宇宙の星くず

春田 よぎり

26話目 旅人

しゅわしゅわ
音を立てて
消えていく
僕の幸せ

旅に出てるの
枯れ果てた大地
滴る汗
動かない足
それでも
太陽は昇って
なのに
幸せそうな誰かは
永遠の眠りから覚めない
そして
こんな僕の命
いくらでも差し出せるのに
許されないんだなぁ
これがまた
僕の罪
前世
相当悪いことをしたのだろうか
苦しみもがきながら
それでも生きろと
神は言う
君がいなくなったら
ひとりぼっちだよ
僕がいなくても
君は大丈夫かい?
心の支え
たった一人の友人に
心の中
語りかけて泣く
僕らは旅人
ゆるーり
ゆらゆら
蜃気楼
ねぇ  いつか
いつか訪れる
幸せを信じて

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