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名探偵の推理日記〜奇霊な仮面は外せない〜

耕一

第1話『最悪の雰囲気』

中に入ると3人の男女が椅子に座り、うなだれていた。女性は部屋にいるなり全員の名前を紹介し始めた。
「私は木村麗子です。あそこの2人は荒川慎二君と川口靖菜ちゃんで、こっちは近藤奈々ちゃんです。」
「それじゃあ時間がないので、早めに聞き取りを始めましょう。」
俺はそう言って、用意してもらった別室へと向かった。
 「昨日の夜の動きについて教えていただけますか?」
俺がそう聞くと木村は宙を見ながら話し始めた。
「昨日は10時ごろにみんなそれぞれの部屋に入って過ごしていました。私はスマホを触った後の、10時30分頃に寝ました。」
「そうですか、ご協力ありがとうございます。」
俺はそう言って、彼女に次の人を読んでもらえるように頼んだ。
 「昨日の夜何か変わった事とかありましたか?」
横から入ってきた小林刑事がそう言うと、荒川は少し間をおいて、突然思い出したように昨日の事を話し始めた。
「そういえば10時30分頃に友香里の部屋のテレビの音がうるさくて壁を叩いたんです。その瞬間ピタッと音は止んだんでそれから俺もすぐに寝ました。」
「そうですか。ご協力ありがとうございます。」

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