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好嫌生死喜怒哀楽

香月 玄_コウヅキ ハル

物語

 生まれてきて良かった。
こんなにたくさんの経験が出来て良かった。

 じゃあ、そろそろ死のうかな。


「何故?」

 疲れたからだよ。

「話を聞くよ」

 うん。
でもそれで私の承認欲求は満たされるの?

「さぁ」

 だよね。結局自分が一番可愛いんだ。知ったような口ばっかり……

「知ったような?あぁ知らないよ。知りたくもない。死にたきゃ死ねば良い。僕はただ君の物語を聞きたいだけだから」

 そうだね。私なんて…

「そういうの、いらない。君の物語だけ、簡潔に話してくれればいいから」

(End)

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