶべきですか？」


「今期は、パスかな？」


「だって、もしこの事が知られたら？」


「あの状態になるわよ？」「絶対に！」


「あれですか、確かに厄介ですね――」


そんな訳で、マリア達は、絶対にお父さんに言わない事いいわね？


お母様より怖い覇気がくりだされる。


僕達は、二人そろって、『『解りました！？』』と叫ぶほど怖かった。


こうして、狩りの支援に、お母様が来てくれることになり、僕は、戦いの準備をし始めるのだった。