無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第40話 寝ながら睡眠学習【冒険編4】

五芒星から出ると四階に着く。


今度は、土の普通の地面に、林があるくらいのダンジョンだ。


ゆっくり進んで行くと?


後ろからダメージをくらう……


何事かと思いとっさに動き確認すると枯れた樹のモンスター高さ的に二メートルくらいのが後ろに居た。


どうやらここのモンスターは、樹に関する敵なのかもしてない……


『風炎の舞』を使用すると一撃で撃退出来る。


「あれ?」


「弱いな……」


僕は、気配を感知しながら進む事に、右隣三十メートルに、枯れた樹発見!


『風炎の舞』と放つとどうやら樹に紛れて姿をくらましていた敵も一緒にダメージを受ける。


結構な数がもしかしたら林の中に紛れているのかもと思い、ハリケーンのみをあたり一面に、広範囲で展開する。


すると何百と言う数の枯れ木が宙を舞う――


僕は、すかさず『風炎の舞』を三重にして、一網打尽にする。


もしかして、この林一面ほとんど敵なんじゃないかと思ってしまう。


予感は、あたり僕は、この作業を40回もする。


SP回復のポーションを飲み回復させて、狩りに集中する。


やっと奥の方に、繋がる道があるが、腑に落ちない……


足場が木の根で、埋め尽くされている。


これは、嫌な予感しかしないが、取りあえず『妖精の羽』を使用して、色々と付与もして戦いに臨む為に奥へと進む。


すると正面には、百メートルくらい高い枯れた木がいる……


それも中央に、女性らしいモンスターが埋め込まれている。


大型モンスターを指定して、ステータスを鑑定スキルを使用して見る。




名前 :堕ちた妖精王の破片
種族 :不死(十字架に張り付けられる元魔法使い死んで不死と化した生き物)
性別 :不明
年齢 :不明
ジョブ:不明
LV :50
HP :200000
MP :0
力  :200
敏捷 :0
体力 :10000
知力 :0
魔力 :0
運  :0



HPがでかい割には、他のステータスが無い……


知能がないて事は、只攻撃しかけてくるのみかな?


取りあえず僕は、周りに結界を何十二に張り、魔法作成に入る。


何か鳥ぽいのがいいな……


朱雀をイメージして、風と火で、魔法を組み上げていく――


大型系に効きそうな魔法を使う――


『鳳凰の舞華』と魔法を唱えると大きな炎鳥が一直線に、『堕ちた妖精王の破片』へと向かう。


ちなみに、床の根は、魔法によって駆除してある。


凄い音と煙が上がる――


三分の二程ダメージを与えた様子で、今にも崩れそう……


一階~三階までボスが強かったので、四階もと思っていたが、まさか二発目打って終わるなんて誰が予想できるだろうか。


倒すとすごい叫びと共に塵と化して消える。


倒した瞬間床は、石のダンジョンに戻る。


倒した場所には、アイテムと宝箱が置いてある。


妖精王の指輪とグリモワール魔術書古代魔法と宝箱が落ちている。


「お、魔術書がある?」


このダンジョン魔術書がよく出るな……


怖いからしまってしまおう。


ま、取りあえず魔法の巾着袋に、詰め先に進む。


また、左側に扉がある。


正面にも扉がある。


左の扉は、開かないだろうと思いそのまま正面の扉へと向かう。


正面にあった扉を握って回すとカチャリと音が鳴り開く。


扉は、重そうに見えて、すんなりと開いた。


少し歩くと、四角い広場に出る。


そこには、床に五芒星の光輝く場所と石の机が並んで置いてある。


僕は、机に近づくと文字が書かれている。


ダンジョンを脱出するなら白く光る石板に触れる事。


ダンジョンのセーブポイントをするなら青く光る石板に触れる事。


そう書かれた机が置いてある。


僕は、時間を見て、そろそろポーションの効果が切れる事が解ったので、青く光る石板に触れる。


そして、白く光る石板に触れて、外へと脱出する。


外に戻り少し歩くと効果が切れて、赤ん坊に戻る。


ダンジョン四階までクリアしたので、疲れたなと内心思いながら僕は、眠りへとつくのだった。


そして、目が覚めるとお姉様が狩りから戻り横で一緒に眠っている。


お姉様を起こして、お風呂場へと向かう。


向かう際お帰りマリアと言われる。


そして、脱衣所に到着する。


お姉様は、気にせずいつものように脱いでいく――


いつも道理上着・肌着・縞々ブラジャー・スカート・縞々パンツを脱ぎニーソのみになり僕の服を脱がしてくれる。


今日のお姉様のブラとパンツは、水色色のお揃いだ。


そして、僕の肌着とニーソと縞々パンツは、お姉様とお揃い。


そして、だっこされながら入浴先に進む……


身体を洗ってもらい、お姉様も洗い、傷があれば回復魔法をかけてそのままお湯に浸かる。


今日の出来事は、ちょっと保留にして、お姉様の一日を聞きながら胸のマッサージをしつついつものコースをこなし、ゆっくりと湯船に浸かる。


お姉様に、当分一緒にまだ狩りに行けない事を伝えて、この間言っていた魔法書のロールが出来たので後で渡しますと話す。


最近よく魔法をつくるようになり、新しくスキルで『魔法筆写師』を覚えたので、それによりお姉様に魔法を覚えてもらう事ができそだなと内心うれしくなる。


お姉様から早くでて、それ見せてよとせがまれるので、軽く湯船に浸かり、お姉様のお部屋に向かう。


お部屋に戻るとベットに移動して、お姉様にロールの紙をお渡しする。


お姉様が欲しがっていた魔法は、空が飛べる『妖精の羽』魔法だった。


ようやく渡せて安心する。


お姉様は、さっそくロールを読み魔法を取得すると、『妖精の羽』と言葉を言って、足元に羽が出来る。


お部屋の中を飛び回り、そのままこっちにきて、有難うマリアと抱き着き唇にキスをして――


喜びをかみしめている。


魔法を解除して、食卓に向かい夕食を食べて、お姉様と今後なにか魔法教えてねと話される。


便利なのがありましたら作成しときますと僕は、微笑んで返す。


有難うマリアとギュッと抱き着きそのままお姉様のベットへと帰る。


お姉様は、疲れていたのか、今日は珍しく僕の手を握って寝てしまう。


僕も明日に備えて、ねむりますかと独り言を呟き眠りに落ちる。


翌朝は、熱いキスで目が覚める。


どうやら昨日の出来事が嬉しさのあまり行動にでてしまうらしい――


これで狩りが楽になるとお姉様は喜んでいる。


僕もお姉様の笑顔が見れて良かったと内心思う。


それじゃ~ 食卓に向かって朝ごはん食べて、今日の狩りを満喫してきますとお姉様が満面な笑顔で話される。


食卓に向かうと?


どうしたの二人して、恋人どうしみたいでと話すと?


マリアと私は、恋人同士ですよと苦笑いしながらお母様に言うと?


そうだったわね、私が公認したんだっけかねと笑う。


そうして、お父様を含む四人で朝の食事をする。


そして、僕は、五階のダンジョンを目指す為に、準備をして眠りについた――


風魔法で、ダンジョンまで向かい入口に入ると?


入口の階段付近の壁に、セーブポイントから進みますかと書かれている。


僕は、はいと答えると不思議な事に、四階の正面扉に、立っている。


上の階に来た事で気持ちを入れ替え、そんな事を思いながら中に、入ろうと思うが赤ん坊のままなので、水色の液体を取り出し飲みほす。


七歳くらいのバージョンに、変身して、扉を回し中へと入る。


五階に行く為に、五芒星へと足を運びゆっくりと入る。


全身が白い光に包まれて、目を開けるとどうやら五階についたらしい――


五階の正面を見ると赤く血に染まった大地が見える。


なにこれ?


地獄絵図を見てる気分に陥る。


あっちこっちで、小さい火山が爆発したように、赤い溶岩が流れている場所が度々みかける。


中央に、向かっていくと遠くに、トカゲのような生き物が五匹いる。


流石に、今回の敵は、名前が解らないので、鑑定スキルを使用する。


大型モンスターを指定して、ステータスを鑑定スキルを使用して見る。




名前 :サラマンダー
種族 :火の精霊(火の精霊サラマンダー)
性別 :不明
年齢 :不明
ジョブ:不明
LV :55
HP :180400
MP :200
力  :300
敏捷 :50
体力 :16000
知力 :0
魔力 :20
運  :0




「えっ!」


「本気か!」


良し、魔法創るぞ!


青龍をイメージして、風と水で、魔法を組み上げていく――


大型系に効きそうな魔法を使う――


『氷龍の舞華』と魔法を唱えると大きな氷龍が一直線に、『サラマンダー』へと向かう。


五匹いた『サラマンダー』を一気に氷漬けにする。


『風神の舞』を放つと――


硝子の様に砕けて、氷の粒が残り消える。


これで倒せるて事は、ボスがまだ奥に居ると言う事?


砕けて氷の粒になった後、宝箱が五個と火の手が手に入る。


ま、取りあえず魔法の巾着袋に、詰め先に進む。


さらに、奥に進んでいくと、凄い熱を感じる。


何か居ると思い直ぐに、ステータスを鑑定スキルを使用して見る。




名前 :イフリート
種族 :魔人(魔人、悪魔、精霊)
性別 :不明
年齢 :不明
ジョブ:不明
LV :60
HP :300000
MP :2000
力  :555
敏捷 :88
体力 :15000
知力 :200
魔力 :1000
運  :-100




「えっ!」


「本気か!」


「何で、運がマイナス100なの!」


何はともあれ、流石にやばいきがしてきたので、僕は、ささっと魔法を五芒星に、見せかけて……


『氷龍の舞華』と魔法を唱えると大きな氷龍が一直線に、『イフリート』へと向かう。


『イフリート』の断末魔の叫びが聞こえる。


五芒星は、流石に威力があったらしい……


MPが結構持ってかれる。


急いで回復ポーションを飲んで回復する。


立て続けて、同じ攻撃をしながら、『風神の舞』も五芒星にして、『イフリート』に放つ――


それでも倒れないと思っていると?


僕の目の前に来て攻撃をしてくる。


僕のHPが三分の二程いっきに削られる。


ポーション飲む暇がない!


最後のMPを絞って、『氷龍の舞華』を放つ――


凄い声の断末魔の叫び声が辺りに、響き渡る。


泥の様に、塊形を残すも一部ずつ崩れていき――


最後には、砂となる。


魔人のブレスレットと魔人の指輪と宝箱が手に入る。


赤く血に染まった大地は、消えて普通の石のダンジョンへと戻る。


ま、取りあえず魔法の巾着袋に、詰め先に進む。


やはり、左に扉があり、そして中央にも扉がある。


正面の扉の前に行き、扉を回すとカチャリと音が鳴り開く。


少し歩くといつもと同じ、セーブポイントと脱出の石板がある。


セーブポイントの石板に触れて、セーブして次の六階を目指す為に、五芒星前に立つ。


結構HPとMPを使用したので、回復ポーションで回復して、五芒星の中へとゆっくり進むのだった。


進んだ先には、机がある。


この上の階までいくには、左側の扉のロックを外し、クリアしたら五芒星が光六階に行けます。


そんなメッセージがある。


仕方ないので、五階に戻り、対策を練る為に、脱出ボタンを押し外に出る。


もしかしたら宝箱に意味があるかも知れないから一度夢から覚めて現実に戻り。


対策してからくるかと少し残念そうに、僕は、近くにある岩の上で横になり眠る。


そして、目が覚めるとお姉様が狩りから戻り横で一緒に眠っている。


お姉様を起こして、お風呂場へと向かう。


向かう際お帰りマリアと言われる。


そして、脱衣所に到着する。


お姉様は、気にせずいつものように脱いでいく――


いつも道理上着・肌着・縞々ブラジャー・スカート・縞々パンツを脱ぎニーソのみになり僕の服を脱がしてくれる。


今日のお姉様のブラとパンツは、緑色のお揃いだ。


そして、僕の肌着とニーソと縞々パンツは、お姉様とお揃い。


そして、だっこされながら入浴先に進む……


身体を洗ってもらい、お姉様も洗い、傷があれば回復魔法をかけてそのままお湯に浸かる。


今日の出来事は、ちょっと保留にして、お姉様の一日を聞きながら胸のマッサージをしつついつものコースをこなし、ゆっくりと湯船に浸かる。


「あ、そうだ忘れてたと言った!」


お姉様は、そんな事を言うたと思いきや僕の唇をふさぎお帰りマリアと言う。


本当お姉様には、勝てないやと思いながら数十分浸かると?


身体が火照ってきたとお姉様が言われたので、脱衣所へと戻り着替えて食卓に向かう。

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