第十話依頼終了

｢やっぱりゴブリンやスライムはすごく弱いな
薬草もかなり集まったし街に戻るか｣

~冒険者ギルド
｢依頼終わりました｣

｢はい、討伐部位と薬草を出してください｣

言われるがままマジックボックスから薬草を20束とゴブリンの魔石10個、スライムの魔石10個を出した

｢アイテムボックス持ちだったんですね
ってそれより今日一日でこれだけ取ってきたんですか？｣

(アイテムボックスにあまり驚いてないということはそこまで珍しい訳では無いのかな？)

｢そうですが
アイテムボックスにはあまり驚かないんですね｣

｢そうですね確かにアイテムボックスを持ってる人は少ないですけどそこまでいないというわけではないので
そんなことよりギルドカード見せてください｣

受付嬢はすごい迫力で言ってきたので
ギルドカードを見せることにした

｢ほんとに一日でしかも1時間の間に
では、確認致しますので少々お待ちください｣

10分程して受付に呼ばれた

｢全てレイジュ草でした魔石も間違いなくゴブリンとスライムでした
依頼完了として報酬銀貨4枚です
宿泊費を差し引いて銀貨3枚と大銅貨9枚になります
そして青ランクへの条件が満たされましたのでギルドカードの提示をお願いします｣

銀貨3枚と大銅貨9枚を渡されギルドカードを差し出しカードが青くなってかえってきた

｢おめでとうございます｣

｢ああ、ありがとう
ところで昨日も思ったんだけど冒険者って意外と絡んできたりしてこないんだね？｣

｢はい、ほかの街では珍しくないんですがこの辺の人は平和ですからね｣

｢そうですか
ほかの街では気をつけますね
それじゃあ俺は三階に行くんで
お仕事頑張ってください｣

｢はいありがとうございます｣

しいなは三階に行きダンジョンや遺跡について調べた

(基本的には門番の言っていたことと同じだな)

｢これまでに見つかった魔道具は...なになに、真偽の水晶、通信プレート、快適な馬車、罠感知のベル、転移交換のプレート等が有名所か案外少ないと思うがこれでも多いのか？
武器系統は結構あるみたいだな｣

(真偽の水晶や通信プレート、罠感知のベルはそのままの意味だと思うが
快適な馬車と転移交換のプレートか調べてみるか)

調べた結果わかったこと

快適な馬車(4人乗り)･･･
中に乗っている人に揺れを感じさせない
壊れても1日すれば治っている
馬への疲労軽減

転移交換プレート･･･
登録機能あり
登録した別のプレートに物を送ることが出来る
生きているものは送れない
対価として同等の物
もしくは両者の納得が必要

(快適な馬車はかなり使えそうだが
転移交換プレートはデメリットが大きいな
デメリットと言うより他者との交流が必要不可欠だしな)

｢調べものも終わったし
宿探しに行くか｣

そう言ってギルドを出た

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