無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第100話 お爺ちゃんの家に長くお泊り【反省会】

お母様が呼ばれて、反省会が開かれる。


何故か一言一言が氷を連想させるような言葉が聞こえる。


今回の事は、インキュバスが原因でこのような事になったと言う事にする。


それ以外の選択だと、お爺ちゃん達が地獄を見そうなので、それで会話を進めて行く。


「ウィンに、そんな特殊なスキルが付いたて事?」


「知らずに、憑りつかれて気づいたらさっきの事件が起きたって事ね――」


「もう、身体の方は、大丈夫なの?」


「マリアが魔法で、何とか創って憑りついたのを除霊してくれたから大丈夫!」


「マリアもまだ小さいだからあまり無理しちゃ駄目よ?」


「はい、解っていますお母様」


「僕は、笑顔で受け答える」


「目を開くと僕の目をじっと見つめている……」


「濁ってないから今回の話は、本当なようね――」「これなら安心してお泊り続けてて良いわよ?」


お許しが下り、休憩後、召喚魔法の討伐をする事になる。


お母様も参加しませんかと聞くと、夫の結婚で、もう主婦以外しないと誓っているのと言う。


但し、悪さをした場合のみだけ許すと言われてるからその辺は、覚悟していてねと笑顔で言われるが、震えが止まらない。


そして、転移魔法でお母様を自宅に送ると、作戦と打ち合わせを送るのだった。

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