モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜(修正中)
第27話:新たな先生
翌朝、昨日の誕生パーティーで疲れていた俺はぐっすりーー俺も自覚はしないほど深くーー眠っていた。だから、ドアが開く音なんて聞こえなかった。
「シズナ様~、起きて下さいなのです~」
体が揺れるような感覚を味わったが、それすらも俺をさらに深い眠りへと誘う要素となった‥‥‥ぐっすり眠っているのに、さらに深く眠るというのもおかしな話だが。
「流石に疲れたのですね‥‥‥今日は起こさなくてもいいです‥‥‥というか‥‥‥この笑顔をずっと見ていたいです‥‥‥」
次に起きたのはいつも起きている8刻より2刻ほど遅れた10刻だった。
ふあぁぁぁ~‥‥‥眠、い‥‥‥でも、起き、な、いと‥‥‥。俺は寝間着から服に着替えた。あ、それと寝間着は寝間着であっても、パジャマではないらしい。なんで違うのだろう‥‥‥。
着替えた俺は自分で部屋から出て適当に歩いていた‥‥‥ただし、少しフラつきながら‥‥‥眠いせいで脳(?)、頭(?)が働かない。
やがて、フラつきながら歩いていた俺を見かけたレマに連れてかれて遅い朝食を摂った。ちょっと久しぶりだ‥‥‥一人で食事を摂るのは(後ろにレマがいるけど)。ちょっと、寂しいな‥‥‥。
朝食を摂り終えた俺はレマに連れていかれて父さんの執務室に連れて行かれた。この辺りから脳が働きだしたのか、少し意識がはっきりしてきて、父さんの執務室のドアの前に着いた頃には執務室から発せられる謎の気迫やらオーラで完全に目が覚めた。これが漫画なら後ろに効果音でも付きそうなものだ。
レマが俺でもわかるほど緊張した様子でドアを2回ノックした。少し間が空いた頃、執務室の中から声が聞こえた。
「誰だ」
たったの、2文字ーー漢字も含めたら3文字ーーの言葉なのに、それだけで威厳を感じさせる‥‥‥正直に言うとちょっと怖い‥‥‥今すぐ逃げ出したいほどに。
「レマです。申された通り、シズナ様をお連れしました」
「入れ」
「それではシズナ様、私は失礼します」
ちょ‥‥‥置いてくのか!?
「頑張って下さい‥‥‥」
おい!ボソッと小声で言ったのかもしれないが、「頑張れ」なんて無責任な事を言うなら、助けてくれよ‥‥‥怖いんだーーなんてことも言えるわけもなく俺はドアを開けて執務室の中に入った。
「今日からお前には自衛が出来るように鍛えてもらう。お前を鍛えるために指南するユニだ」
父さんは椅子を座ったまま、隣の人を呼んだ。俺はこの時初めてこの部屋に父さんと俺以外がいることに気づいた‥‥‥それまでは父さんから発せられるオーラで気配すら感じなかった。
「ただいまご紹介に預かりました。私はユニ・バークスと申します。以後お見知り置きを」
うわぁ~‥‥‥何か鎧らしいものを着ている外見と違ってすっごい礼儀正しい人だ‥‥‥こういう感じの人って苦手なんだよなぁ‥‥‥。
「では、今日からだが頼んだぞ」
「はい、承りました。ではシズナ様、私たちは外に行きましょう」
そう言ってバークスさんーーバークス先生は俺を連れて執務室から出た。
「シズナ様~、起きて下さいなのです~」
体が揺れるような感覚を味わったが、それすらも俺をさらに深い眠りへと誘う要素となった‥‥‥ぐっすり眠っているのに、さらに深く眠るというのもおかしな話だが。
「流石に疲れたのですね‥‥‥今日は起こさなくてもいいです‥‥‥というか‥‥‥この笑顔をずっと見ていたいです‥‥‥」
次に起きたのはいつも起きている8刻より2刻ほど遅れた10刻だった。
ふあぁぁぁ~‥‥‥眠、い‥‥‥でも、起き、な、いと‥‥‥。俺は寝間着から服に着替えた。あ、それと寝間着は寝間着であっても、パジャマではないらしい。なんで違うのだろう‥‥‥。
着替えた俺は自分で部屋から出て適当に歩いていた‥‥‥ただし、少しフラつきながら‥‥‥眠いせいで脳(?)、頭(?)が働かない。
やがて、フラつきながら歩いていた俺を見かけたレマに連れてかれて遅い朝食を摂った。ちょっと久しぶりだ‥‥‥一人で食事を摂るのは(後ろにレマがいるけど)。ちょっと、寂しいな‥‥‥。
朝食を摂り終えた俺はレマに連れていかれて父さんの執務室に連れて行かれた。この辺りから脳が働きだしたのか、少し意識がはっきりしてきて、父さんの執務室のドアの前に着いた頃には執務室から発せられる謎の気迫やらオーラで完全に目が覚めた。これが漫画なら後ろに効果音でも付きそうなものだ。
レマが俺でもわかるほど緊張した様子でドアを2回ノックした。少し間が空いた頃、執務室の中から声が聞こえた。
「誰だ」
たったの、2文字ーー漢字も含めたら3文字ーーの言葉なのに、それだけで威厳を感じさせる‥‥‥正直に言うとちょっと怖い‥‥‥今すぐ逃げ出したいほどに。
「レマです。申された通り、シズナ様をお連れしました」
「入れ」
「それではシズナ様、私は失礼します」
ちょ‥‥‥置いてくのか!?
「頑張って下さい‥‥‥」
おい!ボソッと小声で言ったのかもしれないが、「頑張れ」なんて無責任な事を言うなら、助けてくれよ‥‥‥怖いんだーーなんてことも言えるわけもなく俺はドアを開けて執務室の中に入った。
「今日からお前には自衛が出来るように鍛えてもらう。お前を鍛えるために指南するユニだ」
父さんは椅子を座ったまま、隣の人を呼んだ。俺はこの時初めてこの部屋に父さんと俺以外がいることに気づいた‥‥‥それまでは父さんから発せられるオーラで気配すら感じなかった。
「ただいまご紹介に預かりました。私はユニ・バークスと申します。以後お見知り置きを」
うわぁ~‥‥‥何か鎧らしいものを着ている外見と違ってすっごい礼儀正しい人だ‥‥‥こういう感じの人って苦手なんだよなぁ‥‥‥。
「では、今日からだが頼んだぞ」
「はい、承りました。ではシズナ様、私たちは外に行きましょう」
そう言ってバークスさんーーバークス先生は俺を連れて執務室から出た。
「モンスターのスキルを奪って進化する〜神になるつもりはなかったのに〜(修正中)」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
俺が異世界の中で最強~神様の粋な計らいは粋すぎていた~
-
1,654
-
-
究極の捕食者 ~チート融合スキルで世界最強~
-
1,185
-
-
異世界生活は突然に〜いきなりチートになりました〜
-
883
-
-
加護とスキルでチートな異世界生活
-
2,624
-
-
魔王に召喚された真祖で偽な吸血鬼!? ~種族チートから始まる異世界最強~
-
1,461
-
-
神王のスローライフまで
-
1,297
-
-
異世界に勇者召喚されたけどチートな一般人|(嘘)だった
-
1,414
-
-
最強家族のまったりライフ
-
1,076
-
-
チート過ぎる主人公は自由に生きる
-
1,245
-
-
黒竜転生〜ドラゴンに転生した男の物語〜
-
816
-
-
異世界に転生したら貴族になってたんだが.........
-
2,430
-
-
神様の手違いで異世界クラス転移~この世界はめちゃくちゃだ!~
-
714
-
-
神眼使いの異世界生活
-
2,668
-
-
“無能”から始まる世界最強
-
3,635
-
-
ドラゴンでもチートなのに、竜神になってさらにチートに!
-
580
-
-
異世界転移するような人が平凡な高校生だと思った?
-
1,565
-
-
貴族に転生したけど追放されたのでスローライフを目指して自前のチートで無双します
-
2,022
-
-
虐められていた僕は召喚された世界で奈落に落ちて、力を持った俺は地上に返り咲く
-
3,002
-
-
神たちは自重する気はないそうです
-
864
-
-
チートスキルはやっぱり反則っぽい!?
-
696
-
コメント