宇宙の星くず

春田 よぎり

12話目 巡って

冬の夜息を吐くと
白い煙が
もくもくと
空に上がって
消えてゆく
あたしもそんなふうに
ならないものかな
命は儚いと言うけれど
なかなか
消えないものでもあるよ
心は
もう終わっていても
体は動き続ける
気持ちとともに
体も止まればいいのに
生きたい人だけ
生きてる世界
それって
ちょっと素敵
でも  いつかは
また
あたしみたいな人間が現れて
そうして
心臓を止めるんだろう

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