運命には抗えない
ep.2 21話 増援
   ーヴァルキリーsideー
「これは中々、、、」
   そう呟くのも束の間、次の瞬間2つの刃が迫ってくる。私はそれをよけ、攻勢に出ようとするもまた相手の太刀が振り下ろされる。
「くっ、、、」
「お前、強いな!俺たちの仲間にならないか!そうすれば殺さずに済む!」
   攻撃をしながらそう聞いてきた。答えは勿論否だ。
   そして、問うてきたその瞬間に隙があった。だから私はその問いの答えを行動で返してやることにした。
「ふっ」
   風を宿した銀色の剣を素早く突くと風は矢の形となり、敵へ一直線に飛んでいった。
   これをまともに受けたらまずいと思ったのか太刀をクロスさせ防いだ。そのおかげで先まで続いていた連撃は止んだ。
「何故だ!何故仲間にならない!?あの方が許しているんだぞ!」
「愚問。それより、そのお方って言うのは誰?」
「お前!あの方をバカにしているのか!あの方はあの方、俺たちの主上様だァ!」
   何かの琴線に触れたのか、先程までよりも更に早い連撃を繰り出してきた。
「ウオォォ!!」
「さっきよりも早いっ」
   だが、その攻撃は単調なものと化していた。
「そんな動きは我々に対しては通用しない!」
   そう、単調な攻撃など我ら鬼滅団は常日頃から相対している。
   それは鬼だ。知能を持つ鬼は極めて少ないため大多数は力に任せた攻撃しかしてこない。
   そしてそれをどう受ければ、どうかわせば、どういなせばいいかはよく分かっている。
「これで、終わり!」
   素早く剣を振り抜き相手の首を落とした。声を出すまもなく倒れ、死んでいったことを確認し、周りの状況を見た。
   見たところ防衛線を突破されるようなことは起きていない。だが、まだ相手の総戦力を把握しきれていない。だから、まだ油断するわけには、、、。
「ぐあああ!!」
「何事!?」
   叫び声が聞こえた方に振り返るとそこには、
「あぁ、脆い脆い。この星の人間はみぃんな脆いのかぁ」
   武器を何も持たず素手で鎧を貫いた男が立っていた。
「これは中々、、、」
   そう呟くのも束の間、次の瞬間2つの刃が迫ってくる。私はそれをよけ、攻勢に出ようとするもまた相手の太刀が振り下ろされる。
「くっ、、、」
「お前、強いな!俺たちの仲間にならないか!そうすれば殺さずに済む!」
   攻撃をしながらそう聞いてきた。答えは勿論否だ。
   そして、問うてきたその瞬間に隙があった。だから私はその問いの答えを行動で返してやることにした。
「ふっ」
   風を宿した銀色の剣を素早く突くと風は矢の形となり、敵へ一直線に飛んでいった。
   これをまともに受けたらまずいと思ったのか太刀をクロスさせ防いだ。そのおかげで先まで続いていた連撃は止んだ。
「何故だ!何故仲間にならない!?あの方が許しているんだぞ!」
「愚問。それより、そのお方って言うのは誰?」
「お前!あの方をバカにしているのか!あの方はあの方、俺たちの主上様だァ!」
   何かの琴線に触れたのか、先程までよりも更に早い連撃を繰り出してきた。
「ウオォォ!!」
「さっきよりも早いっ」
   だが、その攻撃は単調なものと化していた。
「そんな動きは我々に対しては通用しない!」
   そう、単調な攻撃など我ら鬼滅団は常日頃から相対している。
   それは鬼だ。知能を持つ鬼は極めて少ないため大多数は力に任せた攻撃しかしてこない。
   そしてそれをどう受ければ、どうかわせば、どういなせばいいかはよく分かっている。
「これで、終わり!」
   素早く剣を振り抜き相手の首を落とした。声を出すまもなく倒れ、死んでいったことを確認し、周りの状況を見た。
   見たところ防衛線を突破されるようなことは起きていない。だが、まだ相手の総戦力を把握しきれていない。だから、まだ油断するわけには、、、。
「ぐあああ!!」
「何事!?」
   叫び声が聞こえた方に振り返るとそこには、
「あぁ、脆い脆い。この星の人間はみぃんな脆いのかぁ」
   武器を何も持たず素手で鎧を貫いた男が立っていた。
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