学園のアイドルと同居することになりましたが・・・

seabolt

夏祭り 2

いきなりハグされている俺は、直立不動のままだった。丁度その頃、沙織さんは

「なんでペイペイちゃんがきているの?」

「何言っているのよ。沙織が私の手を引っ張ったのよ」

「じゃぁ…めぐみ君は?」

「さぁ?」

2人は話をしながら元の位置へ向かって行ったのだった。

一方、紗耶香ちゃんは、一人呆然としていると本田と佐久間がやってきて

「みんなは?」

「さぁ?」

そして、亜里沙は、引っ張っていた相手を見て驚いた

「お嬢ちゃん!!やめてくれ…こんな年寄りに何の用があるんだ?」

見ず知らずのおじいさんの手をつかんでいたのだった。

「ごめんなさい!!」

そして、俺はというと未だに里奈さんに抱きしめられている。

「里奈さん・・・?」

「めぐみ君が・・・私の運命の人だなんて」

「いったい何を?」

すると彼女はようやく俺を解放してくれたかと思うと、頬に両手を添えて、キスをしてきたのだった。そして、ちょうどその頃俺たちを探していたみんながその光景を見てしまっていたのだった。

!!!

「学園のアイドルと同居することになりましたが・・・」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「恋愛」の人気作品

コメント

コメントを書く