第三十二話必殺技

｢女将さん今の部屋を大部屋に変えて欲しいんですが｣

｢3人だね
プラス銀貨2枚で変えれるよ｣

｢わかりましたお願いします｣

シイナはお金を渡して大部屋に向かった

｢俺は君達を買ったシイナだ
買ったと言ってもこれから共に頑張る仲間と考えてくれればいいよ
では、これからの話をしようと思う
まず2人には冒険者ギルドに入ってもらい、レベルを上げてもらう
ライリーは最低40アリアは最低30まであげてもらおうと思う
できる限り自分の身を守れる程度にはなって欲しい
パーティとしての連携はそのあと考える
ことにしよう
明日朝イチでギルドに行くから今日はもう寝よう
おやすみ｣

シイナがおやすみと言うとアリアと
ライリーは床に寝転がろうとしていた

｢え？何してるの？｣

｢｢す、すいません｣｣ﾋﾞｸｯ

｢なんで床で寝ようとしてるの？
ベットで寝たらいいじゃん｣

｢...えっと、ベットを使ってもよろしいのですか？｣

｢その為に大部屋に変えたんだからさ｣

｢...と......ます......ありがとうございます｣

｢...っ｣

｢え、え？なんで泣いてんの？｣

(誰かこの状況の解決法を教えてーー！！)

2人が落ち着いたところで説明してもらうと奴隷とはベットなど使わせてもらえないし、服も買ってもらえないのがほとんどなのだそうだ

(なるほどな)

｢そういうのは気にしなくていい
さっきも言った通り俺は仲間として君達を迎え入れたんだ
だから気にしなくていいんだ｣

そう言うとまた泣き出してしまった

｢じゃあ、俺寝るから2人ももゆっくり休めよ｣

(こういう時は必・殺 .........。寝る)

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

ふぁー
｢よく寝た･･･ん？｣

シイナのいるベットに2人がいたのだ

(あれ？一緒に寝たっけ)

それから

｢すいませんご主人様｣

｢ごめんなさい｣

と、謝ってきた

｢次からは自分のベットで寝ろよ..ﾊｧ
飯食ったらギルドに行こうか｣

誤字脱字ありましたらコメントの程よろしくお願いします

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