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スミレ

ツバメ


燕の様に生きる。

地に足はついていなくとも、
暖かさと共に小さな幸せを運ぶ存在でありたい

年に一度しか会えずとも、
目に見えぬ手土産を置いていく
そんな存在でありたい
 

嬉しさや悲しさ、楽しさ、怒り

美しいものや醜いもの

生きるモノの全て

命の歩み


世界をその翼で巡り
まだ見ぬものを自分の目に焼き付け
こころ動くことがあったとしても

必ず   自分   がもどれる場所を持ち
その度に小さな晴れを置いて行く

常に側に在るものでなくていい

よく見なければ見落としてしまいそうな、
ありふれたもので良い
 
そんな暖かさに為れるように。

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