無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第66話 お泊り休憩中の出来事…⑥

ダイトカイトお爺ちゃんと鬼神は、凄いバトルの中戦いを続けている。


ダイトカイトお爺ちゃんは、余裕があるようで、たまに、フェイントを入れて、あり得ない力で鬼神にボディブローを打ち込んでいる。


鬼神は、くの字に曲がり、上空に約百メートル程打ち上げられる。


ダイトカイトお爺ちゃん、楽しそうに身体を動かしている。


すると?


「そろそろ準備体操も終わったからちゃんと避けろよ?」


そんな言葉が聞こえてきた。


「えっ!」


今までの攻撃のバトルは、準備体操て事!


僕は、内心本気で、びっくりしている。


これが初代と言われる方である、お爺ちゃんの力なのだろうと思っていると?


フォ―スペルお爺ちゃんの呟きが気になる。


「一パーセントも技も使わず剣で、斬るだけしかしていない……」


「やっぱりレベルの差がでかすぎたのと、マリアちゃんに傷を付けた事がかなりきいてるぽいぞ?」


「僕が、傷つくのは、当然ですよ?」


「呼び出したの僕ですし?」


「召喚システムの仕組みがそれだから仕方ないが、ほんとなら呼び出して、倒している間に一撃いれて手に入るみたいな事ができたら良いなとマリアちゃんのダメージ見てお爺ちゃん達は、そうおもlったんだよ?」


「それでも、ダイトカイトお爺ちゃんが倒して下さるのだからいいですよ?」


「おっ?」


「久々にみる技がでるぞ?」


ダイトカイトお爺ちゃんが、変わった構えをしている――


鬼神は、襲い掛かると?


『紅魔大華双』と叫ぶと共に、鎌鼬の風が、十本現れて、鬼神を粉砕する。


牙・爪・角が折れて、右腕と左足が消滅する――


相手の鬼神は、何が起きたのかを理解できないまま……


真っ二つにされる。


ちなみに、休んでる間に、何個か使えるスキルのみを奪ってある。


その原因で、本当なら再生するはずの腕や足や傷などが、再生せずに、刻まれる事が起きたに違いない。


そして、鬼神は、地面へと倒れ込む。


「儂もまだまだじゃの~」


息一つ乱さずに、戦ったお爺ちゃんの台詞じゃないよ!


そんなつっこみをしたいがしない僕の顔を見て、マリアちゃんどうしたのなんて聞いてくる。


「知らない!」


「えっ!」


「何かお爺ちゃん悪い事でもしたかの~」


ダイトカイトお爺ちゃんは、困った顔をするが、すぐに僕が否定する。


「お爺ちゃん強いなと思って、ちょっと嫉妬しただけだよ!」


僕は、少し顔が赤くなりながら言うと?


「そうか~ そうか~」


そう言って僕の頭を撫でてくれる。


アイテムに、鬼神の腕輪と鬼神の指輪が転がっている。


ダイトカイトお爺ちゃんが、僕に鬼神の腕輪を渡してくれて、ウィンちゃんには、この指輪をと渡すように、優しい言葉で言ってくれる。


こうして、二日目の稽古が終……


三人のお爺ちゃん達と僕は、食卓へと足をはこぶのだった。


途中で、お姉様と会う。


マリア達が戦っている間に、レベルは上がるし、知識は増して凄かったよとお姉様が喜んでいる。


マリアも汗かいただろうから食卓によらずこのままお風呂行こうよ!


おじいたん達は、後ででも一緒でもいいのでと言って、お姉様は僕の左手をギュッと持って大浴場へと走る――


今日一日の服装が、僕だけが戦闘服で、お姉様は、ゴスロリ風の服だった。


僕の戦闘服は、見た目は巫女さんの短めスカート風の服と髪は、白いリボンで結ばれている。


お姉様のゴスロリ風は、緑色ので、白い水玉がついていて、フリフリのフリル付のスカートだった。


お姉様は、気にせずいつものように脱いでいく――


いつも道理上着・肌着・縞々ブラジャー・スカート・縞々パンツを脱ぎニーソのみになる。


今日のお姉様のブラとパンツは、水玉グリーン色のお揃いだ。


縞々パンツのグリーンの所に可愛く水玉模様がほどこされているデザインのパンツお泊り前に買ってきた物。


そして、今日は、お姉様と一緒の姿なので、お姉様の手によって、上着・肌着・縞々ブラジャー・スカート・縞々パンツを脱ぎニーソのみ


僕は、ブラとパンツは、水玉グリーン色のお揃いだ。


そして、お姉様は、僕に抱き着く――


「う~~~ん」


「やっぱりこのサイズのマリアが一番いいね!」


そんな事を言いながら僕の銀色の尻尾を触る。


今回は、僕もお返しとお姉様の尻尾を触る。


自分のと比べると毛並みが違う事が解る。


考えながら弄っていると?


「マ、マリアそろそろ……」


お姉様の声が色っぽい声になる。


前回は、尻尾を話したが今回は、尻尾を強く握り弱く撫でるを繰り返すとお姉様は、ビクンとして、膝をつく――


「ハァーハァー」


息がとても荒いが、僕は、その唇に舌をいれて僕の唾液を舌に絡める。


お姉様は、なんの抵抗もなく唾液を飲み込み仕返しとばかり舌を絡めて来る。


そして、まさかの不意打ちを受ける。


「マリア私の事を弄らず自分のおっぱいを揉みながらキスをせがみなさい!」


「あ、言霊だ!」


気づいた時には、抵抗出来ずに、そのままの言葉を受け入れてしまう。


僕は、おっぱいを自分で、揉みほぐしながらゆっくりと口を開けて――


舌をだして、キスを求める。


お姉様は、そんな姿をじっと見つめているだけ……


段々と口の中が渇いて行く感覚になるものの舌からは、さっきまでのヌルヌルとした唾液が大浴場の床に、一滴ずつ落ちて――


床は、ヌルヌルした唾液がキラキラと光る。


なんとか声をだして……


「お姉はま……」


「僕の――」


泣きそうになりながらもこらえてみつめていると?


「仕方ないわね!」


そんな言葉が聞こえると同時に、僕の舌に唾液を絡めて深いキスをする――


濃厚なキスが五分くらい続くと僕の腰が、砕けたように、膝ががくんと床につく――


そこで、やっと言霊の効果が切れる。


「はぁ~ はぁ~ はぁ~ はぁ~」


僕の呼吸は、凄く乱れている。


お姉様は、どう勝ったわよねと言う表情をしている。


今のお姉様は、お姉様だけど中身は、古し本の亡霊が憑りついている。


再生のおかげでなんとかたてるようになる。


今度は、僕が――


大浴場の扉が開き、お爺ちゃん達が入って来る。


「二人とも息が荒いが、どうしたのじゃ?」


「お風呂にいかないのか、あんなに急いでいったから?」


『『入ります!』』


僕とお姉様は、同時に言う。


すると目の前を通り過ぎたシルフィーお爺ちゃんが、滑って転倒する。


僕とお姉様の言葉がまたはもる。


『『あ、拭くの忘れた!』』


シルフィーお爺ちゃんは、濡れている床を手でふき取り、タオルで拭く。


「なんだヌルヌルした水じゃないのか?」


シルフィーお爺ちゃんとダイトカイトお爺ちゃんが、匂いを嗅ぐと甘い匂いがすう。


「マリアちゃんとウィンちゃん甘い物でもこぼしたの?」


それ僕とお姉様の唾液ですとも言えず――


『『ジュースこぼしちゃって』』と二人して言う。


ま、こぼれたものは、仕方ないし、そんなニーソのままでここにいると風邪ひくから行くぞとお爺ちゃん達と一緒にお風呂場へと足を運ぶのだった。

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