異世界から勇者を呼んだら、とんでもない迷惑集団が来た件(前編)

ドラゴンフライ山口(トンボじゃねえか!?)

※20話

 








≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡


 ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦。
 周辺諸国より赤旗国家と称されるこの国には、異世界より来る勇者たちがいる。


 ところが、その勇者の1人が、召喚の翌日に個人の識別もできないほどに悲惨な変死体となって発見された。


 死体は原型が止めておらず、当初は獣の挽肉を廃棄したゴミだと勘違いされるほどであったという。
 ところが、肉片にわずかに混じった着衣が勇者の身につけたもの、高校の制服である事が判明し、さらには勇者の1人が行方不明となっていた事から死体の身元が判明した。


 被害者の名前は『井上いのうえ もとき』。
 勇者召喚にて召喚された異世界よりの勇者の1人であり、彼らの日本における学生という身分のグループ、2年Cクラスのクラスメイトの1人でもある。
 性格は明るいムードメーカーで、彼らの中心のような存在である『加賀見かがみ 総馬そうま』の親友でもある好青年だった。


 クラスメイトに疎まれがちなヲタク男子の『中井なかい 辰也たつや』という生徒にも積極的に話しかけ、クラスの調和を保っている功労者という印象が強い。顔立ちも爽やかなイケメンで、社交的な性格も相成りクラスの女子からも人気が高い。勉学こそ多少苦手なところはあるが、気さくで誰とでも仲良くなれる。
 そのため、彼は異世界の勇者に恨まれるような存在ではなかったはずである。


 それが、どこまでの恨みを買えば人間にこのような殺し方が可能になるのかというほどに凄惨な死体となっていた。


 赤旗国家に召喚された勇者たちは、無双状態のファンタジーな展開に心を躍らせていたものの、最初の人死にがクラスメイトという事に、パニックに陥っていた。


 それを何とかクラスの中心である加賀見が収めたものの、彼らは疑心暗鬼にかられており、その疑惑は自然と仲間たちから赤旗国家の首脳陣へと向けられていた。


 勇者に与えられた客室の1つにて、クラスの中心人物である学級委員長の加賀見は、井上の友人であった千田、加賀見の率いる班と別のもう1つのグループのリーダーである江山えやま りんとその補佐役のクラスメイトの香椎かしい 彩子あやこ。この3人とともに井上の死から続くクラスメイトたちの疑心暗鬼の事態についての打開策を相談していた。


「何であいつなんだよ…!」


 悔しさと歯がゆい思いを仲間だけのこの部屋にて、隠すことなく露わにして千田が机を強く叩く。
 その拳からは血がにじみ出ており、彼がどれだけ悔しい思いをしているのかを物語っていた。
 サッカー部で活躍する千田は、何かとあれば同じ体育会系の井上と気が合う仲間の1人である。
 ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦のNo.2であるフランガニット書記長の懇願を真っ先に声を上げて引き受けてくれたのも井上である。仮にジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の連中の中に犯人がいたとしたら、恩をあだで返すような行いだ。怒りやすい千田は、魔族の前にジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の方を潰す事さえ考えていた。
 しかしながら、何1つ犯人につながる手がかりがない。
 憶測だけでジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の人たちを犯人と決めつけ攻撃しては、それこそ井上の意思に反することだと、加賀見から千田は宥められていた。
 ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の政府は犯人の捜索に快諾の意思を示して、国家を挙げて事件を調べてくれている。


「気持ちはわかるが落ち着きたまえ」


 激昂している千田に、江山が嗜めるように言う。
 江山に当然そんな意思は無く、千田が自らを痛めつけることを止めようとしての発言だったのだが、それは千田にとって怒りの炎に油を注ぐような発言だった。


「江山ぁ! てめえ、何でそんなに冷静でいられる! 何も思わねえのかよ!」


 江山の胸倉に千田が怒り任せに掴みかかる。
 江山も千田ほどではないが、井上とは仲が良かった。千田が怒りで我を忘れて出してしまった言葉とはいえ、その発言は我慢していた江山の逆鱗に触れた。


「何も思わないだと…そんなはずがないだろう!」


 パァン!
 千田の頰を江山の平手打ちが張った。
 それは激昂していた千田に、油ではなく冷水をかけるものとなった。
 江山も千田ほどではないが、井上とはそれなりの親交があるクラスメイトだった。千田は井上と気が合ったことから彼の隣によくいたので、校内一の堅物として有名な生徒会2年副会長の北郷に次ぐとまで言われる近寄りがたい雰囲気を纏っていることで有名な江山が気さくな井上とは仲がそれなりに良かったことは知っていた。
 傷ついているのはお前だけじゃない、という意思をまとった平手打ちは、千田には言葉にせずとも伝わった。


「…悪りぃ」


 冷静になれた千田は、呟いきをもらした。
 考えてみれば、江山に当たったところで井上が生き返るわけではない。怒りの矛先を向ける相手にするには、あまりにも見当はずれである。
 千田が落ち着いたことで、江山の方も昂ぶっていた感情が冷静になれた。


「私の方こそ悪かった」


 千田の右の頰は腫れたが、千田は江山に対して叩かれたことによる苛立ちは持たなかった。
 吹っ切れたとまではいかないものの、冷静になることはできた。とはいえ、井上を失ったことには変わりがないため、彼の中ではやるせない思いが未だに渦巻いている。


 2人が冷静になれたところで、それまで黙っていた香椎が注目を集めるために手を叩いた。
 パンパンという乾いた音に、3人の意識が向く。


「2人とも落ち着きましたか? ここで苛立ちをぶつけ合っていては、それこそ井上君が可愛そうですよ。忘れろなどとは言いませんけど、せめて冷静になって下さい」


「ああ、悪かったよ。少し気が動転していたみてえだ」


 落ち着きを取り戻したらしく、千田は目には悲しげな感情を湛えながらも、なんとか笑顔を作ることはできた。もう、怒り任せにクラスメイトに当たることもないだろう。
 その様子に頷いた香椎は、千田の腫れてしまった頰に手を伸ばした。


「全く、霖さんも大人気ないことをしないでください」


「ああ、反省している」


 相変わらずの男口調、堅物口調の江山だが、その表情を見れば反省していることはこの場にいる誰にでも分かった。


 香椎の職種は『神官』である。
 主に回復や治癒といった聖術と、呪いなどの解呪を得意とする支援系の職種である。
 魔法ではなく聖術という信仰と善行を糧とする祈祷による癒しの術は、『救護兵』や『支援兵』といった魔法による回復を術とする者と違い、魔力に依存せずに使用できるという特徴があった。
 信心ゆえに祈祷が欠かせないという発動に時間を要する、こちらの世界における十戒の定めを守る必要がある、悪事に手を染めれば懺悔と贖罪をなさなければ祈祷が使えなくなるといったデメリットがあるものの、魔力に依存しないため発動に回数制限がない、失敗による副作用がない、魔力消費による精神疲労も受けずに済む、加護を得られるといった大きなメリットも多数ある。


 香椎が腫れ上がった千田の頰に触れる。
 千田も江山も落ち着き反省をした。ならばこのけがを治すは至極当然という、彼女の心である。


「癒しと恵みの神セヌロス、大地と創生の神クロノス、我が信仰、我が願い、大いなる慈悲をもって、どうか聞き届けられんことを…この手に癒しの光を…ライトヒーリング」


 香椎の祈祷がセヌロス神に届き、癒しの光がその手に集う。
 それは千田の腫れた右の頰に流れていき、その顔を癒していく。
 やがて光が終える頃には、千田の頰は元どおりになっていた。


「よし、これで大丈夫でしょう」


「昨日も見たが、やはりすごいものだな…」


 感嘆の息を漏らしながら、江山が言う。
 治してもらった千田はというと、腫れと痛みの引いた頰をさすって顔を赤らめながら頭を下げた。


「ありがとな、香椎。…すまん、余計な手間かけさせた」


 感謝と、謝罪の言葉。
 香椎はというと、首を横に振った。


「私はみなさんの怪我を治すことしかできませんから。お大事にしてくださいね」


 千田に向けた香椎の表情は、聖女のように美しかった。
 思わず見とれてしまう千田。
 高校にいた頃から優しい香椎に、千田はよく井上達とともに小さな傷を作ってはマネージャーだった彼女の世話になったものである。
 千田はその頃からずっと香椎のことが好きだった。
 告白して玉砕したことこそあれ、相変わらずの体育会系の努力と根性の精神から立ち直り、いつか口説き落としてみせると前向きに考えている。
 千田は振られたことからとっくに立ち直っていた。


 屈託のない笑みを浮かべる千田と、嬉しげに微笑む香椎。
 2人の様子を見て、普段こそきつい雰囲気をまとい誤解されがちな江山も、表情を緩めた。
 悲しんでばかりもいられないと立ち直りを見せる3人。
 いざこざとすれ違いこそあれ、元のクラスメイト–––––いや、ともに元の世界への帰還を目指す仲間として改めて深くなった絆を感じ取っている。
 井上の死について言葉を交わしていたので不謹慎かも知れないと思ったが、千田はいつか香椎にまた告白してやると、返事がどうであれまた挑んでやると1人静かに決めていた。


 そんな3人のやり取りを、ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦に召喚された12名のクラスメイトの中心人物である加賀見は、1人だけ真面目な顔つきで見ながら会話に加わらないでいた。
 彼の思考は、井上を殺害したまだ見ぬ犯人の影を捕まえようとしている。
 加賀見と井上は、小学校来のここにいる誰よりも長く深い親友と呼べる関係にあった。
 互いの性格、趣向、そして表裏。加賀見にとっての井上は、何もかも知っている、最も信頼できる友である。
 それをあのような姿に変えられて殺されて、加賀見の内心ははらわたが煮え繰り返る思いだった。


 加賀見自身、文武両道で教師からの信頼も厚く、親からは大きな期待を背負い日々精進を旨としている優等生ではあるものの、表としての顔があるように裏の顔もある。
 どうしても捨てきれない、優等生に圧迫された仮面の内側とでもいうべき一面。
 家族にさえも隠し通しているその顔を唯一気兼ねすることなく見せられる親友が、井上だった。
 井上もまた、決して完璧な人間ではない。加賀見も自分のことを優等生と思ったことは一度もない。
 恨まれる心当たりはないわけではない。
 加賀見と井上は、とあるクラスメイトをいじめていた過去がある。
 教師からも信頼の厚い2人は、それこそ巧妙な手を用いて1人のクラスメイトをいじめていた。
 暴力を振るい、罵詈雑言を放ち、怯えきった相手をさらに嬲る。井上はこの外道な行いに快感を覚える嗜虐思考の持ち主である。
 そして優等生の皮を被った加賀見の正体は、暴行に依存性を持つ精神疾患の持ち主。
 そして、その獲物として高校1年生の頃に、1人のクラスメイトに暴力を日常的に振るっていた。


 恨まれるとしたらあいつ–––––中井なかい 辰也たつやが一番最初に思い浮かぶ。
 だが、暴力を振るう一面をとあるクラスメイト–––––堅物として有名でいじめという行為に激しい敵愾心を抱く、現在では生徒会の2年トップ、副生徒会長を務めるに至る北郷ほんごう 佳久よしひさに知られ、紆余曲折の末に中井との関係も折り合いがついた。今では、中井は加賀見と井上の小間使いのような立ち位置に収まっている。
 井上も加賀見も中井には今ではいじめも暴力行為もしていないし、むしろ自他ともにちょうどいい距離感のクラスの仲間という位置にお互い落ち着いてきている。
 気が弱く、やり返すという思考も持たないような中井が、今になって1年前の恨みを晴らそうと考えるとは思えない。加賀見自身、中井の人となりは知っているつもりだ。あいつには裏の顔というものは存在せず、ただヲタク趣味に傾倒する気弱だが、中々に面白い奴だ。


 嗜虐思考に歯止めが効かなかったため、別の子羊を今は井上に加えて千田たちと共に生贄としているものの、現在進行形でいじめているあいつは女子生徒である。確かにあいつもジカートリヒッツ社会主義共和国連邦に召喚された勇者の1人だが、逆らえるような強い精神など持ち合わせていない。中井以上に考えられない可能性である。


 加賀見は心当たりをなんとか探り当てようとするが、答えは出ない。
 加賀見にも、井上にも、千田にも、そして江山や香椎にも。
 人は大半が二面性を持っている。表の顔と、裏の顔。
 裏の顔が表からは想像もつかない暴力魔である加賀見は、恨まれる心当たりはいくらでもある。井上も好青年の一面を表の顔としているものの、その裏の顔は外道と呼べるかも知れない。 
 だが、加賀見は到底納得できることではなかった。
 この犯人は必ず見つけ出してやると。加賀見は拳を握りしめた。


「…加賀見君? どうしたのだ?」


 周囲の声が聞こえなくなっていたらしい。
 加賀見の耳に突然はっきりと届いた声。
 声のした方向に目を向けると、そこには心配そうに加賀見の顔を覗き込む江山がいた。


「いや、何でもないさ」


 表情に出ていたかも知れないと、加賀見は自省する。
 握りしめた拳にこもる力が、自然と緩んだ。


 どうやら熱くなりすぎているらしい。
 千田のことを言えた義理ではないと、加賀見は冷静に努める。


「江山さん、心配をかけてしまったみたいだな。すまん」


「気にしないでくれ。我々は仲間なのだから」


 加賀見も3人につられるように笑みを浮かべる。
 緊張の糸がほぐれてきた。
 井上を殺した犯人は探す。
 だが、根を詰めては元も子もないだろう。
 これで倒れては井上に笑われるな、と。加賀見は3人の会話に加わることにした。




 千田はしきりに香椎の事をチラチラと、チラ見する。
 目は口よりも雄弁というが、千田の場合は別だろう。
 本人は隠し通せていると思っているようだが、大抵のクラスのメンツにはばれていた。


 ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦にて勇者を召喚した際、勇者たちの指南役を命じられたのはジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の将校であるギーヴリシュ中将である。
 勇者たちはジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の国名を知った時、それこそ現代日本の偏見からソビエトのような冷血漢の集まりを想定していた。
 しかし、実際に蓋を開ければ彼らは親身になってくれている。少なくとも、彼らを召喚したジカートリヒッツ社会主義共和国連邦のトップ、ルビンスキー党首を筆頭とする国家の首脳陣や軍の指導者たちは決して異世界人である彼らを軽視したり蔑視したりせず、国を守りたいなどの思惑こそあれど頭を下げて手を貸してくれと頼んできた。彼らは加賀見たちが思わず想像してしまったソビエト社会主義共和国連邦の勝手なイメージからは大きく離れている心優しい人間だった。


 ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦は、社会主義を掲げているために王権と専制政治こそ認めないものの、他国の体制には首を突っ込まずにいる大人しい国家で、そのこともあり周辺諸国とは少なくとも友好関係を、より深くなれば同盟を築いている国ばかりだった。


 短い時間であれ、ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の人たちを疑うのは筋違いと思える。そもそも交戦中の国ならともかく、ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の人たちにとってみれば、この国に召喚された勇者たちは一騎当千の計り知れない価値を持つ存在である。
 それをわざわざ殺す必要などないだろう。
 ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦の社会党政府は、この勇者の殺害事件に関して、大いに協力してくれている。
 加賀見はジカートリヒッツ社会主義共和国連邦のことを疑ってはいない。
 デメリットしかない行為をわざわざ行う理屈はない。召喚1日経ったくらいであの惨状を生み出せるのは誰だろうか。
 世界を救う勇者を殺されて、むしろジカートリヒッツ社会主義共和国連邦のトップたちは憤りを露わにして全面協力をしてくれている。
 ならばと、自然と加賀見の疑いの目はまだ見ぬ敵である魔族に限られるようになっていた。


 仮に魔族ならば、勇者たちは危険人物とみなすかもしれない。
 井上のような犠牲を出さないためにも、加賀見は動き出すことにした。


 犯人がわからない以上、手は限られる。
 現行犯ならば文句は言わせない。言ったところで取り合うつもりはない。


「…江山」


「どうしたのだ? 改まった呼び方をして」


 香椎と共に部屋を後にしようとした江山を、普段はさん付けをする加賀見が珍しく呼び捨てで呼び止める。
 振り返った江山に、加賀見は用件を伝える。


「…犯人の可能性に心当たりがある。聞いてくれるか?」


 その言葉に、江山だけでなく香椎と千田も表情が引き締まった。


「どういう事だ?」


 詰め寄ってくる江山に、加賀見は魔族による犯行という仮説について説明する。


「なるほど。人族よりも確かにその可能性は高いと思う」


「クソ…!」


 江山は話を聞き終えると状況と仮説を整理するためかブツブツと独り言の世界へと入っていった。
 一方で千田は、額に青筋を浮かべていた。落ち着いてきていた怒りの感情が再燃した様子である。
 奥歯を噛み締め歯ぎしりを鳴らす音が、3人の耳にも届いてきた。
 再び暴れだしそうな予感が走るものの、その肩に置かれる手があった。


「…落ち着いて下さい」


 なだめたのは、香椎だった。
 千田の険しくなっていた顔が、額に浮かんでいた青筋が落ち着きを取り戻していく。
 聖女のような雰囲気をまとう香椎に当てられた様子である。
 香椎は落ち着いていく千田の目を見据えて、諭すように言葉を紡ぐ。


「千田くんにとって井上くんは大切な友達なのでしょう。私にその気持ちがわかる、なんて無責任な事は言いません。でも、どうか落ち着いて下さい。行き場のない、やり場のない怒りに身を焦がす姿を、井上くんは望んでいないと思います」


「…そうだな」


 千田は落ち着きを取り戻した。
 加賀見は宥めてくれた香椎に短く礼を告げてから、話を進める。


「魔族の事なんだが、あくまで俺の推測でしかない。確証はない」


 そもそも魔族の住まう大陸は海洋を隔てた先にある。事前に調べさせてもらった際に使用した書物を開くと、そのページは出てきた。人族を常に見下す魔族と天族は、工作行為などに関してはとことん興味のかけらも持たないようすであった、という記述があった。
 だが、どれだけ顕著な種族性を持っていようとも、例外は存在する。加賀見はそう考えている。


「もしも第二、第三の犠牲者が出るとしたら危険だ」


「そんな事させてたまるかよ!」


 千田が勇ましく声を張り上げる。
 江山も香椎も、これ以上クラスメイトを殺されてなるものかという強い意志を瞳に宿している。
 加賀見は彼らを見渡すと、頷いた。


「もちろん、俺も同じ意見だ。絶対に、仲間を傷つけさせたりはしない」


 加賀見は3人の顔を見渡してから、1つの案を提示した。


「そこで、だ。俺に1つ殺人鬼をあぶり出す作戦がある」










≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡


 ジカートリヒッツ社会主義共和国連邦に召喚された勇者たちのリーダーたちが集まっての話し合いは、ひとまずおひらきとなった。
 解散し、江山と香椎が部屋を後にする。
 江山が扉を開くと、まさに扉をノックしようとしていたところだったクラスメイトの1人、喜多村きたむら 裕翔ゆうとが居た。


「おお、江山さんじゃないか。こんな遅い時間にどうしたのさ?」


 喜多村は終始眠たげにした細い目と、ゆったりとした言動の目立つ、よく言えば落ち着いている悪く言えば何をしても遅いという印象が強いクラスメイトである。
 日和見主義であり、基本的に何があっても常に観衆の位置にあるため、主張が曖昧な喜多村は正直なところ江山は苦手としている部類であった。
 まず、主張がないから何を考えているのかわからない。
 はっきりせず、常に行ったり来たりできる立場を崩さないため、何をしようにも柳のようにひらひらと受け流してはかわされてしまう。
 江山にとっては、喜多村というクラスメイトはとても不気味な存在であった。


 とはいえ、喜多村はその穏やかな気性からクラスメイトたちには好意的に受け取られている。
 本性を隠しているという点で言えば、2年Cクラスの名物というか珍品とでもいうべき能面で素顔を隠している湯垣と同類で見られる事があるが、その性質はまるで違う。
 湯垣は単に剽軽な言動と素顔を隠している不気味な行動が奇異として映るだけであり、比較的はっきりと自身の意見をいうため、主張は分かりやすい。
 だが、喜多村は逆にのらりくらりで動くので、読めないという面がある。
 喜多村に関しては、江山は良い印象を抱いてはいない。


「……………」


「裕翔くん? あなたこそ、このような時間にどうしたのです?」


 顔を顰める江山。
 一方で後ろから現れた香椎は、喜多村の姿を見ると早速声をかけた。
 香椎は江山と違い、喜多村に好印象を抱いている1人である。
 喜多村は江山の会うのも嫌そうな表情をスルーして、香椎の方に目を向けた。


「やあ、香椎さんじゃないか。そちらの要件は済んだみたいだね」


「ええ、先ほど」


「……………」


 笑顔で応対する香椎に対して、江山の表情は曇ったままである。
 もともと江山は喜多村の事を快く感じていなかったが、井上が殺害された事にしてもまるで感じ入る事がないかのように「そうなんだ」の一言で済ませた事が、江山にとっては決定的となった。
 確かに喜多村は井上と特に親しかったわけではない。
 しかし、今回の勇者召喚において、井上は喜多村と同じ加賀見の班の仲間だったはずである。
 それが死んでなお、平然としているようにしか見えない喜多村の事が、江山は許せなかった。
 今では江山が喜多村に向ける信用は完全に落ちている。


「香椎、行こう。既に夜も遅い」


「は、はい。それでは」


 あまり香椎にも喜多村とは親しくして欲しくなかった江山は、強制的に話の流れを断ち切ると香椎を連れて足早に去っていった。
 その背中を、腹の底の見えない不気味にさえ感じてしまう笑みを湛えた表情で、喜多村は眺めていた。


「? 裕翔じゃねえか。何しに来たんだよ」


 扉を開いた千田が、そこでようやくのんびり屋の喜多村と鉢合わせる。
 千田は熱血体育会系らしく、せっかちな一面が多い。性格のまるで違う喜多村とは色々と馬が合わないように見えるが、磁石のような間柄であり、まるで違う性格だからこそ意外とうまく順応し合っていた。
 一方で、喜多村は相変わらずの腹の底の読めない眠たげな表情のまま、加賀見の部屋へと足を踏み入れる。
 千田の言葉で誰が来ていたのかは加賀見にも分かっていたのもの、ここで喜多村は加賀見と顔を合わせた。
 夜遅くに訪れた来訪者に、加賀見は眉をひそめる。


「何か用か?」


 加賀見の優等生の顔が若干剥がれかけている言葉に、それものらりくらりと聞き流す喜多村は用件を伝えた。


「いやいや。1つ伝えたい事があってさ。また、行方不明になったクラスメイトがいる」


「…何?」


 加賀見の目つきが変わった。
 同時に、千田の表情が激昂したものへと変わり、すぐさま喜多村につかみかかってきた。


「おい、裕翔! 誰だ…今度は誰だぁ!?」


「まあまあ、落ち着きなよ」


「これが落ち着いていられるか!」


 激昂する千田に対して、まるで他人事のように応答する喜多村。
 それに対して、加賀見は話が先に進まないと、千田を嗜めるように机を思いっきり叩いた。


 ダン!


 鉄製の机が大きな音を鳴らす。
 それは千田の気分を落ち着かせる程度の効果はあったらしく、その音で千田は少しは落ち着いてくれたようである。
 千田が静かになったことを確認した加賀見は、喜多村に尋ねる。


「誰だ?」


「それはね–––––」








≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡


 部屋を後にした私は、目的の場所に向かう。
 異世界に召喚されて2日。
 復讐は2人目も殺す事ができたことで順調に進んでいる。
 次の標的は既に決めている。


 井上とともに私を傷つけ、背中に一生消えない火傷を残したあいつ…
 千田せんだ 敦也あつや…。
 あいつを一番苦しませる方法で殺してやる。
 あいつが私の大切なものを壊してきたように、あいつの大切なものを私が今度は壊し尽くす。


 そして、その狙いは既についていた。


 加賀見の部屋の前で井上を殺した犯人について色々と話し合っている中で、それを聞いた。
 千田には好きな相手がいる。 
 一度は千田の方が振られた間柄だったから度外視していたものの、千田は未だに未練たらしく好意を寄せている相手がいた。


 香椎かしい 彩子あやこというクラスメイト。


 決めた。次の標的を。


 扉に近づいてくる足音がある。
 気づかれないうちに動く。


 私の復讐は、私をいじめていた奴らと、私をいじめるようにした奴らと、私がいじめられていても手を差し伸べなかった奴らと、私に対するいじめがあることを知らなかった全てのクラスメイトたち。
 私は許さない。
絶対に、絶対に…絶対に絶対に絶対ニ絶対ニ絶ッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニゼッタイニユルサナイ
…壊して、壊して壊して壊して壊シテ壊シテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテコワシテ全部全部全ブ全ブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブゼンブ!………壊し尽くして、やる………!!


 私は、加賀見の部屋を後にすると香椎の元へと向かった。


「…香椎さん。少しいい?」


「どうしました?」


 優しい微笑みを向ける香椎。
 それに対して、私は腹の底にどす黒い悪意に染まった笑みを向けた。








≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡


 千田は夜遅くまで粘っていた。
 不幸続きのクラスだけど、そんな時こそ明るい話題が必要だろうと。
 明日は、元の世界であれば香椎の誕生日である。


「吹き飛ばしてやるぜ、こんな空気!」


 加賀見の作戦は実行に移される準備が進みつつある。
 犯人は必ず血祭りにあげられるだろうと、千田は信じている。
 だからこそか、自分なりにできることを、クラスの落ちてしまった空気を盛り返す話題を出して士気を上げることを考えていた。
 明日は香椎の誕生日を祝い、そして告白する。


 ハッピーバースデーとかかれたチョコ板。
 それを飾り、ようやく完成した。


「…ふう」


 小さく息を吐く。
 慣れないことをしたものの、会心の出来であると断言できる自信作に仕上がった。


「寝るか」


 夜も更けている。
 今日は早めの就寝をするとしよう。
 疲れているのか、眠気がいつもより大きい。


「…ッ。こんなことで挫けてられるかよ」


 千田は決意を新たに、就寝についた。

「異世界から勇者を呼んだら、とんでもない迷惑集団が来た件(前編)」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く