無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第19話 孫の顔を見に、先祖が戦争【中編】

二日目を迎える。


どうやら格闘か知恵で勝とうとする者と他の方法をとる物に分かれた。


中には、チームを組んでくるメンバーもいる。


その人数三人だった。


チケットが三人までとなって以上組めるのも三人までだからだ。


そんなこんなで、三日目が過ぎる。


三日目のある日息子から手紙が届く。


うちの娘達が三人のお爺ちゃんに会える事が楽しみらしくはしゃいでいると?


ウィンモカは、お爺ちゃんが来たら一緒にお風呂に入って背中を流すんだと言っているらしい。


父親的には、複雑だが本人の意思が大事なので、良しとしようと思う。


ウィンモカが入る以上妹のマリアンローズも一緒に入る。


ウィンモカがいつもマリアンローズと一緒にお風呂に入ってるとの事で、姉妹でお爺ちゃんと一緒と言う話になった。


誰が来るかは、解らないと伝えたらそれはそれで楽しみが増えたと笑っていたらしいと手紙に記載されている。


手紙の中にもう一通の手紙がある。


中を開くと?


お爺ちゃんへ


ウィンモカです。


お爺ちゃん達が来るの楽しみにしています。


前に会った時よりも私自身が大人の女性へと変わっています!


最近やっとブラをつけるくらい少し大人になりました。


ま、お爺ちゃんとお風呂に入るのは、楽しみです。


よく家族全員でお風呂に入ります。


全員てもちろんお母様と妹とお父様です。


お父様的にはきっとニコニコしてるので、何か楽しいのでしょう?


ま、そんな訳で楽しみしています。


でわ失礼いたしました。


そんな手紙が入っていた。


問題なのは、息子がこの事を黙っていたと言う事だ……


美人な奥さんと可愛い娘二人と楽しく風呂だと……


許せないな!


この話は、後で全員に言っておこう。


誰かしら息子に会った時に、きつい一言を言ってもらうためにもとシルフィーは、心に誓うのだった。


そして、三日目の食事の朝に手紙の内容を皆に伝える。


恐ろしい程に覇気が全員から出る。


特典がやかったのか会うのが楽しみなのか家の息子に一言言うのがたのしみなのかは定かではない。


戦いの日程は、六日と七日で戦うと抽選をもちいふにして、決まる。


それまでは、皆準備にかかる。


そんな中初代は、準備愚か普段の仕事をしているだけだった。


初代は、孫に会いたくないのだろうかと思ってしまうが、ウィンモカに会った時の話はとても良かった印象がある。


気になるメンバーは、何人かいるもののどういうふうに戦くのかは、当日にならないと解らない。


そんなやり取りが、朝ごはんを食べ始めてから始まったようだ……



その頃マリア達は、普段どうりお姉様のマッサージをして、狩りにでかけてマリアは、寝ると言う日常を送っている。


そして、朝から何故かお父様の顔がすぐれない。


どこか体調が悪いようだ。


四日目の朝に届いた手紙を読んでから何か知らないが凄い汗をかいている。


狩りも終マリアとお風呂に行こうとしてる時にそんな場面をみたので、お父様もお風呂に誘うと今日は、この後用事があると珍しく断られる。


お父様どうしたのだろうねとマリアと二人して、話すがまさかあの追加の手紙がお父様の首を絞めるとは、誰もしらないままだということくらいだった。


マリアが珍しく狩りに連れててほしいと私に頼む――


お母様に相談したらあなたが責任もって見るなら連れてても良いわよ?


初めての庭以上の景色が見れるなら幸せだろうしいいわよと許しがでる。


私は、マリアをおんぶして、狩場に向かう。


マリアは、覚えた魔法の練習がしたいらしい……


そんなマリアの魔法を始めて見る。


アイスバレットを展開し、演唱して私が定めていた熊のモンスターへと攻撃する。


もし倒せなかったらと考え弓を構えていると?


一撃で、熊のモンスターは、倒される。


私も水魔法が使えるが、一撃で倒せるレベルじゃない……


マリアの将来が凄く楽しみになる。


5時間程狩りをして家に戻る。


モンスターを倒した事で、マリアがレベルが上がったと喜んでいた。


通常の狩りよりも効率よく狩りができいつもの2~3倍狩りが出来る。


またマリアが行きたがってたら連れてこようと思った。


そして、お風呂に入り今日の事を振り返り。


久々に狩りが楽しいと思った。


早くマリアも私くらいになれば一緒にいけるのにと内心思ってしまう。


そして、明日が6日の戦いが始まるとは、私たちは知らなかった。


ただお父様が、いつも以上にとても優しくて気持ち悪かった。




僕は、姉様に狩りに連れててもらう。


初めての狩りでアイスバレットを使った。


熊のモンスターは、強いと聞いていたので、倒せないだろうと思っていたが思ったより魔力が上がっているようだった。


5時間も狩りをしたのに、SPが尽きる事はなく狩りが出来た。


モンスターを狩りした事で、レベルがいくつか上がる。


そして、鑑定スキルを起動してステータスを確認する。




名前 :マリアンローズ・フォルト
種族 :狐(優秀な歴史ある族長の娘:次女)
性別 :女
年齢 :生まれて九ヶ月
ジョブ:なし
LV :10
HP :300
MP :450
力  :10
敏捷 :20
体力 :40
知力 :600
魔力 :100
運  :120



パッシブスキル


精霊が見れる


誘惑マスター


魅力マスター


エナジードレインマスター



アクティブスキル


錬金術マスター
精霊魔法
紅初級マスター
闇初級マスター ↑UP
水初級LV10 ↑UP


固有スキル


鑑定(存在する物全てをステータスで見れる)


アーティファクトマスター
ポーションの水


装備:無し


武器:無し

防具:ベビー服
:靴下


装飾:無し


道具:無し



「お!」


結構上がってる、魔力も高くなってる。


それにしても知力高いな……


このまま上級まで覚えたら自分の魔法も開発したいなと内心思った。


早く時間経たないかななんて思っていると?


お姉様が、僕を迎えにくる。


今日も私の部屋で一緒に寝ようねと誘いを受ける。


お母様は……


「あらあら仲がいいのね」


そして、お姉様に僕を預ける。


お姉様に抱っこされたままお姉様の寝室へと連れていかれる。


そして、いつもの光景でベットに横になり、僕をかるくギュッとして眠りにつく……


僕もお姉様の寝息が聞こえてきた所で眠りにつく――

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