無邪気な少女の異世界冒険記
第51話 お爺ちゃん達に報告しに行く【中編】
『妖精の羽』を使用し、飛んでいると?
気配を感じる――
お姉様に直ぐに伝えて、茂みに隠れる。
すると下から声が聞こえてくる。
坊ちゃま引っ越してきてこの森に、入るのは、不味いですよ、早くここからでましょう。
それじゃなくても、先ほどの男の子供を脅して、情報えるなんて不味いです。
「うるせぇよ?」
「爺やの分際で、俺様にたてつくのかよ!」
「そうでは、ありませんが……」
「俺は、ここに引っ越ししてきたのは、奴隷が欲しいだよ?」
「この街にいる狐族がたいそう可愛いと噂と書物で、確認してある!」
「だから俺は、狐狩りに来たんだよ?」
「ですが、お父様にもつけずここに来ているのがばれたら大変ですよ?」
「親父の話をここで出すな?」
「それじゃなくても、最近魔法の質について、凄くうるせぇだからよ!」
「あ~イライラするぜ」
僕は、スキルで、視える。
人間が二人この村に入ってきた様子――
そして、仲間の狐族を暴力して、聞きだしたと言う引っかかる情報……
お姉様に、変な賊がいますので、お静かにと伝えて状況を整理する。
物騒な奴隷と言う言葉が聞こえる。
なんで、ここに人間が住み始めているのだ?
お父様からは、何も聞いていない……
違法で、住み着いているなら、お父様かお爺ちゃんに伝えないと――
僕は、これから向かうお父様の生みの親のシルフィーお爺ちゃんに、念話を送る――
なかなか繋がらない……
「すると?」
「おい、爺や今さっきから魔力を感じだが、何か居るか?」
「はて、私には、かんじられませんでした」
「とぼけるのは、よせお前の実力は、長い付き合いなのだから知っている!」
魔力で、ばれるてどう言う事だ?
魔力を調節しながら、お爺ちゃんに念話を試すとやっと繋がる。
「お、マリアちゃんか、今どの辺にいるのかな?」
「お爺ちゃん大変です!」
「賊がいます!」
僕は、ここから百メートルほど離れた会話をお爺ちゃんに伝える。
「それは、物騒だな――」
「そもそもこの辺は、我々の土地だから住める事は、無いはずなのだが、さてどうしたものか?」
「お爺ちゃん助けに来てよ!」
「僕だけならなんとか出来るけど?」
「さすがに、お姉様もいるから下手に動けないのが今の現状……」
そんな会話をしていると、百メートル離れた場所から声が聞こえる。
「お坊ちゃま微量な魔力をキャッチしました」
「ここから百メートルいった場所に、先ほど居た子供達の気配がします」
「やっと爺や本気で、感知してくれたようだな?」
「達と言う事は、一人以上は、居ると言う計算になる」
「男か女か解るか?」
「それは、ちょっと解りませんが、今解る限りだと二人いますね」
「お爺ちゃんばれたよ、行くのに少し遅れる!」
「今の話をダイトカイトの初代に、話をしたらかなりのスピードでそっちに向かったから少し逃げ切れるか?」
「うん、頑張って逃げてみる」
僕は、罠をしかけながら後退して、別のルートを使い進むが、気配は、消えず追って来る――
「お坊ちゃまそこに、罠があるので気を付けて下さい!」
「お坊ちゃまと話を爺やが行ったが間に合わず罠にかかる――」
「罠があるて事は、狩りが出来る子供達て事だな?」
「男だったら、構わず情報を聞き出せ!」
「もし、女なら俺が持ち帰る」
「居るだけ持ち帰るから爺やそれは、覚えておけよな?」
「お坊ちゃまのおしゃるとおりに、させて頂きます」
「もし、味見が終わったら少しでいいので、私にもお零れを……」
「お、爺やも解ってるじゃないか~」
「大丈夫何回か使って、休んでる間に、爺やに貸すから安心しろ……」
「それは、嬉しい話ですね、今回の事は、お父上様には、お伝えしませんので、大丈夫です」
「それじゃ~」
「狩り始めるか?」
莫大な魔力が男達から感じる。
身体強化をしたようだ――
僕も身体強化をして、お姉様をお姫様だっこで効率スピードを上げていく――
召喚で足を止めると言う手もあるが、間に合わず出した時に同時に襲われたら最後だから切り札は、最後にとっておこうと思う。
森の中を上手く樹に隠れながら移動する。
すると正面からコインみたいのが、飛んでくる。
僕は、とっさに避ける。
「何故、僕の前からコインが……」
すると白髪のお爺さんが居る――
あれは、さっき爺やと呼ばれていた者!
やっぱり子供と身体の力が差があるのか……
「僕達は、その白神のお爺さんに、見つかる――」
「お坊ちゃまこれは、かなりの上物ですぞ!」
「爺や早いな?」
「足止めを頼む、俺も直ぐに追いつくから……」
お姉様をゆっくり下す。
「貴方達は、何者ですか?」
「ここは、狐族の敷地内だと知ってるのですか?」
「ほぉ~」
「子供にしては、私を見てもビビらないとは、その見た目は、違うと言う事ですかね?」
「見た目?」
「僕の見た目て、なんですか?」
「ほぉ~」
「女の子なのに、僕と言うのかこれは、可愛がったら良い声で泣きそうだな!」
「気持ちの悪い視線を僕とお姉様に、向けるなこの変態さん!」
「おや、姉妹でしたかそれは、それでかなりの御馳走ですね!」
「爺やまたせた!」
「おっ!」
「これは、確かにかなりの上物だな!」
「それも姉妹かいいなこれは……」
「気持ち悪い視線向けるな!」
「爺やは、その元気の良い娘の相手を頼む……」
「俺は、もう一人のその子のお姉さんに用がある」
「気持ち悪い視線と家族が奪われると言う気持ちになる」
「僕は、お姉様に、出来る限りの付与魔法をかける――」
そして、広範囲魔法を無演唱で、唱える――
『氷龍の舞華』と唱える。
すると、若い青年風の男は、正拳突きで、『氷龍の舞華』の軌道をずらす。
少し手が凍るも、口にポーションらしき物を飲み回復する。
「爺やこのガキなかなかやるぞ!」
「もう一人の方は、たぶんこのガキより弱い事が解った!」
「動きを読んで、解ったがたぶん姉の方は、あまり魔法は、使えず弓のみだ!」
「妹は、かなりの魔法なれしているから、やっぱり俺より爺やがんばれや!」
「お坊ちゃまの言われるがままに……」
白髪のお爺さんから凄いプレッシャーと魔力量を感じる。
仕方ないので、片手で召喚をしながら、お姉様を抱えて逃げる――
召喚魔法で、ゴブリン王を召喚して、その場から逃げる――
「爺やこのモンスターは、俺が倒しておくから、爺やは、そいつらを追え!」
僕は、必死に逃げる。
せめて、お姉様だけでもと思いながら、逃げる。
そして、今度の召喚は、スレイプニルを二体用意して、一匹は、僕が乗り逃げる――
「ほぉ~」
「その歳で、召喚魔法の上位を召喚出来るとは、これは持ち帰って色々と調べないと駄目だなと言いながらスレイプニルに、挑むお爺さん。
僕は、さらにスピードが上がり、森の奥へと進む――
モンスターが倒された声が木霊す――
「やっぱりかなりの手練れだ!」
「あれが、噂の冒険者て所かな?」
また結構距離を取った場所から視て、逃げる。
そして、振り向くと?
何故か白髪のお爺さんが目の前に!
「君より、これでも長く生きてるでね」
「君に、先ほどコインを投げたろう?」
「確かに、なげましたが、よけましたよ?」
「いいや、あれには、仕掛けがあって一枚に見えて実は、二枚あるだよ?」
「君の右のポケットを触ってみな?」
僕は、おそるおそる触れてみると……
コインが入っている!
「それを媒体にして、転移移動で来たと言うのが、正解じゃわい」
「僕は、急いでコインを捨てるが、捨てた手を白髪のお爺さんに握られている!」
片手は、お姉様を抱っこしてるので、もう片方の方が捕まる――
かなりのやばい状況になる。
僕は、握られた手を振り解こうとするも取れず……
そのまま宙づりのように、片手を持ち上げられる。
これは、もう駄目かなと思って、僕は、大声で――
「お爺ちゃん――」
そう叫んだ!
すると?
先ほどまで握られた片手が軽くなる?
お爺ちゃんに、僕とお姉様は、抱っこされている。
「またせたなマリアとウィン!」
「お爺ちゃん!」
僕は、涙をうかべる。
お爺ちゃんは、そんな様子を見て、怒る。
「貴様ら私の可愛い孫に、怪我までさせて、更に泣かせるとは、良い度胸をしているな?」
「その子らは、お主の孫か?」
「せっかく、良い奴隷を見つけたと思ったが、お主を倒せば手に入るなら本気で行くぞ?」
白髪のお爺さんは、魔力量が上がる。
「その前に、聞いておくが?」
「ここは、我々の土地勝手に、踏み込むなどあっては、ならないのだが何故人間がここにいる?」
「それは、最近この近辺い引っ越ししてきた貴族だからだよ?」
「それが、街の子供達を襲って奴隷にするとは、どう言う了見だ!」
「家のお坊ちゃまのご要望と見返りの為で動いている」
「そしたら上物の子供達それも金髪の美少女と白銀の美少女が居て、それも姉妹なんて聞いたら普通連れて帰るだろう?」
「お主の雇い主は、この事を知っているだろうな?」
「お坊ちゃまのお父様は、知らないでここに来ている」
「それがどうしたと言うのだ?」
「そうか、上は、知らない行動て事だな?」
「ま、それでも孫を泣かせた罪は、万死に値する」
「ならかかって来るがいいさ?」
「お前を倒し美味しく頂いて行くよそこの娘隊を……」
そして、あっけなく戦いが終わる。
なんと言うか秒殺?
白髪のお爺さんは、お爺ちゃんに攻撃をいれるも全く効いておらず……
僕の目でも負えないスピードで、腹を殴り飛ばして、その後地面に落ち――
上から凄いスピードで、顔面を踏みつける。
そしたら白髪のお爺さんの動きが止まる。
続いて、お坊ちゃまの所に、凄いスピードで移動して腹に蹴りを入れるとくの字に曲がる。
白髪のお爺さん同様に、地面に落として、顔面を踏みつける。
これが初代の力と言うわけだ……
お爺ちゃんの話だと、本気は出さずに、軽い運動くらいの感覚だったらしい――
お爺ちゃんは、縄で二人を縛るり何かの魔法をかけると?
動かなくなる。
そして、お爺ちゃんが――
「良かった無事で――」
凄い笑顔で、僕とお姉様を同時に抱き着く。
僕は、その人たちどうするのかを聞いた。
取りあえず我が家に連れてて、他の者にまかせるかなと言われる。
そして、トラブルがあったが、やっとお爺ちゃんの家に着くと?
扉から一斉に、お爺ちゃん達が現れる。
無事でよかったと全員に、言われる。
そして、変態な二人は、シルフィーお爺ちゃんに連れてかれる。
こうして、やっとお爺ちゃんの家につく事が出来た。
気配を感じる――
お姉様に直ぐに伝えて、茂みに隠れる。
すると下から声が聞こえてくる。
坊ちゃま引っ越してきてこの森に、入るのは、不味いですよ、早くここからでましょう。
それじゃなくても、先ほどの男の子供を脅して、情報えるなんて不味いです。
「うるせぇよ?」
「爺やの分際で、俺様にたてつくのかよ!」
「そうでは、ありませんが……」
「俺は、ここに引っ越ししてきたのは、奴隷が欲しいだよ?」
「この街にいる狐族がたいそう可愛いと噂と書物で、確認してある!」
「だから俺は、狐狩りに来たんだよ?」
「ですが、お父様にもつけずここに来ているのがばれたら大変ですよ?」
「親父の話をここで出すな?」
「それじゃなくても、最近魔法の質について、凄くうるせぇだからよ!」
「あ~イライラするぜ」
僕は、スキルで、視える。
人間が二人この村に入ってきた様子――
そして、仲間の狐族を暴力して、聞きだしたと言う引っかかる情報……
お姉様に、変な賊がいますので、お静かにと伝えて状況を整理する。
物騒な奴隷と言う言葉が聞こえる。
なんで、ここに人間が住み始めているのだ?
お父様からは、何も聞いていない……
違法で、住み着いているなら、お父様かお爺ちゃんに伝えないと――
僕は、これから向かうお父様の生みの親のシルフィーお爺ちゃんに、念話を送る――
なかなか繋がらない……
「すると?」
「おい、爺や今さっきから魔力を感じだが、何か居るか?」
「はて、私には、かんじられませんでした」
「とぼけるのは、よせお前の実力は、長い付き合いなのだから知っている!」
魔力で、ばれるてどう言う事だ?
魔力を調節しながら、お爺ちゃんに念話を試すとやっと繋がる。
「お、マリアちゃんか、今どの辺にいるのかな?」
「お爺ちゃん大変です!」
「賊がいます!」
僕は、ここから百メートルほど離れた会話をお爺ちゃんに伝える。
「それは、物騒だな――」
「そもそもこの辺は、我々の土地だから住める事は、無いはずなのだが、さてどうしたものか?」
「お爺ちゃん助けに来てよ!」
「僕だけならなんとか出来るけど?」
「さすがに、お姉様もいるから下手に動けないのが今の現状……」
そんな会話をしていると、百メートル離れた場所から声が聞こえる。
「お坊ちゃま微量な魔力をキャッチしました」
「ここから百メートルいった場所に、先ほど居た子供達の気配がします」
「やっと爺や本気で、感知してくれたようだな?」
「達と言う事は、一人以上は、居ると言う計算になる」
「男か女か解るか?」
「それは、ちょっと解りませんが、今解る限りだと二人いますね」
「お爺ちゃんばれたよ、行くのに少し遅れる!」
「今の話をダイトカイトの初代に、話をしたらかなりのスピードでそっちに向かったから少し逃げ切れるか?」
「うん、頑張って逃げてみる」
僕は、罠をしかけながら後退して、別のルートを使い進むが、気配は、消えず追って来る――
「お坊ちゃまそこに、罠があるので気を付けて下さい!」
「お坊ちゃまと話を爺やが行ったが間に合わず罠にかかる――」
「罠があるて事は、狩りが出来る子供達て事だな?」
「男だったら、構わず情報を聞き出せ!」
「もし、女なら俺が持ち帰る」
「居るだけ持ち帰るから爺やそれは、覚えておけよな?」
「お坊ちゃまのおしゃるとおりに、させて頂きます」
「もし、味見が終わったら少しでいいので、私にもお零れを……」
「お、爺やも解ってるじゃないか~」
「大丈夫何回か使って、休んでる間に、爺やに貸すから安心しろ……」
「それは、嬉しい話ですね、今回の事は、お父上様には、お伝えしませんので、大丈夫です」
「それじゃ~」
「狩り始めるか?」
莫大な魔力が男達から感じる。
身体強化をしたようだ――
僕も身体強化をして、お姉様をお姫様だっこで効率スピードを上げていく――
召喚で足を止めると言う手もあるが、間に合わず出した時に同時に襲われたら最後だから切り札は、最後にとっておこうと思う。
森の中を上手く樹に隠れながら移動する。
すると正面からコインみたいのが、飛んでくる。
僕は、とっさに避ける。
「何故、僕の前からコインが……」
すると白髪のお爺さんが居る――
あれは、さっき爺やと呼ばれていた者!
やっぱり子供と身体の力が差があるのか……
「僕達は、その白神のお爺さんに、見つかる――」
「お坊ちゃまこれは、かなりの上物ですぞ!」
「爺や早いな?」
「足止めを頼む、俺も直ぐに追いつくから……」
お姉様をゆっくり下す。
「貴方達は、何者ですか?」
「ここは、狐族の敷地内だと知ってるのですか?」
「ほぉ~」
「子供にしては、私を見てもビビらないとは、その見た目は、違うと言う事ですかね?」
「見た目?」
「僕の見た目て、なんですか?」
「ほぉ~」
「女の子なのに、僕と言うのかこれは、可愛がったら良い声で泣きそうだな!」
「気持ちの悪い視線を僕とお姉様に、向けるなこの変態さん!」
「おや、姉妹でしたかそれは、それでかなりの御馳走ですね!」
「爺やまたせた!」
「おっ!」
「これは、確かにかなりの上物だな!」
「それも姉妹かいいなこれは……」
「気持ち悪い視線向けるな!」
「爺やは、その元気の良い娘の相手を頼む……」
「俺は、もう一人のその子のお姉さんに用がある」
「気持ち悪い視線と家族が奪われると言う気持ちになる」
「僕は、お姉様に、出来る限りの付与魔法をかける――」
そして、広範囲魔法を無演唱で、唱える――
『氷龍の舞華』と唱える。
すると、若い青年風の男は、正拳突きで、『氷龍の舞華』の軌道をずらす。
少し手が凍るも、口にポーションらしき物を飲み回復する。
「爺やこのガキなかなかやるぞ!」
「もう一人の方は、たぶんこのガキより弱い事が解った!」
「動きを読んで、解ったがたぶん姉の方は、あまり魔法は、使えず弓のみだ!」
「妹は、かなりの魔法なれしているから、やっぱり俺より爺やがんばれや!」
「お坊ちゃまの言われるがままに……」
白髪のお爺さんから凄いプレッシャーと魔力量を感じる。
仕方ないので、片手で召喚をしながら、お姉様を抱えて逃げる――
召喚魔法で、ゴブリン王を召喚して、その場から逃げる――
「爺やこのモンスターは、俺が倒しておくから、爺やは、そいつらを追え!」
僕は、必死に逃げる。
せめて、お姉様だけでもと思いながら、逃げる。
そして、今度の召喚は、スレイプニルを二体用意して、一匹は、僕が乗り逃げる――
「ほぉ~」
「その歳で、召喚魔法の上位を召喚出来るとは、これは持ち帰って色々と調べないと駄目だなと言いながらスレイプニルに、挑むお爺さん。
僕は、さらにスピードが上がり、森の奥へと進む――
モンスターが倒された声が木霊す――
「やっぱりかなりの手練れだ!」
「あれが、噂の冒険者て所かな?」
また結構距離を取った場所から視て、逃げる。
そして、振り向くと?
何故か白髪のお爺さんが目の前に!
「君より、これでも長く生きてるでね」
「君に、先ほどコインを投げたろう?」
「確かに、なげましたが、よけましたよ?」
「いいや、あれには、仕掛けがあって一枚に見えて実は、二枚あるだよ?」
「君の右のポケットを触ってみな?」
僕は、おそるおそる触れてみると……
コインが入っている!
「それを媒体にして、転移移動で来たと言うのが、正解じゃわい」
「僕は、急いでコインを捨てるが、捨てた手を白髪のお爺さんに握られている!」
片手は、お姉様を抱っこしてるので、もう片方の方が捕まる――
かなりのやばい状況になる。
僕は、握られた手を振り解こうとするも取れず……
そのまま宙づりのように、片手を持ち上げられる。
これは、もう駄目かなと思って、僕は、大声で――
「お爺ちゃん――」
そう叫んだ!
すると?
先ほどまで握られた片手が軽くなる?
お爺ちゃんに、僕とお姉様は、抱っこされている。
「またせたなマリアとウィン!」
「お爺ちゃん!」
僕は、涙をうかべる。
お爺ちゃんは、そんな様子を見て、怒る。
「貴様ら私の可愛い孫に、怪我までさせて、更に泣かせるとは、良い度胸をしているな?」
「その子らは、お主の孫か?」
「せっかく、良い奴隷を見つけたと思ったが、お主を倒せば手に入るなら本気で行くぞ?」
白髪のお爺さんは、魔力量が上がる。
「その前に、聞いておくが?」
「ここは、我々の土地勝手に、踏み込むなどあっては、ならないのだが何故人間がここにいる?」
「それは、最近この近辺い引っ越ししてきた貴族だからだよ?」
「それが、街の子供達を襲って奴隷にするとは、どう言う了見だ!」
「家のお坊ちゃまのご要望と見返りの為で動いている」
「そしたら上物の子供達それも金髪の美少女と白銀の美少女が居て、それも姉妹なんて聞いたら普通連れて帰るだろう?」
「お主の雇い主は、この事を知っているだろうな?」
「お坊ちゃまのお父様は、知らないでここに来ている」
「それがどうしたと言うのだ?」
「そうか、上は、知らない行動て事だな?」
「ま、それでも孫を泣かせた罪は、万死に値する」
「ならかかって来るがいいさ?」
「お前を倒し美味しく頂いて行くよそこの娘隊を……」
そして、あっけなく戦いが終わる。
なんと言うか秒殺?
白髪のお爺さんは、お爺ちゃんに攻撃をいれるも全く効いておらず……
僕の目でも負えないスピードで、腹を殴り飛ばして、その後地面に落ち――
上から凄いスピードで、顔面を踏みつける。
そしたら白髪のお爺さんの動きが止まる。
続いて、お坊ちゃまの所に、凄いスピードで移動して腹に蹴りを入れるとくの字に曲がる。
白髪のお爺さん同様に、地面に落として、顔面を踏みつける。
これが初代の力と言うわけだ……
お爺ちゃんの話だと、本気は出さずに、軽い運動くらいの感覚だったらしい――
お爺ちゃんは、縄で二人を縛るり何かの魔法をかけると?
動かなくなる。
そして、お爺ちゃんが――
「良かった無事で――」
凄い笑顔で、僕とお姉様を同時に抱き着く。
僕は、その人たちどうするのかを聞いた。
取りあえず我が家に連れてて、他の者にまかせるかなと言われる。
そして、トラブルがあったが、やっとお爺ちゃんの家に着くと?
扉から一斉に、お爺ちゃん達が現れる。
無事でよかったと全員に、言われる。
そして、変態な二人は、シルフィーお爺ちゃんに連れてかれる。
こうして、やっとお爺ちゃんの家につく事が出来た。
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