宇宙の星くず

春田 よぎり

51話目 生命力を嗤う、傍観者に祈る

ここから
僕が消えたらって
少し憧れてる
自分が嫌だった
ちゃんと
そういう気持ちも
持っているけれど
揚げ足取られた
それを持っているだけで
そうなって逝く
人々に
泣いて罵られて
不謹慎だなんて
そう言われると
じゃあ
死にたいほど苦しいのに
生きて行かないといけない
僕は いったい
どこで吐き出せば
いいと言うの
なんてね
見えない病は
わからないまま
甘えてるなんて言われる
近しい人ほど
心の傷を
踏みにじって
恥ずかしいから
止めなさいという
僕が一番
僕を恥ずかしがっているから
肯定
せめて誰か一人はとかって
贅沢なんだろうか
心の中では泣いているのに
外側はヘラヘラ
取り留めもなく笑っている
生と死
僕は
どちらも恐ろしい
長い長い
日々を嘆くか
失うものと
これからに恐怖するか
どっちもどっちだろうに

死にそうに
体の一部を溺れさせている
それを眺めて
どうにも出来ずにいる
祈っている
必要なら
全てに謝るから
もう
二度と泣かないから
とかって
だから僕も
許してよと思う
傍観者を想う

「宇宙の星くず」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「その他」の人気作品

コメント

コメントを書く