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好嫌生死喜怒哀楽

香月 玄_コウヅキ ハル

刹那

 来世は、今の自分と反対に生まれてこれるらしい。

それなら私の来世は
『超絶美男子 高身長 好青年 天才 運動神経抜群 友達沢山』
等々…いい事だらけではないか。

 ならば今のつまらなくて、面倒でいいこと無しのこの人生を存分に味わって置かなければ。

ワクワクに近い、なんとも言えない高揚した気持ちで、青になった信号を確認すると歩き出した。

 前向きに考える事はとても楽しいことだと、まだ頑張って生きてみようと思った。

 帰ったらジュースを飲んで、お菓子を食べよう。そうしたら親が帰ってくる前にやることを済ませて、手伝いをしてあげようかな。
 ありがとうって、言われたくて。

ありがとうの一言で、私の承認欲求はあっという間に小さくなる。
















刹那

















横断歩道にあおい車が突っ込んだ。

(End)

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