無邪気な少女の異世界冒険記

敷島楓

第13話 寝ながら睡眠学習【闇編初級3】

闇精霊様にアーティファクトを作った事をお母様に話すと?


お母様は、静かに黙る。


もしかして、勝手に作ったらまずかったのかなとおどおどしていると?


お母様の口が開く……


マリアンローズ聞いて、今回精霊様だからいいけど――


久々に、フルネームで呼ばれる。


ほいほい知らない人に作るのは、禁止ね。


お母様からお叱りを受ける。


そして、何故か僕をギュッと抱き着く……


ごめんなさいね、まだ生まれてそんなに時を経ってないだから判断なんて物は、まだだったわね。


でもこれだけは、言わせて、家族と精霊様だけは、アーティファクト作ってもいいけど?


他の知らない人に言われた時は、私かウィンに必ず相談してね。


「解りました」


僕は、にっこりとお母様に笑顔で返すが、お父様が抜けていたのは、触れない方がいいだろう……


そして、いつもの日課のお姉様とのマッサージが始まり100回が終わる。


終わった後に、お姉様が言うには、お姉様が狩りから帰ってきてお風呂に入ってた所に家族水入らずとお父様が入った事でお姉様が悲鳴をあげて今に至るらしい。


お姉様の歳だともうお父様とお風呂入りたくない!


などとお姉様は、少しご機嫌ななめでお話しされる。


近所の男の子の視線に似ていて、人の事をじろじろ見過ぎと言っている。


そういえば、最近お母様と僕以外にお風呂入ってなかった記憶がある。


そこに仕事から帰ったお父様がお風呂に、娘がいるから久しぶりに背中でも流してもらうかと思って行ったら悲鳴を上げられお母様が何してるの変態!


そんなやり取りが目に浮かぶ……


そして、今にいたりお母様の機嫌とお姉様の機嫌も悪いのだろう……


心の中でお父様今回は、思春期だった娘の気持ちに気づかない点に原点だなと思った。


「そっか~」


お姉様お風呂入っちゃったのですね……


僕起きて、少し汗かいているので、お風呂入れてもらおうと思いましたが、これだとお父様と入る事になるのですね。


マリア大丈夫私がもう一回お風呂一緒に入るから――


「えっ?」


さすがに、お姉様のぼせますよ?


「大丈夫」


「狐族は、火に強いように、熱いお風呂ぐらいじゃのぼせないから後、今日の事もあったから流石に、お父様にマリアを渡したくないわねと話される。


その後お姉様にお風呂入れてもらいさっぱりする。


最近ミルクを飲まなくなり果実などを絞り栄養ある飲み物を飲むようになる。


理由は不明だが、ミルクを飲んだ後何故かお母様が疲れるらしく、栄養なら果実系でも取れると解ったのでそれに変わる。


ミルクで取れない栄養とかが果物から取れるらしく今は、それがごはんになった。


初めは、寂しさを感じていたが慣れると果実の方が味が良い事に気づき今はお気にいりである。


今日も美味しく果物絞りを飲んでゆっくりする。


お姉様が、朝狩りに行った際に、例の弓を使った所狩りの効率が前の何十倍になったと教えてくれる。


僕は、あまりむちゃな狩りはしないでくださいとお姉様に言うと?


マリアが心配するなら少しいつもの慣れた狩りをするわねと微笑む。


その後、お姉様とお母様とお話しているとお父様が帰って来る音が聞こえる。


扉を開けたとたん綺麗な土下座をしている……


「すまなかった!」


「親父達に、相談したらお前が悪いと言われて」


「あれから反省したから許してほしい」


「ウィンお願いだから、俺を嫌いにならないでほしい――」


お姉様は、お父様に近づき一言いう。


「ごめんねお父様……」


「私こそ強く言ってしまって、でも次は、真面目に許さないから駄目だからね」


「解った!」


「入るならスノーラビットとマリアンローズの二人だけにする」


お父様は、そう切り出すと?


マリアは、当分私とお風呂入るからたぶんお父様と入る機会ないかもね。


「そんな~」


「娘と入れなくて、スノーラビットの二人きりとは……」


「ユウト?」


新婚みたいに、二人きりで嬉しいなとか言わないのね……


そんなに、娘と入りたいの?


「いやだってよ~」


「俺の一族全員兄弟男だぜ?」


俺の親父とお爺系は、娘が生まれたのかなり喜んでたんだぜ?


「俺よりも……」


僕は、そっとお父様に声をかける。


「お父様?」


どうしたマリア?


「お姉様の話だと狐族は、お湯に強い一族と聞いてます」


「なので、僕とお風呂お姉様の後でもよければ入って下さい」


「マリア~」と急にお父様は、泣き出す。


仕方ないわねあなたはとお母様も苦笑いに変わる。


そしていつもの家族団らんに戻り、僕は、ほっとして、眠りにつく――


眠るといつもの場所に着く。


少女のような精霊様がおらず……


大人の女性が居る。


女性が近づいてくる。


「マリアどうしたの?」


声を聴く限り、闇精霊様に似ている。


「闇精霊様ですか?」


僕は、疑問をそのまま伝えると?


「あ、そっかこの姿初めてよねごめんなさい」


「この姿が本当の私の姿で、少女の姿は、杖が折れて魔力が不安定だったからなの」


「そうなんですね」


「びっくりしました、始め誰かと思いました」


「それよりも杖直してもらって有難うね」


おかげで、元の姿に戻れたわ。


「マリアのおかげね」


「全級学んだら何かあげるから期待しててね!」


闇精霊様は、満面な笑顔で話される。


僕は、一瞬見とれてしまった。


あまりにも幻想的な笑顔だった為だったから……


「今日の授業は、支援系を教えます」


支援系て、闇属性だと何があるだろう?


SPを吸い取る魔法があったと思うけど?


逆もあって、相手に変換するのも魔法であるのよ?


今日学ぶのは、『生命力変換』・『ソウルチェンジ』を学びます。


もしこれを覚えたからと言って直ぐには、使わないように!


「マリアが、水精霊と魔法を学び回復系の魔法を覚えるか?」


回復できるアイテムを所持してるか相手=お姉ちゃん?とかからの回復が貰えるなら『生命力変換』を使って良いわよ?


それで、『ソウルチェンジ』の使い方は、マリアのSPを例えばお姉ちゃんにあげる感じかな?


なんとなく意味は、解りましたが……


確かにとうぶん使いませんね。


僕がもう少し大きくなって、お姉様と狩りにいくようになったら使ってみます。


そして、こんな会話をしながらもいつもの『魅力』・『誘惑』を使用しながら授業を受けた。


少しだが、使用時間が前より長くなった事を感じる。


たぶんステータスが何かしらあがったからだろう……


僕は、内心喜び今日の授業を終え眠りにつくのだった。

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