学園のアイドルと同居することになりましたが・・・

seabolt

祭りの後

最悪の出来事に俺たちは、花火を見ることもなく家路に着いた。

ちーん

お通夜行のようにみんなの気持ちは沈んでいる。それは当然のことで、原因は全て俺にある。黙って俯いている沙織さんとそれを心配している沙也加ちゃんに、ペイペイちゃんはというと何事もなかったかのように歩いている。すると

「もー!!我慢できない!!いい加減してよ!いつまで落ち込んでるつもるり?」

しかし、落ち込んだままの沙織さんは

「そっとしといてよ!」

するとペイペイちゃんは、フンと鼻を鳴らしたかと思うと俺へ近づいた

「だいたい、めぐみ君が無防備すぎるから悪いのよ。ほら」

「「「!!!」」」

いきなり俺の頬をがっしりとつかんでキスしてきた。キスを終えると沙織さんの方を向いて

「これで私も里奈と同じよね。キスしていないのは沙織だけよね」

そんな徴発を受けた沙織さんは

「何やっているのよ!!」

「!!」

いきなり俺にキスをしてきたのだった。

「やればできるじゃない!!」

挑発的な態度をとっていたペイペイちゃんも負けじと俺を沙織さんから引き離し抱き着いてきた。それに負けじと沙織さんも

「負けないわよ」

抱き着いてきた。すると、ペイペイちゃんが

「沙織!!今日はここまでにするけど、今度そんな態度をとったら、めぐみ君は私がもらうから」

「そんなことはさせないわ」

沙織さんの表情を見て納得したような笑みを浮かべたペイペイちゃん

「さてと…家に帰ったら花火しない?今日、花火見れなかったから」

どこまで話が飛ぶの?と突っ込みたかった。しかし、それには沙織さん、紗耶香ちゃんも大賛成のようだった。家に着くと

パンパン

パン!!

爆竹が猛烈な勢いで鳴り響いた。そして、にこやかな笑顔のペイペイちゃんは

「はい」

そう言って、俺に火のついた花火を渡してきた。

シュー

って?これ打ち上げ花火だ

「えええーーーー」

普通手渡しされるはずのない打ち上げ花火。それをどうしていいのかわからずに硬直していると手元で破裂した

ばん!!

「うあぁあああ」

「きゃははは」

「なにやっているのよ」

パニックになって固まっている俺を見てみんな大笑いをしていたのだった・









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