学園のアイドルと同居することになりましたが・・・

seabolt

はぁ〜

沙耶香ちゃんは目をキラキラと輝かせている。

実は……

話は遡って、この間の俺たちの話には続きがある。

「じゃぁ~おねぇちゃんとめぐみ君は形だけの恋人どうしなんだ~」

「そ……そうだけど」

「私がめぐみ君と付き合ってもいい?」

「はぁ~?どうしてそんな話になるの?」

「だって、めぐみ君て優しいお兄さんみたいで~気に入っちゃったから」

「ちょっと待て、それ俺のこと?」

「そうよ」

沙耶香ちゃんは俺の腕に抱き着いてきた。

「うわ」

「へへへ……」

「さやか!!」

「何よ!!いいでしょ」

こうして現在に至る。

「二人っきりのクリスマスになっちゃったね」



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