星眠の音
ファンタジー

連載中:1話

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星眠の音

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  • あらすじ

     ある王国の城に一つの大きな鳥籠が届けられた。人が一人余裕に入ってしまう金色の美しい鳥籠は内側には白い絹のカーテンが幾つも重ねられ、中が見えないようになっている。噂では、中には人の目に触れることができないほど高位の精霊が居るという。
     ことの目的は王の不眠症を改善するためだった。
     
     しかし、中に入って居るのは精霊でも魔物でもなんでもない、ーーーーーー人間である。
     人間の少女は他の人にはない少し特別な力を持っていた。少女は容姿の特殊さから、絶対に姿を誰にも見せないという条件をつけ、鳥籠に入った状態で城に上がることになる。
     
     演奏だけで王に安眠をもたらした鳥籠少女は今日も王の寝室で鳥籠に籠り、その仕事が訪れるのを待つ。
     

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