最強の元王子様は怠惰に過ごしたい?
相棒
ロゼッタsideです。
※毎日定時更新の時間を22時に変更したいと思います。ご了承ください。
帝都ヴェルムを出て半月。ロゼッタは目的地への道程の途中にある街で宿を取ろうとしていた。
だがここで問題が発生する。
「どこも空いていない、か……」
どの宿も満室。泊まれる場所がなかった。
仕方なくロゼッタは冒険者ギルドへと足を運んだ。ギルド職員用の仮眠室を貸してもらうことにしたのだ。素朴な外観の建物へと足を踏み入れると正面にある受付カウンターへの列に並ぶ。
「ん……?」
何気なしに依頼書の貼り出されている掲示板へと目を向けると、そこには成人したばかりほどの少女がいた。
冒険者ギルドに少女がいることは不思議ではない。
冒険者とは魔物の退治からゴミ拾いなど様々な仕事を請け負う、いわゆる『なんでも屋』であり、コネや身分を持っていなくとも資金を手に入れることが出来る。
そのため、なんらかの事情で生活に困っている幼い子が街の清掃や家事の手伝いの仕事を受けに来ることだってある。
だがそこにいる少女はおかしかった。見るからに華奢な体つき。ぽけーっと掲示板を見ている姿は隙だらけ。そんな少女が見ているのは――
「どの魔物にしようかなー」
少女の呟きが微かに耳に届いた。そう、少女が見ていたのは魔物退治の依頼書が貼ってある掲示板だった。
よく見れば少女の身なりはかなり整っている。上質な素材で出来ているであろう服装や装飾品から、かなり高貴な身分ではないかと推測出来る。
『どこかの貴族の無知なご令嬢が無謀にも魔物退治に挑もうとしている』
これがこの場にいるほとんどの者の共通認識だろう。
冒険者は全てにおいて自己責任である。無知により命を落としても、身代金目当てに誘拐されても、気の毒だ程度にしか思われない。わざわざ助けようと面倒事に首を突っ込む者などほとんどいない。
声をかける者がいなければ、少女を待ち受けるのは悲惨な結末のみ。
「おい」
少女に向けられた短い言葉。声をかけたのはロゼッタだった。
「ん? ボクに何か用?」
「ああ。もし魔物を狩りに行くのなら、あたしも連れて行ってもらえるだろうか?」
「ん~」
少女は顎に指を添えて首を傾げる。唐突な申し出に、すぐに判断は下せなかったようだ。
「お願いだ。頼む」
そう言い頭を下げる。
少し前までの自分だったらこのようなことはしなかっただろうな、と心の中で自嘲した。
ロゼッタがこのような行動に出た理由は一つ。表面上は面倒臭がりつつも、困ってる人がいたら手を差し伸べてしまう、そんな背中に追いつくため。
「……うん、分かった。ボクの名前はアイ……イリス。よろしくね!」
まだあどけなさの残る可愛らしい笑顔を浮かべるイリス。短く切られた綺麗な銀髪も合わさり、溌剌とした印象を受ける。
「よろしく頼む」
こうして即席コンビは誕生した。いつしか相棒とも呼べるほどに長い付き合いになるということを、彼女たちはまだ知らない。
※※※
ロゼッタ、イリスのコンビは本人達の予想を遥かに上回る相性の良さだった。
「はぁっ!!」
レンヤから託された真紅の槍は、いとも容易く魔物の体を貫く。
槍だけではなく、家柄という重荷が無くなったこと、念願だった旅に出れたことにより精神的にも好調であり、それに伴って身体が思うように動く。
鬼神の如き力を発揮し、次々と魔物を屠っていく。既に街ではトップクラスの冒険者となっていた。
「出来たよ! 今回も自信作!」
嬉々とした声でシチューの入った皿を渡してくるイリス。野営の際の食事はイリスが担当しているためだ。
今まで調理道具ではなく槍ばかり握ってきたロゼッタは当然料理が出来なかった。本人は干し肉などの簡易的なもので良いと思っていたが、そこでイリスが待ったをかけた。
「相変わらず美味いな」
ほぅ、と満足気な息を漏らすロゼッタ。イリスが料理上手だったのは嬉しい誤算だ。
戦闘をロゼッタが担当することによってイリスは軽装でいられる。身軽な分、野営道具や食材を多く確保した。
無属性魔法には異空間に倉庫を作る魔法がある。ロゼッタもそれを使えるが、イリスは使えない。
もし二人が分断されるようなことがあったらと思うと、ロゼッタが荷物を全て持っているわけにもいかない。だからといってイリスが持ってくる食材の量は相当なもので、料理に対する拘りが見える。
さらにイリスは朗らかで親しみやすい性格が相まって、聞き込みや交渉など、対人コミュニケーション方面においても力を発揮していた。
「じゃあここから東の森でその魔物が目撃されたってこと?」
「そうだな。夜行性だから行くなら昼にしときな」
「わかったよ、ありがとうおじさん!」
「ガハハ! いいってことよ!」
泣く子も黙るような強面の男相手とも気軽に話し
「ほれ、嬢ちゃん可愛いからおまけだ!」
「可愛いかな……? えへへ」
「照れ顔も良いねぇ! もう一つおまけだ!」
買い物ではおまけが殆どを占めるようになり
「もう少しだけ宿泊料金安くできないかな?」
「うーん。これでもギリギリなんだけどねぇ」
「これからも贔屓にするし宣伝もするからさ。ね?」
「しょうがないねぇ」
「やった!」
一番値の張る宿代が激安になったり。
ロゼッタは御三家だった頃の名残りか、高圧的な言葉遣いになってしまう時がある。それだけにイリスの存在はありがたかった。
互いが互いの足りないところを補う。とても相性が良い組み合わせだった。
一日の終わり、宿の二人部屋で二人は寝る前のお喋りに興じていた。
「あ~。今日も楽しかった~」
「充実した一日ではあったな」
二人の日々は順風満帆。声が弾むのも仕方ないことであろう。
「仕事も安泰。資金も潤沢。後は何があるかなぁ」
「慢心するのは良くないぞ」
「分かってるよ……あ、そうだ。ロゼッタって恋、したことある?」
「な、なんだ急に……」
いわゆる恋バナが初めてのロゼッタは動揺を隠せなかった。キュピーン!とイリスの目が光ったような気がした。
「もしかして好きな人がいるの!? ねぇ、どんな人!? ねぇねぇ!」
「い、いや、いるわけが……」
ない。
そう答えようとするも、いつの間にか目の前にイリスの顔が迫っており、言葉に詰まってしまう。
「本当は?」
「……分からない、と言ったところが正しいか」
これからも組んでいく仲間に隠し事は止めよう。そう心に決め、正直に打ち明ける。
「彼はあたしの憧れであり、目標なんだ。その、恋焦がれたりなどは……」
おかしい。否定しているはずなのに顔が熱くなり、心臓は速く脈打つ。今の自分はどんな顔をしているのだろう。
「ふーん……よく分かったよ。ロゼッタって結構顔に出やすいんだね」
「なっ!?」
驚きのあまり固まるロゼッタを放っておいて、自分のベッドへとイリスは戻る。
「僕はいないなぁ。大事にされすぎたというか、色々あってね。でも友達の恋愛相談にはよく乗ってたなぁ。あ、参考に聞く?」
「……聞かせたいのであれば聞いてやる」
「素直じゃないなぁ」
こほん、と咳払いを一つ。
「その子には二つ年上の兄みたいな男の子がいるんだって。なんでも自分を狭い鳥籠から救ってくれた人らしいよ?」
「鳥籠、か……」
ロゼッタの脳裏に白髪の少年の姿が浮かんだ。彼もまた、自分を鳥籠から解き放ってくれた恩人だ。
「それから恋心を抱いちゃったんだけど、相手には妹扱いされてそういう対象には見られてないんだってさ。撫でてもらえたり髪を梳いてもらったり、色々と得ではあるけど、あと一歩踏み込む勇気が出ないらしいよ」
「それは……難儀だな」
経験がないだけに、そう返すので精一杯だった。
「ボクって普段はネックレスしてるでしょ? これってその友達とお揃いのモチーフなんだ」
確かにイリスは普段、クローバーのネックレスをしている。
――はて、どこがで似たようなものを見た気が……?
ロゼッタは引っ掛かりを覚えるが、思い出す前にイリスによって遮られてしまう。
「その子は勇気が出ないだけ。それに対してロゼッタは自覚が無いだけ、なのかもね。ふわぁ……そろそろ眠くなってきたよ」
「寝よう。明日も早いぞ」
こうして二人の一日は幕を閉じた。
そして翌日――
「なに……?」
街を歩いているとばら撒かれていた号外。目を通すとそこに書いてあったのはヴェンダル帝国皇女の近衛騎士がついに選ばれたという情報。
そこに書いてある名前は、ロゼッタにとって忘れられない大事な名前だった。
さらに――
「こんなに早く再開するとはな」
その本人が、目の前に現れた。
※毎日定時更新の時間を22時に変更したいと思います。ご了承ください。
帝都ヴェルムを出て半月。ロゼッタは目的地への道程の途中にある街で宿を取ろうとしていた。
だがここで問題が発生する。
「どこも空いていない、か……」
どの宿も満室。泊まれる場所がなかった。
仕方なくロゼッタは冒険者ギルドへと足を運んだ。ギルド職員用の仮眠室を貸してもらうことにしたのだ。素朴な外観の建物へと足を踏み入れると正面にある受付カウンターへの列に並ぶ。
「ん……?」
何気なしに依頼書の貼り出されている掲示板へと目を向けると、そこには成人したばかりほどの少女がいた。
冒険者ギルドに少女がいることは不思議ではない。
冒険者とは魔物の退治からゴミ拾いなど様々な仕事を請け負う、いわゆる『なんでも屋』であり、コネや身分を持っていなくとも資金を手に入れることが出来る。
そのため、なんらかの事情で生活に困っている幼い子が街の清掃や家事の手伝いの仕事を受けに来ることだってある。
だがそこにいる少女はおかしかった。見るからに華奢な体つき。ぽけーっと掲示板を見ている姿は隙だらけ。そんな少女が見ているのは――
「どの魔物にしようかなー」
少女の呟きが微かに耳に届いた。そう、少女が見ていたのは魔物退治の依頼書が貼ってある掲示板だった。
よく見れば少女の身なりはかなり整っている。上質な素材で出来ているであろう服装や装飾品から、かなり高貴な身分ではないかと推測出来る。
『どこかの貴族の無知なご令嬢が無謀にも魔物退治に挑もうとしている』
これがこの場にいるほとんどの者の共通認識だろう。
冒険者は全てにおいて自己責任である。無知により命を落としても、身代金目当てに誘拐されても、気の毒だ程度にしか思われない。わざわざ助けようと面倒事に首を突っ込む者などほとんどいない。
声をかける者がいなければ、少女を待ち受けるのは悲惨な結末のみ。
「おい」
少女に向けられた短い言葉。声をかけたのはロゼッタだった。
「ん? ボクに何か用?」
「ああ。もし魔物を狩りに行くのなら、あたしも連れて行ってもらえるだろうか?」
「ん~」
少女は顎に指を添えて首を傾げる。唐突な申し出に、すぐに判断は下せなかったようだ。
「お願いだ。頼む」
そう言い頭を下げる。
少し前までの自分だったらこのようなことはしなかっただろうな、と心の中で自嘲した。
ロゼッタがこのような行動に出た理由は一つ。表面上は面倒臭がりつつも、困ってる人がいたら手を差し伸べてしまう、そんな背中に追いつくため。
「……うん、分かった。ボクの名前はアイ……イリス。よろしくね!」
まだあどけなさの残る可愛らしい笑顔を浮かべるイリス。短く切られた綺麗な銀髪も合わさり、溌剌とした印象を受ける。
「よろしく頼む」
こうして即席コンビは誕生した。いつしか相棒とも呼べるほどに長い付き合いになるということを、彼女たちはまだ知らない。
※※※
ロゼッタ、イリスのコンビは本人達の予想を遥かに上回る相性の良さだった。
「はぁっ!!」
レンヤから託された真紅の槍は、いとも容易く魔物の体を貫く。
槍だけではなく、家柄という重荷が無くなったこと、念願だった旅に出れたことにより精神的にも好調であり、それに伴って身体が思うように動く。
鬼神の如き力を発揮し、次々と魔物を屠っていく。既に街ではトップクラスの冒険者となっていた。
「出来たよ! 今回も自信作!」
嬉々とした声でシチューの入った皿を渡してくるイリス。野営の際の食事はイリスが担当しているためだ。
今まで調理道具ではなく槍ばかり握ってきたロゼッタは当然料理が出来なかった。本人は干し肉などの簡易的なもので良いと思っていたが、そこでイリスが待ったをかけた。
「相変わらず美味いな」
ほぅ、と満足気な息を漏らすロゼッタ。イリスが料理上手だったのは嬉しい誤算だ。
戦闘をロゼッタが担当することによってイリスは軽装でいられる。身軽な分、野営道具や食材を多く確保した。
無属性魔法には異空間に倉庫を作る魔法がある。ロゼッタもそれを使えるが、イリスは使えない。
もし二人が分断されるようなことがあったらと思うと、ロゼッタが荷物を全て持っているわけにもいかない。だからといってイリスが持ってくる食材の量は相当なもので、料理に対する拘りが見える。
さらにイリスは朗らかで親しみやすい性格が相まって、聞き込みや交渉など、対人コミュニケーション方面においても力を発揮していた。
「じゃあここから東の森でその魔物が目撃されたってこと?」
「そうだな。夜行性だから行くなら昼にしときな」
「わかったよ、ありがとうおじさん!」
「ガハハ! いいってことよ!」
泣く子も黙るような強面の男相手とも気軽に話し
「ほれ、嬢ちゃん可愛いからおまけだ!」
「可愛いかな……? えへへ」
「照れ顔も良いねぇ! もう一つおまけだ!」
買い物ではおまけが殆どを占めるようになり
「もう少しだけ宿泊料金安くできないかな?」
「うーん。これでもギリギリなんだけどねぇ」
「これからも贔屓にするし宣伝もするからさ。ね?」
「しょうがないねぇ」
「やった!」
一番値の張る宿代が激安になったり。
ロゼッタは御三家だった頃の名残りか、高圧的な言葉遣いになってしまう時がある。それだけにイリスの存在はありがたかった。
互いが互いの足りないところを補う。とても相性が良い組み合わせだった。
一日の終わり、宿の二人部屋で二人は寝る前のお喋りに興じていた。
「あ~。今日も楽しかった~」
「充実した一日ではあったな」
二人の日々は順風満帆。声が弾むのも仕方ないことであろう。
「仕事も安泰。資金も潤沢。後は何があるかなぁ」
「慢心するのは良くないぞ」
「分かってるよ……あ、そうだ。ロゼッタって恋、したことある?」
「な、なんだ急に……」
いわゆる恋バナが初めてのロゼッタは動揺を隠せなかった。キュピーン!とイリスの目が光ったような気がした。
「もしかして好きな人がいるの!? ねぇ、どんな人!? ねぇねぇ!」
「い、いや、いるわけが……」
ない。
そう答えようとするも、いつの間にか目の前にイリスの顔が迫っており、言葉に詰まってしまう。
「本当は?」
「……分からない、と言ったところが正しいか」
これからも組んでいく仲間に隠し事は止めよう。そう心に決め、正直に打ち明ける。
「彼はあたしの憧れであり、目標なんだ。その、恋焦がれたりなどは……」
おかしい。否定しているはずなのに顔が熱くなり、心臓は速く脈打つ。今の自分はどんな顔をしているのだろう。
「ふーん……よく分かったよ。ロゼッタって結構顔に出やすいんだね」
「なっ!?」
驚きのあまり固まるロゼッタを放っておいて、自分のベッドへとイリスは戻る。
「僕はいないなぁ。大事にされすぎたというか、色々あってね。でも友達の恋愛相談にはよく乗ってたなぁ。あ、参考に聞く?」
「……聞かせたいのであれば聞いてやる」
「素直じゃないなぁ」
こほん、と咳払いを一つ。
「その子には二つ年上の兄みたいな男の子がいるんだって。なんでも自分を狭い鳥籠から救ってくれた人らしいよ?」
「鳥籠、か……」
ロゼッタの脳裏に白髪の少年の姿が浮かんだ。彼もまた、自分を鳥籠から解き放ってくれた恩人だ。
「それから恋心を抱いちゃったんだけど、相手には妹扱いされてそういう対象には見られてないんだってさ。撫でてもらえたり髪を梳いてもらったり、色々と得ではあるけど、あと一歩踏み込む勇気が出ないらしいよ」
「それは……難儀だな」
経験がないだけに、そう返すので精一杯だった。
「ボクって普段はネックレスしてるでしょ? これってその友達とお揃いのモチーフなんだ」
確かにイリスは普段、クローバーのネックレスをしている。
――はて、どこがで似たようなものを見た気が……?
ロゼッタは引っ掛かりを覚えるが、思い出す前にイリスによって遮られてしまう。
「その子は勇気が出ないだけ。それに対してロゼッタは自覚が無いだけ、なのかもね。ふわぁ……そろそろ眠くなってきたよ」
「寝よう。明日も早いぞ」
こうして二人の一日は幕を閉じた。
そして翌日――
「なに……?」
街を歩いているとばら撒かれていた号外。目を通すとそこに書いてあったのはヴェンダル帝国皇女の近衛騎士がついに選ばれたという情報。
そこに書いてある名前は、ロゼッタにとって忘れられない大事な名前だった。
さらに――
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