ファンタジーの世界なのに俺は何をしているんでしょう

ユイカ

気が付いたらそこはファンタジーの世界でした

初めまして、ミカエルです。 

突然ですが皆さんは転生やテレポートなどのファンタジーの様な話を信じますか?

俺は今非現実的な状況になっています。

「ここは…何処だ?」

周りを見渡すとそこは見知らぬ草原でした。



「いやー、ごめんね♪」

ヘラヘラ笑いながらその男は言った。

「ところであんた誰?」

男はそう聞くと一瞬考えてから笑顔で言った。

「私は神です。」

家に帰りたいです。

「名前じゃない。」

とりあえず冷静に答えてみる。

「あー、そうだね♪
ごめんごめん」

相変わらずヘラヘラしていて殺したくなるが今はとりあえず我慢しとこう。

「私の名前はアクビ、名も無き神だよ。」

名前あんじゃん。

「んで、なんでこうなってるか説明してもらおうじゃないか。」

「あー、ちょっとテレポートしようとしたら君を巻き込んでテレポートしちゃったんだよね♪」

「はあ!?」

テレポート?

いや、確かに見知らぬところにいるけれどテレポートなんて存在するのか?

「というか戻れるのか?!」

「無理♪」

よし、殺すか。

「待って待って、そんな物騒なこと考えないの」

え、俺声に出てたっけ?

「出てないよー?」

という事は。。。

「「心が読める」」

マジか。

「神って信じてくれた?」

嬉しそうに自称神様はそう俺に言った。

「まあ神かは置いといて」

「え、そこは置かないで!?」

「確かに人ではないことは分かった、心の中で思った事に答えて会話になってたし」

「ねえ、無視?無視やめよ?」

まあ心が読めるなどどうでもいい。

そんなことより俺が思うことはただ一つ。

「うるせー!そしてうぜー!」

俺はここに来て状況を少し理解してから自称神様を全力で殴った。
勿論、鳩尾を狙ってな。

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